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元・占い師 ルビー

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2010年12月05日
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 先ほどの記事の続編として読んで下さい。

 先の記事の文末(ぶんまつ=文章の終わりの部分)に、「命以外は失っても怖くないのだと悟ることができれば、生きる勇気も湧き上がってくると思います。」と私は書きました。

 私の生きた経験では、未婚女性のかたの悩みや苦しみでは、「彼の心を失う不安」が圧倒的に多いですよね。占いのお客様に限定した事柄ではなくて、女性一般に当てはまると思います。

 では、なぜ彼の心を失うことが怖いのか検証してみたいと思います。この場合、彼を恋人と考えます。

 未婚女性の心理として、男女共に恋愛を意識して交際していたら、彼とのご縁を紡(つむ)いでいきたいと願うのは当然でしょうね。

 彼とのデートの後は、「今日のデートのような楽しい日々が未来も続きますように」と、女性は願って、独り眠りにつくと思いますね。(未婚女性の場合)

 布団の中で、目から上だけ出して、その日のデートの一部始終を反芻(はんすう)します。こういう記憶の巻き戻しと再生は、独りの楽しい時間ですよね。

 だからこそ、彼の自分(女性)への気持ちを失いたくないと思い、失う怖さが、ふっと心を過(よ)ぎったりするのでしょうね。

 では、彼の心を失う怖さの正体は、何でしょうかね。

1.彼そのものを失いたくない。

2.彼との交際を世間に知られているために、彼との交際が終わると世間体が悪い。→ 周囲の人たちの、自分を見る目が気になる。

3.彼の心を失った後に、彼より素敵な男性と巡り会えるかどうか不安である。 → 自分の将来が気になる。

 この文章をお読みのかたは、既婚のかたもいらっしゃると思いますが、皆さんは、上の1.2.3のいずれでしょうかね。

 上の1.2.3以外にも、彼との縁が切れたら、お金も損をするとか、そういう不純な間柄もあるかもしれないですね。(タイプ4)

 しかし、タイプ4は、私の考えでは論外ですし、ご聡明な読者の皆さんにも無縁の感情ですからね。

 話を本筋に戻すと、通常の未婚女性でしたら、上の1が多いでしょうね。

 「私は彼が大好きだから、彼の心そのものを失いたくない」と悲しく思うのでしょうね。

 では、2の女性は、いかがでしょうか。彼を失うことよりも、彼との縁が終わることにより、「彼女は、彼に振られたらしいよ」と、周囲から失恋した女性だと思われることが、世間体(せけんてい)が悪いのでしょうね。こういうタイプの女性は、感情が勘定つまり、損得勘定につながり易い性格でしょうかね。

 次の3の女性は、いかがですかね。意外にもドライというか、割り切った性格でしょうかね。彼という存在に音楽のCDのような互換性を感じているのかもしれないですね。

 私の経験上では、失恋から立ち直り易い順番に、 3.2.1 ですね。

 タイプ3は、過去の彼のことも、周囲の自分を見る目にも無頓着(むとんちゃく)なので、失恋からの立ち直りが早いですね。
 
 こういう女性は、新しい恋愛をし易いです。以前交際していた彼よりも、新しい彼のほうが美男子であれば、「昔の彼と別れて良かったわ」と、淡々としているでしょうね。もちろん、美男子以外に、頭脳が優秀であるとか、優しいとか、女性から見ての男性の長所は、さまざまですからね。

 タイプ2は、彼を失う事よりも、彼女自身の面子(めんつ)や面目(めんもく )を失う事のほうが重要であり優先みたいですね。だから、「次も、失恋をするのではないかな」という風に、失恋への恐怖はでき易い傾向がありますね。

 タイプ1は、自分の未来よりも、周囲の自分を見る目よりも、彼の気持ちが大事なので、失恋を認めたくなくて、占い行脚(あんぎゃ)になる女性が多いですね。(占いイズムのお客様のことではないです。)

 いずれにしても、不安を持つ心理の根底は、「私は、幸せにはなれないのではないかな」という、不幸に対する怖れでしょうね。

 しかしながら、占い師として言えることは、あなたが、心を正しく持って生きていれば、恋人の心を失った場合にも、怖がる必要はないです。

 自分には必要がない人だから、自分との縁が遠ざかったのだなと、淡々と思って下さい。


 文責 占いイズム  ルビー


 ( 後書きとして ) この文章は再掲です。


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最終更新日  2010年12月05日 20時57分39秒
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