悪魔の野球辞典（１）

【松田元】

広島カープオーナー。
「山本監督は終身監督」「お前がいなくても激励の夕べは出来る！イヤなら
出てくるな！」「広島の方針は子飼い優遇です」などというチーム愛に溢れた
発言でファンの失望を一気に集める名オーナー。

【フリーエージェント】
そのチーム愛が本物かどうか試される現代の踏み絵

【ヨシノブ】　チンプレイの名手

【日本プロ野球選手会】
か弱いプロ野球選手を球団の横暴と世間の無理解から守るために組織された、
日本で最も高給な男達しか加入できない労働組合
【おもてうらいったい】
やくみつるに散々突っ込まれたヤクルト角の名言。
【ラッキーゾーン】
今は亡き諸刃の剣

【セゲヲ】
(1) 日本プロ野球界で最も愛され、最も憎まれた男
(2) ジュネレーション・ギャップのメルクマール

【乱闘】
マスコミ向けの選手によるサービス。多少痛い目に合うが宣伝効果は大きい。

【TBS】

見当はずれな監督解任や、ドラフト大コケなど連日ファンに話題を提供する「ドラマのTBS」。
なげやりな球団経営はそのまま順位に直結することを教えてくれた。

【死のロード】
夏の高校野球選手開催時に甲子園を明け渡す為に続く
遠征試合の苛酷さを表現した言葉
但し、大抵の場合この時点で阪神は既に死んでいるので
『死者に鞭打つロード』となっているのが実状

【センス】

有能な人間が、なんとかして無能な人間から区別して欲しいと願い、
そのケチな野心がほんの少し満足できる程度に生まれつき備わっているもの。

【十年に一人の逸材】

普通でないこと。つまり、嫌われること。

【生え抜き選手】

ＦＡ移籍してきた選手の前に立ちはだかる無価値な人間。

【5年12億】

一度契約するとクーリングオフはできません

類義語多数あり

【来年こそは】

妄想の一種。

【シーズン】

５０～９０の失望がやってくる周期。

【ファール】
打球がよく見えませんでした

【ジグザグ打線】
「左対左」理論が完全に覆されつつある今日、これも一見すると無意味な
ものに見えるかもしれないがその時代遅れの理論に粘着する多くのアホ監督
どもに対する嫌がらせという点で効果が期待できる実はかなりのすぐれもの

【熱血指導】

未熟で世間知らずの若者を苦しめる神経症の一種。
大の字にへたり込むまでの熱情。