銀河万丈よみがたり
今日は代々木上原で銀河万丈さんの朗読会。今回91回目でもうすぐ100回を迎えるという長寿イベントです。序盤の東海林さだお作品で笑い、連続読み物でわくわくし、後半の時代物で研ぎ澄まされた緊張感に浸り、とただの朗読ではなく「読み語り」という表現が実にぴったりな銀河さんならではの味わいが堪能できます。自分は第1回目から毎回ではないにしろちょくちょく見に来ているのですが変わらないのは銀河さんだけで立ち上げ時のスタッフもほぼ全員変わったし会場も転々としてきたんですよね。青二ミュージアムから始まって築地の兎小舎、新宿の東放学園、四谷の以志久、その後自由学園明日館や歌舞伎町PBP・久我山ドラゴンカフェなどを経て今の代々木上原さくらんぼに定着して3年が経ちました。今でも初回のことはよーーく記憶に残っているのであれから8年近くも経ったのだと思うと不思議な感じがします。さて今回は東海林さんのショート作品を3つやって連続読み物は浅田次郎さんの極道放浪記。毎度ひどい悪行の話だけど今回もだいぶひどかった(笑)そして最後の松本清張「無宿人別帳」から「流人騒ぎ」今まで読まれてきたこのシリーズは無宿人というだけでとっつかまって不条理な扱いをされて残念で後味の悪い終わり方をしてたけどこの作品はストーリー的にも終わり的にもすっきりまとまっていてある意味らしくないというかまあいい話なんだけどちょっとひねりが足りないかな?と穿った見方になってしまいました。終わった後渋谷に向かって歩いていると神山町にて葦?で編んだ篭が山積みになってる店があってちょっと気になって覗いてみたら前から欲しいと思ってた底の深い角型のかごがあったので購入してしまいました。100均とかのかごだと底が浅いか面積が狭いんでね。早速会社に持っていってダンボールとテープでちょちょいと工作してケーブルの収納BOXの完成。これで今までダンボールに投げ込んでたUSBとかFireWireのケーブルもすっきり収まりますな。