2009/06/29(月)17:00
バルバラ異界をよみなおす
バルバラ異界ふたたび!
ということで改めて読んでみる。
ものすごい質のいい小説を読んでるみたいだ。
大変救いがないようなあるような・・
お母さんが非常にリアリティを感じる。
これいったい「残酷な神が支配する」ってどのくらい
名作なんだろう。
☆
いじわるの種について考える。
年をこえて長く人と付き合ってると、
いじわるの種・・とか弱さの種・・・・とかにくしむ種・・
とにかくいろいろな種みたいなのを
ちらっちらっとその人の中に見ることがある。
毒とかストレスとかをためるとその種が育ったりする。
20代後半になってくると、だんだんちらっとみえてくる。
10代20代では若さや代謝のよさで
あまり育たなかった種(たまごかもしれない)が、
20代後半からだんだん芽を出してくる。
どういうものを見て、どういうものを選択してくるかで
その種を人生でどう扱うか選択することができる。
あまり育たないようにしてうまく付き合うこともできる。
育てても、人生のなかで
ものすごくうまく消化/昇華することもできる。
育てて、そのままその果実に人生を明け渡す人もいる。
どうなるんだろう。
とにかく、20代後半になってきて、そういう種が
いままでなかった人のなかに
ちらっと見えてくることがあるんだな~、と思う。
つまりなにを選択するか、なんだろうな。