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YAトリビュートショー。
ツアーの最終日で、我が家にステイしてくれた子達の一番の見せ場のショーです。しかし、これが終われば親しくなったメンバーは帰国してしまう。 いつものことで分かっているけど、また会える嬉しさと、もう会えなくなるかもしれないの気持ちで複雑。 今回は、東北から一緒にOVER18に参加した子が来るというので、早めに行って一緒に写真を撮りました。当日券も少し出るということで、列が出来ていました。席を増やしてくださったそうです。 それから息子たちと遅めのランチで、会場を待ちます。 ショーはディレクター・アダムで子供たちとやったナンバーと、メンバーだけの織り交ぜて2幕構成です。 今回我が家に来たメンバーは、全員引退か日本にはもう来ないっていう子達ばかり。だからもう目を皿のようにして一挙手一投足見逃さないって気持ちで見ました。 春ツアー、3ヶ月長いと思ったけど、ミニゴジの受験なんかもあって前半はなかなか見に行けず、やっとみんなと会えたら、あっという間に終わりだった。 今回の子達は日本にきたことがあるベテランも多く、安定感があるメンバーでした。 ショーも、子供たちのへの接し方も本当に良かったと思います。 最後、ハグタイムはひとりひとり持ってきたプレゼントを渡して、写真を撮って、うちの子になってくれたお礼。でももうこの瞬間で会えないのかもなあって。 ロシャッドは震災にも遭遇して、それでもまた日本を選んでくれた。この気持ちが本当に嬉しかった。歌も上手い、ダンスも素晴らしい、指導も簡潔でスピーディーで、それでいて優しいし、こんなにパーフェクトな子がうちにいたんだなあと思うだけでも幸せなんだけど、うちでは本当に普通の子で、ママはなぜかソロで歌うめちゃくちゃかっこいいろシャッドの姿を見ながら、レストランで嬉しそうにステーキとグラタンを食べている姿ばかり思い出されて、ちょっとうるうるきました。 テイラースコットは、ゲーム上手で、話も良くしてくれて、チビゴジはほとんど年の離れた弟のようにWS中も付きまとっていました。正直指導をしていく中で、べったり付きまとわれると邪魔になることもあると思うんだけど、嫌な顔一つせず、チビゴジのおしゃべりも聞いて、自分の出番の仕事はこなしてと。 そして、ママがステージの前に出られずにいたら、すごく元気づけてくれて、前に行ってね~、大丈夫、ママならできるよ!とか、甘いマスクと声で褒められたら、みんな自信がなくても、そうだね、頑張るよーって思っちゃうよね? 彼はお別れが悲しいと私が話していたら 「ママ、僕本当に日本が大好きなんだ。だからいつか絶対日本で仕事する。寂しくないでしょ?」って。 もちろん夢物語ではなく、具体的に動いているようです。 最後まで励ましの上手な子でした。 ゼイゼイは次は別のツアーが決まっていて、それでも帰ったらメールするね、荷物が付いたら知らせるね、と約束してくれました。忙しいのにね。ママ、僕このことが心配なんだ、とか、レストランでたくさん注文しても大丈夫?とか(でも全然たくさんじゃなかった)大きな体に反して繊細な、そして細やかな気遣いの子でした。 子供たちは大きくって優しいゼイゼイが大好き。特に白いTシャツの小さい子達はゼイゼイに親しんでいた子が多かったですね。本当はまた日本に来て欲しい。気が変わるといいんだけど。 アベルは自己紹介ではアメリカの子ってことになっていたけど、本当はパラグアイ出身で、留学生でずいぶん帰っていないんだそうです。もうパラグアイにも帰らないとならないだろうし、ツアーはあっても、日本はもう無理かも、って。 「だったら、ママがパラグアイに行ってみたい!」と。「ママの夢はステイした子達にその国で合うことで、本当にあった子もいるんだよ」って話したら、ぱーっと顔が明るくなって、「そうしよう!パラグアイで会おう!」って。 本当はパラグアイってどこ?ぐらいのレベルの私です。でも、もしも実現したらすごいよね。 もう一つ夢ができました。 ミニゴジにソロを教えてくれて、東北ツアーにも来ていたバディーは、「次のツアーどこ?」って聞いたら 「ママ、これで僕はおしまい」 まだ若いし、これからも日本に来てくれるかなと思っていたので、めちゃくちゃショック受けて「えー?」っていう私に 「大丈夫!僕日本で働きます。〇〇にいるからまた会える」って具体的な地名まで。やったー! バディーとはまた今度うちにステイした子達と食事しようねって話で。 ほかにも教わった子達や写真を撮った子達とお話して、またねーとビッグハグでお別れ。 最後にミニゴジがディレクターのアダムと話したいというので、行きました。 (チビゴジはもう帰る帰る体制だった) ディレクターの顔ぶれを見て、 「あ、アダムだー。ワークショップ受けられるかな?」と話していたミニゴジ。なんでかわからなかったんだけど、その謎はここで解けました。 いつもはもじもじしていて、なかなか自分から話しかけないミニゴジが、自分が話せる順番になるやいなや 「アダム、ぼく、アダムにジェイルハウスロックの ソロ教わったんだけど、覚えてる?」って話しかけたんです。 「当然覚えてるよ~」とアダム。 その時のワークショップの記憶は、ママは散々だった思いしかないんです。 ちょっと遠方まで頑張って行ったんだけど、ミニゴジは靴が合わなくて、足が痛いと泣き、もう結構重くなったのに駅までおんぶして、チビゴジの手を引いて両方をなだめ、長いあいだ電車に乗せて。 最終日もミニゴジは疲れすぎてガン泣き。 YAに馴染めているよそのお子さんを見ながら、うちの子たちは向いていないんだ、もう参加やめようかな?と思った後に、震災。 (それで日本にまた来てくれるメンバーに感謝してまたホストファミリーを始めちゃったんだけど) アダムと話せて嬉しかったのか、ミニゴジはそのあとも堰を切ったように当時のソロをもらえて嬉しかった気持ち、アダムが優しかったこと、好きなプレスリーをもらえて良かったと思ったことなど話してくれました。 当時はなーんにも言ってくれなかったんだけど? むしろきっと最悪な思いをして、音楽やダンスが嫌いになるかとか、無理強いしちゃダメなのかとかそんなことばっかり考えてたよ。 子供って分からないものですね。 でもまたアダムに会えたことでそんな話も聞けて、私が誤解していたことも分かり、大発見でした。 帰りはボランティア仲間のママの家族と一緒に駅に行きました。末のお子さんが卒園して夏ツアーから参加なのですが、ミニゴジを気に入って手をつないで一緒に歩いていました。女の子のとりとめもない話をうんうんって聞いているミニゴジの姿が頼もしく見えました。 もう暖かくなり、メンバーと一緒にあの大雪に悩まされた冬も去ったのだな、と思いながら帰宅。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 30, 2014 09:49:56 AM
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