テーマ:シャンパーニュ(62)
カテゴリ:シャンパーニュ
みっきさんがこの会の為に持ち出してくれたのがアラン・ロベール『メニル・トラディション』1986です。嬉しいです。みっきさんは昨年はクリュッグ [1990]を持ち出してくれました。いつも感謝感激です。 余談ですがみっきさんには某ワインバーで『メニル・トラディション 79』もゴチしていただき、飲み会での85を含め3ヴィンテージ飲んでいます。 あと90で制覇です 通常ワイン会ではアペにシャンパンを飲むのですが、コレ級は別扱いです。食前に飲むのは己知らずの無知なやからです。暗黙の了解でラストに出番を決めました。誰もがわかっているので私のサーヴに任せています。 したがって3番目のワインは レグリーズ・クリネ 03 です。 香はパワフル。カフェオレなどミルキーで、且つジャミーな香。 濃いだけではなく・・、なんて表現したら捕らえやすいでしょうか?? 重いワインなんですが、その重さを持ってしても疲れさせずに口中に至福感をもたらせる、果実味と樽からのタンニンの絶妙なニュアンス、うまく融合された甘みがあるんです。 わかりづらい表現になるのですが・・・ サンテミリオンやポムロルを愛する者にのみこの享楽的な世界が理解できる点なのです。 ロバート・パーカーが表現する『享楽的な・・・』がサンテミリオン、ポムロルに多いのは、こういった独特のセクシーさによるものなのでしょうね。 最近飲んだCh Moulinet [2004] もこの部類に属します。 料理は 一応、肉系サラダとブリステーキをオーダーしました。 この2つの料理も美味しかったです。 ブリステーキはかなり美味しかったです。みんな絶賛したました。 魚ですが油の乗ったブリのステーキですのでレグリーズ・クリネに相性が良かったです。 そろそろドンチャン騒ぎのように盛り上がってきました。 いよいよメニル・トラディションの登場です。 料理??をチョイスでですがみなさんのチョイスは なんとも皆さんはデザートをチョイス。このようにわかりあえるメンバーと飲み会すると意見が一致します。 さてデギュです。 焼きリンゴ主体でトゲがなくまろやか。口中からその液体が流れきる直前に、まだ液体が引っかかるように流れきらない。その引っ掛かりが香を残し、余韻は長い。 シャンパーニュとして飲むのは間違い(今日の参加者は理解してます)、白の熟成の球体あるワインとして飲むレベルです。 クリュッグ90や88のような天津甘栗はない。栗が入るとその分今回のようなスタイリッシュなエレガントさに欠けます。85が栗の入った熟成感あるタイプで、熟成の深みを問われましたが、今回の86はタイプが違う『スーパーモデル』のように限りなく体系をシャープにしつつも人を魅了させるよな存在感ある白ワインです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[シャンパーニュ] カテゴリの最新記事
|
|