元・占い師　ルビー

　皆さん、今晩は。もうお休みになったかたも多いでしょうかね。

　今日は、相手に不満を抱（いだ）いた場合について書いてみます。

　家族の間柄であっても、友達関係であっても、また仕事における知り合いであっても、生きている限り、相手の言葉や行動に不満を抱（いだ）いてしまうことは多々ありますよね。

　不満を抱いた場合の人間の対応は、次の３通りに分類できるでしょうね。

　１．外罰型　・・・外を罰しようとする。つまり相手を責める。

　２．内罰型　・・・内を罰しようとする。つまり自分を責める。

　３．無罰型　・・・外も内も罰しない。　つまり相手も自分も責めない。


　まず１の外罰型は、人格的に幼くて、人間に対する好悪（こうお＝好き嫌い）の感情が激しい傾向があります。

　恋愛において顕著（けんちょ）ですが、恋愛関係が壊れた場合に、相手の不実（＝不誠実）だけを責めてしまい、自分は反省することが少ないために、次も似たような恋愛をして、また似たような失敗につながる場合が多いですね。

　仕事もまた然（しか）りですね。ある人が人間関係にうまくいかず転職したところで、次の職場にウマが合わない人があって、また同じ事を繰り返す傾向があるようです。


　次に、２の内罰型は、相手を責めない点において、比較的に、人間が穏やかであったり、人格的に良く出来た人が多いですね。特定の宗教があったりして、信心深い人にも、こういう傾向があります。

　自分の非を拡大する傾向があり、不運を嘆き過ぎて、人間嫌いになったり、現実から逃避する傾向が多いようですね。

　内罰型の人格をうまく活かす職業に従事できれば、この型の人には、職業適性が見つかり易いです。

　独り働きが向くタイプですからね。


　最後に、３の無罰型について説明します。

　私は、恋愛、友情、家族関係、あるいは習い事や仕事など全般において、無罰型が理想だと思います。

　もちろん、自分がどういう理由で、相手に不満を抱（いだ）いてしまったのか、あるいは何が原因でそういう事態を招いたのか、自分を客観視することは、今後の為には重要でしょうね。

　ただし、２の内罰の傾向も少しは持ちながらも、大筋においては無罰型、つまり自分も相手も罰しない考え方でいきたいものですよね。

　無罰型の人格のかたは、ウマが合わない人や好きになれない相手の長所を見ることができます。そこが長所です。

　無罰型の人は、公平にして公正なところが長所なので、教育者になってほしいです。

　教育者とか指導者という人生を選択しない場合でも、無罰型の人は、精神的に幸せな人生を送ることができるように思います。

　
　（後書きとして）　　次の機会に詳しく述べたいです。


　　文責　　占いイズム　ルビー



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