2016.05.11

どぐされ球団その1

突然ですが
 みなさん「どぐされ球団」という漫画をご存じですか? ある程度の年代の人は覚えていると思います。竜崎遼児さんが月間ジャンプに1978年から約5年間連載していた野球漫画です。単行本は全19巻、概要は次のような感じ。
 主人公は鳴海真介といって、高校野球界では江川2世などと呼ばれた剛腕投手でスラッガーでもありました。甲子園準決勝でデッドボールで右手人差し指を失い、投手生命を断たれて故郷長崎で漁師でもやろうとしていたところ、明王アタックスに代打専門としてスカウトされ入団します。
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 明王アタックスとは架空の球団で、セリーグは7球団という設定です。この球団の強欲な水流オーナーは、過去に試合で殺人をしてしまったとか、少年院にいたとか、片眼を失明してしまった元バスケット選手など様々な過去を持ち、他球団からは声が掛からないが一芸に秀でた選手を安くスカウトし、一人前になったら高く売るという順位度外視の商法をしていました。主人公の鳴海もその一人です。
 鳴海はハンディを克服しながら、持ち前の長打力で成長していきますが、チームメートの人生や、ライバルたちとの戦いの中で、いろいろなドラマにかかわっています。最終回はトレードか引退かをかけて打席に入り、快音を残して打球が飛んだところで終わっています。とても感動的でした。
 この物語は巨人の星やドカベンなどとは趣が違い、球団経営、監督、コーチ、スカウト、トレード、 グランド整備員、審判、公式記録員、番記者などプロ野球に携わる様々な関係者の裏事情など、プレーだけではない逸話が盛り込まれ、非常によく取材して描かれているなと感じます。
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 野球機構の了解のもと、他球団の選手はすべて実名で登場しているので、現実味のある物語になっています。今読み返してもとても面白い漫画です。竜崎先生はちょっと長嶋を美化しているところがありますが、当時のプロ野球というものがいきいきと描かれていますね。
 次のブログで、自分が良く覚えている、とても感動した回について書きます。きっと興味を持たれるんじゃないかなと思いますので読んでみてください。 
 
 

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Last updated  2016.05.11 13:19:48
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