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元・占い師 ルビー

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2018年10月11日
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カテゴリ:占いや人生相談 
☆皆さん、今晩は。お元気でお暮らしでしょうか。

 本日は、人間が誰かに相談してみたい時、あるいは占い師の鑑定を求めたい時の心理を考察したいと思います。

 人が他者(自分以外の人間)の感想や意見、あるいは鑑定を求める時は、自分が考えていることを肯定してもらいたいのではないでしょうか。

 ある人が恋愛について友人に相談する場合、友人から「相手もあなたのことを好きなんだね。」と言ってもらいたい気持ちが強いのでしょうね。

 復縁の相談であれば、友人から「大丈夫。また仲直りができるよ。」と応援してもらって、ご自分の不安を打ち消してもらいたいのでしょう。

 相談相手が友人の場合は、「あなたには気の毒だけど、相手はさほどあなたのことを好きではないと思うよ。」とか、「もう復縁は諦めて、新しい人生を踏み出した方が良いと思う。」と言われて、落胆したり、内心では軽い怒りを覚えたとしても、友人に対して怒ることは少ないでしょう。

 しかしながら、相手が占い師の場合は、「せっかくお金を払って、鑑定してもらうことを思いついたのに、私が聞きたい内容とは違った。」と不満を言ったり、「両思いになるための対策を教えて下さい。」と詰め寄ったりする訳です。

 人間には、自分が思っていることを他者から肯定してもらいたい、自分の意見には賛同してほしい、という承認欲求があるのでしょうね。

 もちろん承認欲求は誰でもあると思います。あるからこそ、人間は赤ちゃんから幼児期にかけて脳も心も発達していくのでしょう。

 私は心理学者や精神科医ではないので、こういう分析は口幅ったいのですが、おとなになっても承認欲求が強い人は、幼児心理が残存していて、常に人から褒めてもらいたがる傾向があるように私は考えています。

 具体的に言うと、ご自分が交際している相手から「私は好かれている。」という実感があれば、友人や占い師に、「相手は私のことをどう思っていますか。」と尋ねる必要は無いでしょう。

 実際に、人間は、ある人から好かれている確証を得ていれば、他者に対してわざわざ質問したりしないものです。

 例えば、小学生の子どもでも、「私の両親は私のことを親身になって思ってくれているでしょうか。」などと人には聞かないものです。

 それは、なぜか。それは、自分は両親の庇護(ひご)のもとに生きている、という安心や信頼があるからです。

 そういう意味で、恋愛の相談を人にする場合は、ご本人の潜在意識の中で、「無理かもしれないな。」という不安があるのでしょう。

 そして、その不安を払拭(ふっしょく)してもらいたくて、人は友人の意見を求めたり、占い師の鑑定に縋(すが)ったりするのでしょう。

 裏を返せば、ご自分が抱えている悩みが、ご自分が望む方向で解決しないであろう予感があるからです。

 占い師ではない人であっても、直感や第六感を持っているということです。

 また、占いのお客様の中には、言霊(ことだま)を信仰するような気持ちがあり、神に近い存在の占い師から「彼はあなたと両想いになる。」とか「彼女は、あなたの妻になる。」という言葉を発してもらったら、その言葉つまり言(こと)は事に通じると過大な幻想を抱(いだ)いていらっしゃる人もいます。

 占い師の力を評価して下さるのは有り難いですが、占いの力で宿命を変えることができるのであれば、王侯貴族や大財閥はすべての願いを実現できるはずですが、実際はそうではありません。

 残念ですが、宿命は定めなので変えることはできないです。

 しかし、運命は努力によって変えることができます。

 具体的に言うと、「私はAさんとは縁が無かった。これも定めなのでしょう。でも、真面目に生きていれば、良い運命に変えることができるはず。明るく前進しよう。」と考えてほしいです。

 だから、相談や鑑定で、ご自分が思いたいことと異なることを言われても、怒ったり反発したりしないで、冷静に友人や占い師の言葉に耳を傾けて下さい。

 文責 元・占い師 ルビー 

 ↓ 南瓜(かぼちゃ)をクリックして下さる人のご健康と幸せを祈念しています。


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最終更新日  2018年10月11日 01時21分48秒
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