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カテゴリ:タイガース時事報告
2016年7月20日 阪神2‐6読売 16回戦甲子園 阪神5勝10敗1分 青柳投手はまだまだ楽しみ 今日の青柳投手はキレのあるボールを投げていました。結果的には敗戦投手になりましたが、それほど悲観することはないと思いました。実際に読売打線は手こずっていましたからね。 5回2/3で103球投げてるのを見てもわかるように、まだカウントの整え方や、そもそもの細かいコントロールが磨かれていないだけ。ボールのキレ味は鋭いですから、あとは精進あるのみです。投球術が身についてこれば、いずれローテに入る力を持った投手だと思います。 これも一つの選択肢だよね! 今日はこれ以上試合内容を振り返るのはやめます。注目したのは今日のオーダーです。5番ファーストで原口選手を使い、8番にキャッチャー梅野選手を入れましたが、これは非常に評価できる試みだと思いました。 梅ちゃんはルーキーの年に7本塁打しているように、大学時代からバッティングの評価は高かった選手です。守りの面ではワンバンなどの処理やミットさばきに難があると言われていますが、肩は強い。問題があるのは練習の積み重ねで解決していくことのできる部分です。 昨年はメッセンジャーとのコンビで勝てないことから、インサイドワークに自信が持てなくなり、バッティングにも影響して、安打数が49から33に、ホームランも7から4へと成績が落ちてしまい、それが今年になっても尾を引いています。しかし、バッティングのセンスや飛ばす能力はある程度天性のものだけに、埋もれさせてしまうわけにはいきません。 一方、原口選手は、持ち前の長打力を十分に発揮しているし、打率も高い水準をキープできています。ディフェンスの点で、肩の弱さや、外角一辺倒のやや弱気のリードなどが指摘され、まさに「天は二物を与えず」という感じです。 ということで、お互いの好いところを引き出すには、今日のように原口選手をファースト、梅ちゃんをキャッチャーとして使うのが妙案ではないかと思うんですね。少なくとも二人がともに持っているバッティングセンスを生かすことができるのが大きいんです。 この二人がそれなりに力を出せるようになれば、2人とも二ケタのホームランが打てる選手になるだろうことは容易に予想できます。相性のいいピッチャーによって入れ替わってもいいしね。どちらかがベンチなんていうのはもったいない! 今日は、面白い可能性を試したオーダーだったことを評価して終わりたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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