タイガース非公式サイト2代目

背番号１は今回で終わりです。

背番号１（その４）

中込　伸　投手

　１９８９(平成元)年、ドラフト１位でタイガース入団。ルーキーイヤーから６年間は背番号９９をつける。１９９５（平成７）年、オマリーが抜けたため背番号１を引き継いだ。

　剛腕として期待が大きかったが、怪我も多く、２回のひじの手術が球威を失わせた。自己管理の甘さもあって、野村監督にも干されてしまう。

　２００１（平成１３）年、移籍してきた谷中真二に１番を譲り、５５番をつけたが、１２試合で３勝に終わり、この年のオフに自由契約に。

　２００２(平成１４）年からは台湾プロ野球に移って活躍したが、八百長問題へのかかわりなどの疑惑もあり、２００５（平成１７）年を最後に身を引いた。

谷中真二　投手

　２００１（平成１３)年のシーズン途中、西武ライオンズから平尾とのトレードでタイガース入団、中込から１番を譲り受ける。

　タイガースでは何でもこなせる便利屋として３年間で１５勝１４敗、防御率３．６８。先発としての安定感もあったし、リリーフも無難にこなした。

　２００４（平成１６）年にオリックスへトレードされ、楽天、西武と移籍して２０１０（平成２２）年に引退。

鳥谷　敬　内野手

　２００４（平成１６）年に早大からドラフト１位でタイガース入団。。ドラフト１位選手がルーキーイヤーから背番号１をつけるのは、野田浩司に次いで２人目である。ちなみに早大時代も背番号1だった。

　タイガース入団後も背番号１は変わらず、すでに１２年を経過し、この背番号を背負った最長記録を日々更新している。

　ドラフト１位の中込がオマリーから引き継いだあと、トレードで来た谷中が短期間つけてやや意味合いが変わったが、また、ドラ１の鳥谷が引き継いで盛り返した。

　現在はキャプテン、いずれは監督が目される鳥谷がつけたことで、「１」はタイガースの重要な背番号として確たる地位を築きつつあるといえるだろう。この先、鳥谷が監督になった場合は「1」をつける可能性が高いと思う。

背番号２へ続く

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