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昨年の11月30日に占いイズムが閉鎖されてから、丸1年の歳月が経過しました。その後も私のブログを訪れて下さる人たちがいらっしゃって、深く感謝します。
☆ ☆ ☆ さて、人生の年輪を重ねると共に、完全なもの(者あるいは物)は無いことを実感する日々です。 私自身、お恥ずかしい話ですが、10代の後半から20代前半にかけては、他者(自分以外の人間、家族も含む)に対して不平や不満を抱(いだ)くことが多く、その不満が不幸な感情につながっていました。 1.人間そのものが完全ではない。人格者でも欠点はある。 2.人生そのものが完全ではない。不平や不満を抱(いだ)いていたら際限が無い。 まず、上の1について、 人間は欠点がある者です。あなたにとって身近な他者は家族です。皆さんは、家族の欠点にも気がついていると思います。同様に、家族もあなたの欠点に気がついているでしょう。 だから、人間がふたり居れば、なんらかの意見の違いがあるのか当然でしょうね。他者の欠点に対しては寛大になれるように努力したいものです。 次に、上の2について 私は「人生そのもの」という表現をしましたが、平たく言うと人間が気に掛かるのは幸福でしょうね。 幸福については、自分で「私は幸せだ。」と思うことができてこそ幸せでしょうね。 世間の人たちがあなたを見て、「〇〇さんは幸せだ。」と思ったところで、あなたが幸せだと思うことができない場合は、不幸にして幸せではないことになります。 では、どうすれば、「幸せだと思うことができるか。」が肝腎要(かんじんかなめ)ですね。 これは年輪を重ねると次第に理解できることですが、「完全なものは無い」と悟ることでしょうね。 悟るという言葉が抹香臭い(まっこうくさい=仏教的)と感じるのであれば、「手放す」と考えて下さい。 完全なものはいない。→ 完全な者(=人)は、いない。 完全なものはない。 → 完全な物 (品物、土地や家といった有形のもの)や、完全円満な幸せはない。 読者の皆さんには釈迦に説法ですが、日光東照宮の陽明門の逆さ柱(さかさばしら)、姫路城の揚羽蝶(あげはちょう)を逆さにした家紋の瓦などで、おわかりだと思います。 日光東照宮の柱も姫路城の瓦の文様も、「完成した瞬間から建物の崩壊が始まる」という故事に則(のっと)って、職人らがわざと逆さにして未完成のままにして繁栄を願ったそうです。 人間も願望の全てが叶ったら、衰退が始まるのでしょうね。 < 後書きとして > 中学生や高校生にも読んでほしいと思って、私は日記を書いています。 おとなのかたには、おこがましいですが、ご容赦下さい。 文責 元・占い師 ルビー ↓ マカロンをクリックして下さる人たちの幸せを祈念しています。 人気ブログランキングへ とれまが お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月04日 02時26分00秒
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