テーマ:新米社長の苦悶の日々(12)
カテゴリ:新米社長の苦悶の日々
昨日の朝、日めくりの暦を見て、日がよさそうだと、代表者交代の挨拶状を投函しました。ほとんどが市内宛てなので、おそらく今日着いていると思われるので、これまた日が良さそうな明日、会長と二人で、主な得意先に挨拶に行くことにしました。
税務署関係の機関に変更手続きに行った帰りに、手土産用の菓子折りを買って、阪神球団創立50周年の記念テレカが入っていた、ビニールのケースで代用していた名刺入れも新調し、準備万端です。連休明けには、対外的にも社長の顔にならなければなりません。 まあ、でも、ナンやかんやと揉まれて身が引き締まらないと、面構えは社長のものにはならないだろうなあ。昨日も、飛び込みで入ってきた、紙屋を母体に印刷業もやっている会社の営業マンが、たまたま、高齢を理由に廃業された得意先の業務を引き継いだ会社で、丁度仕事の注文を受けたところだったので、ちゃんと記憶にひっかかって、実はこうこうで・・・ てな具合に名刺交換をしたのだけれど、鮭が渡した名刺見て、二人連れのうち若い子の方は「社長ですか・・・?」って、口に出して言うとったもんねw。で、その子は普通に挨拶代わりに名刺くれたけど、お目付け役? で同行してた中堅(30代半ばかな)営業マンなんか、こっちが名刺渡してるのに、ろくに見もせんと、あげくに自分の名刺を出そうともせんかったんよね。 え? そこで鮭さんどう感じたの? ですか? もちのろん、勿論、中堅君には速攻「ダメ営業」のレッテル貼ってやりましたともさw 中堅君、キミが我が社から注文を取るまでの道のりは、ものごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっつ遠いでw でさ、今日、そこの会社の社長(多分。話っぷりから察するに)から電話があって、取引条件を確認したいって用件だったんだけど、電話とった時に名乗ってからの第一声が「ご主人いてはる?」だったんですよね。鮭が反射的に「社長のことですか?」って聞き返したら、何を当たり前なこと聞いとるねん みたいな口調で「そうです」って答えはりました。つまり、社長は「それなりに年をとった男性」だと、頭から決めてかかってるっちゅうことやね。 鮭もそういうとこイヂワルw なので、事務員のおねえちゃんになりすまして「留守しておりますが、お伝えできることでしたら承ります」とお澄ましでこたえました。そしたら、取引条件書いたファックス流しときますって言わはったんですね。勿論、普通は事務員相手に、取引を始めるにあたっての決済の条件云々は言わないので、それ自体はどうってことないんですが、言い方がかなり横柄だったので、ちょこっと「実は昨日偶然、御社の営業の方が飛び込みで見えられたんで、少しお話させて頂いてました」と話を振ってみました。 そしたら、急に愛想よくなりましたw。 そうでっか、誰がよせて(うかがわせて)もらってましたかな? って。 名刺をくれた営業マンの名前が結構珍しい名字で頭に残っていたので、とっさに○○さんでした というと、なるほど 的な相槌を打っておられました。 仕事「させてやる」ことを武器に、売りつけろ と発破かけんだろうなぁきっと。 でもざ~んねんでしたw 名刺を差し出さなかった中堅君を、会社の顔としてインプットし、ファックスを送り付けて一方的に支払条件を決定する御社は、気持ち良く、協力体制でお付き合いしたい会社リストからは、はずさせて頂きました。ちなみに、廃業された元々の得意先は、いつもニコニコ現金振込みでしたが、新しいところは10万以上は120日の全額手形決済。ウチみたいな零細企業でも、古~い取引先以外は半金半手だぜぇ。金足りんでピーピーいうてるけどw っていうか、普通初めてなら、仕事頼む前に条件整えるもんじゃないの? ましてや前任があるのだから、そことの条件に違いがあるなら、一報あって然りだと思うんだけど・・・ え? 今時客を選んでどうするねん、新米のくせに ですか? まあ、確かにね。政府指定に不況業種で、売り上げもじり貧ですから、仕事をくれるお客様は神様です けどね。でもまあ、「やってやる、させてやる」的に、常に上からしか物が見れないっぽい方がトップの会社に、将来性を感じれるのか? と問われれば「NO!」なんだよなあ、鮭の場合。 やっぱ社長の器じゃないかも(^_^.) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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