2020/10/02(金)01:22
生きる事について
☆皆さん、如何お暮らしでしょうか。
最近、俳優さんたちの自死が相次ぎまして、大変に残念な事です。
自(みずか)ら死を選ぶという事は、その人にとってはよほどのつらい出来事に直面して、生きていくことに対して希望を見い出せない心理状態だったのだろうと推察します。
他者である私が自死をされたご当人の気持ちを想像したところで、あくまでも推理の域を出ない事ですし、人の死に対して慎重に語るべきですが、長い年月に渡って占い師をしてきた立場から、あえておこがましい事を書かせていただこうと思います。
人間は誰しも苦悩する場合が多々あります。
生まれた後、記憶がある頃から亡くなるまでには、学業成績、進学、就職、結婚、出産、それから子育てなど、さまざまな事があります。
ちょうど運動のハードル走のように、次から次にハードルを乗り越えて生きていき、何も無くなった時が人生の終焉(しゅうえん)と言えるでしょう。
人間が悩んだ時に誰かに相談しても、
「皆、それを乗り越えて来ている。しんどいのはあなただけではない。」
「生きていたらきっとまた良い事もある。笑う日も来る。だからがんばろう。」
という紋切り型の答えが返ってきて、相談したことを後悔してしまうこともあるのではないでしょうか。
例えば選択肢がある場合の悩みであれば、相談された側も返事がし易いでしょう。
「今、Aさんとの縁談があります。交際してみましょうか。あるいは今回はご縁が無かったことにして丁寧にお断りしましょうか。」
というひとつの事柄に対して受け容れる、あるいは断るという場合は、相談された人もなんらかの返事ができます。
複数の事柄から選ぶ場合、具体的にはA大学、B大学、C大学に合格したからどの大学に入学しようかという嬉しい迷いは相談する価値があるし、相談される人も良い意味で気楽に返事ができますよね。
話を元に戻すと、シェイクスピアのハムレットの名言ではないですが、「生きるべきか、あるいは」と悩んでしまった場合は、命を全(まっと)うすることを選んでほしいです。
私はこれまでの人生において、つらい経験をしたことはありますが、自死を考えたことは無いので、深く悩んでいる人たちの心の襞(ひだ)にまで分け入って回答はできていないかもしれません。
しかしながら、人間としてせっかくこの世に誕生したのですから、人生という舞台で充分に活動してほしいです。
人間は全員、自分の人生では主役です。
あなたの人生において主役はあなた、家族や友人や知人はあなたの人生での登場人物です。
人生の最期(さいご=死に際)まで自分の舞台を完結させて下さい。
文責 ルビー
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