ネット情報の活用法 その1897
超能力対決漫画といえば、大友克洋作品の「AKIRA(アキラ)」が有名だが、アラ還暦世代には、バビル二世のほうが印象深い。内容はほとんど覚えていないが、テーマ曲だけは一番のみだが、よく覚えている。♪砂の嵐にかくされた バビルの塔にすんでいる 超能力少年バビル二世 地球の平和をまもるため 三つのしもべに命令だ「やぁ!」怪鳥ロブロス空をとべ ポセイドンは海をゆけ ロデム変身地をかけろAKIRA (漫画) - Wikipediaバビル2世 - Wikipedia水木一郎 バビル2世 歌詞 - 歌ネット作詞者は東映二となっているが、ググっても情報はでてこない。この歌詞内容をみると、オカルトのにおいがする、特に古代アトランティス時代のフレーズがみられるのがわかる。このバビル二世の以下のウイキ解説の基本設定をみると、『はるか昔、地球に不時着して帰れなくなり住み着いた宇宙人・バビル。彼が残した遺産・バベルの塔と三つのしもべを受け継いだ超能力者・浩一が、世界征服を企む悪の超能力者・ヨミと戦う物語。』とあることから、以前このブログでもとりあげた、ついこの間話題になったバカリズム氏のホットスポットの宇宙人高橋さんの設定とよく似ているのに気が付く。ホットスポット (テレビドラマ) - Wikipediaバカリズム氏が、バビル二世から構想を得たのかどうかは定かではないが、このように、バカリズム氏のドラマには、オカルト知識が散りばめられていて、バカリズム氏の前世が古代アトランティス時代と関係しているのが、なんとなくわかるようでもある。バビルの塔とは、聖書のバべルの塔にちなんだものだろう。聖書や神話を知らんと理解できんアートが多いのでエピソード別にまとめてみる(旧約聖書篇10) 〜「バベルの塔」|さとなお(佐藤尚之)バベルの塔のエピソードを簡単にまとめておこう。もともと世界の人々は、ひとつの言葉を使って話していた。そこに、東から移動してきてシナル(シュメール)の平野に住み着いた人々が「天まで届くタワーを築いて、有名になったろうぜ。そしていろんなところに散らばらず、みんなでここに住もうぜ」と企てた。そして、塔を建設しはじめ、かなりの高さに達した。それを見た神が、怒るというか、憂うわけ。「彼らはひとつの民で、みなひとつの言葉を話しているから(意志の疎通が自由だから)、こんな大それたことをし始めたのだ。直ちに言葉を混乱(バラル)させ、互いの言葉が聞き分けられぬようにしてしまおう」で、バルス!じゃなくて「バラル!」人々は言葉が通じなくなり、世界各地に散らばらされ、この町の建設をやめた。このバベルの塔の出来事は、恐らく古代アトランティス時代の話なのだろう。さて、子どものときの、このバビル二世の歌が流行った約10年後の80年代に、バブルの時代が到来し、バブルの塔ならぬ不動産や土地、株を買ってローンで住み、3つのしもべに命令しながら投資生活をエンジョイしたバブル二世が銀座界隈を中心に沢山いたのが記憶にまだ残っている。3つのしもべは、次の3つの神話となっていた。第1章 自律的回復の芽生えがみられる日本経済- 内閣府◎消えた三つの「神話」こうした中で日本経済の本質と気質も変わりつつある。1955年頃「戦後体制」が確立されてから90年の「バブル崩壊」に至る35年間,日本経済がほぼ一本調子に拡大する「右肩上がり」の情況が続いた。この背景には「三つの神話」が存在した。その第一は「土地の値段は決して下がらない」という「土地神話」,第二は「不況になっても消費需要だけは減少することはない」という「消費神話」,そして第三は「完全雇用神話」,「日本の企業経営は集団主義,全従業員が終身雇用を前提として仲間意識で結ばれているから,大規模な従業員解雇などあり得ない」というものである。これらを要約すると、「土地」「消費」「雇用」となる。しかし、この3つの神話で成り立っていた、この国のバブルの塔は、日銀の公定歩合の引き上げにより、脆くも崩れ去った。「総量規制」「公定歩合引き上げ」「地価税の導入」である。【ホームズ不動産投資】バブル経済とは?【バブル景気あるあるからバブル崩壊の原因まで】 | 不動産投資コラム[ブログ]この日本経済の、超能力かのような思い込みの、3つの神話は、まるで夢のようなもので、日銀や政府の介入により規制され、崩壊し、現実に戻されたのである。それはスプーン曲げで超能力ブームを誘発したユリゲラーをバッシングして物質科学で種明かしするような野暮な時代の流れというべきかもしれない。スプーン曲げ少年をめぐるマスコミの暴走 ユリ・ゲラー「超能力ブーム」はなぜバッシングに変わったのか(3ページ目) | デイリー新潮超能力ブームへのバッシングについては、「マスコミにありがちなこと」だと三上は言う。「自分の中の世界観や価値観が、超能力があることによって揺らぐことを本能的に嫌うことが、大衆心理としてあると思う。ただ面白いと捉えるだけではなく、あったら怖いと思ってしまう。それがバッシングにつながるんです」「いま、当時のような番組をつくろうとしても、まず企画が通らないでしょうね」と矢追は苦笑する。「みんな官僚的になって、自分のポジションを失いたくないから。冒険をしたくないという現れなんじゃないかな」以上のような超能力に対するバッシングについての発言からわかることは、超能力のような非現実の物質界から逸脱するような能力を認めると、民衆の上に君臨する現在の地位や権力を失うのが怖い官僚が規制や搾取をやめたくないから、起こるのがわかる。民衆の上に君臨するのは実は悪魔なのである。悪魔が人類の上に君臨し支配するには、超能力は隠しておかないとマズいのである。実は悪魔がこの世の地上人の人類を支配していることが、アカシックレコードには人類史とともに記録されている。人間の脳は悪魔が与えた地上波のチャンネルのようなものである。地上波も、政府の洗脳支配機関でしかない。権力を監視するどころか、民衆を洗脳し、監視し、政府の支配を支援しているのが実態である。その構造が無能な総理により明かされつつあるのは、この国の民衆の意識的な自由獲得には良い流れになるだろう。霊能者たちにより伝承されてきた俗にアカシックレコードと呼ばれているアカシャ(虚空)年代記の人類史の内容が少しずつわかると、神々や宇宙人、超能力、UFOの正体が思考力によって論理的に解き明かされてくる。しかし、巷に溢れるこの手の話のほとんどは金儲けのために利用されている詐欺的な黒魔術で、悪魔のものなので細心の注意が必要である。そもそも利己的な使用は悪魔によって人類に与えられたものだからである。アカシックレコード - Wikipediaそもそも聖書にも書かれているように、聖書はアカシックレコードの翻訳本みたいなものなのだが、人間が獲得している低次の思考力の知性は、悪魔ルシファーから人類に与えられた知恵の実であり、漫画ワンピースでいう、悪魔の実なのである。だから、人間は悪魔の実を食べて、現在の知性を手に入れて、その利己的な知性を欲望のままに使うようになって、神々から離れて地上に失楽したわけなのである。悪魔の実 - Wikipedia本来、高次の宇宙人の神々は、人間が欲望を取り除くまで、感情をコントロールできるまでは、知性を与えるのに反対していた。というのも、それは、赤ん坊にピストルを与えるようなもので、現に現代人が核兵器で互いを牽制し恫喝しあっている現状でもわかる。人類が十分に道徳を理解してから、高度な知性を与えようと策定していた。しかしその策定がルシファーにより若干狂ってしまったのが、聖書の蛇による知恵の実の顛末である。ルシファーにより、人類は、道徳的にならないうちに、知恵の実を食べてしまい、古代アトランティス時代には洪水による大破局を、そして我々の時代には、核兵器を広島、長崎に落として大量殺戮を行ってしまった。当初は、人間が道徳的になってから、知恵の実を与えるはずだった。でないと、無知なまま、地球環境を大規模に変えてしまい、それに適合できなくなってしまうからでもある。現に、人類は数度の大破局を経験してきたわけで、その都度、高次の宇宙人たちが、手を差し伸べて、新しい人類をつくってきた。そのような内容がアカシックレコードに記録されている。当初の神々の目論見とは異なり、結局、善から最善へと向上するために、人類に自由を与える為に、宇宙には進化から逸脱したルシファーのような悪が生まれることになった。人類が自らの思考力で善と悪を判断できるように、地球という進化の舞台が与えられた。しかし、人類は愚かなので、何度も自分たちを滅ぼすような自由についての利己的な使用を繰り返し、独裁者のような愚かな存在を生み出しているのが現状である。また進化から逸脱する悪はルシファーだけではなく、アーリマンやアスラのような存在もいるのを人智学はアカシックレコードから指摘している。akuシュタイナーが読み解いて伝承しているアカシャ(虚空)年代記を読んでいると、霊能者ではないので、直観に訴えることができず、一介の地上人の私には、どうしても脳による思考の限界を感じてしまう。というのも、脳は、俗にいう健康という、物質界の現状に最も相応しい肉体的特徴を備えるために、自己にとって都合のいい最適解を統合処理している、思考器官なので、現実から離れるほど思考力を失っていくからである。いわば、脳は物質界に適合するために、覚醒意識での思考力を獲得したわけで、思考力を失うと、現在の地球の環境に肉体を適応させられなくなり、健康ではなくなる。だから、脳は、地上の世界という物質界のネットワークのアカウントのようなものかもしれない。アカウントを使って他者との交流を図るツールのソフトやアプリなどが肉体というような感じかもしれない。さて超能力というと、脳の思考力では論理的に整合性がとれない能力で、端的に言えば、脳の感覚力を超えた能力で、シュタイナーは超感覚力と呼んで、3つに大別している。イマジネーション、インスピレーション、インテンションと呼んでいる。サンスクリッド語では、マナス、ブッディ、アートマンである。これら超能力を説明するのには、例えばサヴァン症候群などが挙げられる。サヴァン症候群のほとんどが自閉症なのは、脳の現代への適応力を欠いているからである。端的にいえば、利己を欠いているのである。現代に適応できる思考力に乏しいので、いわば先祖返りしている、といえるかもしれない。サヴァン症候群 - Wikipedia隔世遺伝 - Wikipedia先祖返りとは?ビジネスやITにおける先祖返りの原因と対策方法 | セキュアSAMBAサヴァン症候群の特殊な能力は、かつての古代アトランティス時代の、優れた記憶力に由来するようにみえる。現代人は、知的障害と名づけているが、それは現代の概念を基にした論理的な知性からみた評価であって、古代アトランティス人がもっていた記憶力からすれば、当時には適応できないという意味で、現代人のほうが知的障害なのである。だから、現代人は、古代の莫大な記憶力の代わりに、論理的思考力を手に入れ、より利己的に生きるようになったといえるだろう。ウイキで解説されている、サヴァン症候群の特徴の、「ある特定の分野の記憶力、芸術、計算などで、定型発達者よりも高い能力」とは、現代人の脳の論理的思考力を失った代わりの、先祖返りの能力なのである。この解説では、計算が挙げられているが、現代人の論理的な計算ではなく、莫大な記憶を元にした暗記による計算の暗算で、現代人が、計算尺やソロバンのイメージを利用してする暗算に近い。だから、古代アトランティスには数学はなかったという。全てを暗記し、記憶していたので、計算は必要なかったらしい。数に置き換える必要がなく、そのまま記憶したという。だから、計算の代わりに、過去の膨大な記憶から似たようなものをみつけてくる、いわば現代の検索機能を高度に発達させていたらしい。しかし、過去に似たような記憶がないと、行き詰まって、何度も同じ間違いを犯したという。これは、先例がないと、新しい問題に対応できない、現代の官僚機構とよく似ている。このことから、官僚機構が、古代中国の科挙に由来しているのがわかる。中国は古代アトランティス時代の第7(蒙古)文化期の末裔だからである。科挙 - Wikipedia古代アトランティス時代に人類は、膨大な記憶力を発展させたが、それとともに、その記憶力を利己的に用いて、地球環境を破壊してしまったので、記憶力を利己的に用いないように抑制する論理的思考力を将来発達させる人種を選んで、次のポストアトランティス時代の人類の担い手の種子としたのが、原セム民族のアーリア人種であるという。セム族 (民族集団) - Wikipediaアーリア人 - Wikipedia超能力を説明するためには、古代アトランティス時代の霊魂の進化を大まかに知る必要がある。以下のサイトを学べばおおまかな知識が獲得できるだろう。【シュタイナー】宇宙と人間創造⑧地球紀―アトランティス時代/自己意識の誕生/人類の指導者ノアの選出 | Noos Eggsアトランティス人 はどういう特徴だったのか?【超古代文明】 - 草の実堂言葉の生命を悪に濫用、没落したアトランティス「障害のある子にふさわしい言語体験とは?」6/14 | シュタイナー芸術オイリュトミー【那須・奏身舎だより】文化は流れて東へ西へ|BOUNDHEAD八ヶ岳思考:ルドルフ シュタイナー/精神科学概論(人智学☆精神科学)その2 | 八ヶ岳/無心庵:Villa fromnow clubアトランティス - Wikipediaそこで、おおまかに抜粋して紹介する。7つの亜人類期シュタイナーいわく、アトランティス時代における人間の進化過程は、7つの「亜人類期」に分けることができるといいます。第一亜人類:ルモアハルス人初期アトランティス人には、現代人の持つ論理性というものが備わっていませんでした。そのかわり、高度に記憶力が発達していました。この時期はまだ、概念を形成する能力はありませんでしたが、これまでに体験してきた形象による記憶の想起だけによって、出来事の意味を直感できました。ポイント解説レムリア人は、体験内容を形象する能力を持ってはいましたが、記憶力の萌芽はレムリア晩期になって持つことができました。そしてまた、言語の発達が、この記憶力の発達とリンクしていきます。言語レムリア時代晩期には、女性たちが自然力を歌のような自然言語に置きかえましたが、言語の発達までには至りませんでした。しかし、前アトランティス時代の第一亜人類であるルモアハルス人は、言語を発することを覚えます。彼らの発する言語の響きはとても根源的であり、また自然的であったと言います。この言語の発達により、人間は自らの魂と外なる事物との結びつきを行い、言葉を用いて周囲の事物に名前を与えました。それとともに、たとえば病気を癒す力、植物を成長させる力、動物の凶暴性を鎮める力など、言葉に周囲の事物や人間に効力を発揮する力が込められているのを覚えていったようです。日本でいう「言霊」みたいなものかもしれません。アトランティス初期の人々は、言葉の乱用は恐ろしい災いを生みだしてしまうものと感じていました。しかし、アトランティス後期になると、この能力もまた衰退しはじめ、言葉の効力はしだいに弱まっていきました。第二亜人類:トラヴァトリ人第二亜人類トラヴァトリ人の時代になると、記憶が共通の思い出によって結ばれた、血でつながった人間集団が生じます。そして、共同生活の内部で先祖崇拝がはじまります。先祖崇拝は世代を介して後世にまで伝わるようになり、祭祀のような儀礼形式もまた、形成されるようになります。そして同時に、個人の感情も芽生えていきます。第三亜人類:トルテケン人第三亜人類トルテケン人の時代には、社会共同生活が発展し、国家のような形態が生まれてきます。そして、有能で尊敬されるリーダーが現れるようになり、代々世襲されていきました。記憶力の発達は一方で個人の強大な権力を生みだし、そのような系図の中から、権力を個人の利益にしようとする利己心が生じ、権力の乱用がはじまるようになります。第四亜人類原テゥラニア人・第五亜人類原セム人生命力を自由に支配できる、アトランティス時代におけるこのような権力の乱用は、とくに第四亜人類である原テゥラニア人において大規模に起こり、集団相互に大きな破壊を生じるようになりました。第五亜人類原セム人になると、そのような破壊を防ぐために、利己心を抑制する論理的な思考力が育ちはじめます。どういうことかというと、まずは共同体に横たわる過去の祖先からの共通記憶に基づく社会生活を脱し、個々がそれぞれ種々に体験する内容を比較、判断する力が生まれます。それによって、願望や欲望が統御されるようになること、すなわち、「内面の声」に耳を傾けるようになっていきました。思考力が内面的に獲得された結果、それまでに可能であった自然力を支配する力が減少し、その結果として大きな破壊力を行使する能力が消失していきました。第六亜人類アッカード人・第七亜人類蒙古人第六亜人類アッカード人になると、この思考力はますます向上していきます。それまでの共通の記憶に基づく秩序と調和によって、法律と規則が考えだされるようになります。また、人々は思考力が発展することにより、功利性もまた強まり、これによって、冒険と新たな建設の気運が高められ、移住や貿易が盛んに行われるようになります。しかし、第七亜人類である蒙古人の場合は、第四亜人類の特徴が強く残り、自然力、生命力に対する信仰を強く残していたとされます。また、第六亜人類、第七亜人類の思考力は、その後の新たな発展を遂げるに際し、しだいに相応しくなくなっていったとされます。人類の次の時代の指導者の選出最終的にアトランティス時代の終わりには、三つのグループの人々が存在するようになりました。①神的叡智を教示し、神的行為を遂行できる人々(次の進化ステージに行く)②大多数の民衆(滅んでいく)③思考力を発展することができ、①のグループの教える原則を把握することができた少数の人々この③のグループの人々は、第五亜人類原セム人の流れをくんでいましたが、その中から「マヌ」とよばれる人類の最高指導者が出現しました。一節によれば、マヌは聖書のノアであるともいわれています。マヌは③のグループの中から、もっとも優れた者を人類の指導者として選びだしました。指導者の意図彼の意図は、これまで無意識に受動的に人々が従ってきた神的な指導原理を、人類自らが思考するように仕向けることにありました。すなわち、星の運行、天候の変化等々の自然現象の背後にある、神的霊的な表出を感知させること、そして、すべての生活を神々の摂理と一致させて、人生のすべてを高次の世界に導くことです。そして最終的な目的は、自分自身の歩む道を、自らの思考を介して見いだすようにすることでした。自由意志の獲得しかし、一方で人々には、別の側面が生じました。自然現象にある神的な起源を知ることなく、自然力を個人的な欲求、利己的な目的に役立てるために自由に使用する行為です。このような二つの側面から、人間は自らの内的要求にしたがって、自らの意識で何事も選択するようになっていきました。おそらくこの時点が、人類の進化におけるもっとも大きな転換期であったのかもしれません。すなわち、自らの「自由意志」を持って、善と悪を判断する能力を獲得する、ということです。つまり、地球紀の人間に自由な思考行為をもたらし、その後自らがその意志によって霊性を高めていくという、宇宙の神的創造の意図と人間がここではじめて結びついたということなのです。マヌにより育成されたこれらの人々は、その後にきたる第五根幹人類時代(ポストアトランティス時代)の初期の指導者になっていきます。そして、現在のポストアトランティス時代の進化の流れの図が以下である。左からルシファーの霊性の流れが失われていき、右からアーリマンの新しい物性の流れが継起していく。その流れの中央の、渦の目となるのがキリストの霊魂と物質の均衡をとる、霊のカルマの力で、超能力の再生力なのである。物質界に利己的に適応し過ぎると、同時に霊性を失ってしまう。サヴァン症候群のように、記憶力が再生して、霊性を保てればいいが、記憶力が再生せずに、記憶力のない古代レムリア時代まで先祖返りしてしまうと、アルツハイマー病のような認知症になってしまう。以下にレムリアの概要を抜粋紹介する。【シュタイナー】宇宙と人間創造⑦地球紀―レムリア時代/女性から言語が生まれた | Noos Eggsその姿はまるで…、ゼリー状のクラゲのような形態だったそうです。また、多くの人間はほとんどがまだ動物的な状態にあり、魂は本能、欲望、すなわち動物的欲求にまみれて生活していたそうです。彼らの意識は形象意識、すなわち夢の意識にあり、周辺の事物や出来事を表象(イメージ)することはできましたが、記憶する力が備わっていませんでした。また、感情を表現する音声をあげることはできましたが、言語の形成までには至らなかったようです。なぜなら、言語は記憶力の発達に伴って生じるからです。現代の動物たちが、言葉を持たずに吠えることによって、感情表現やコミュニケーションするのも、記憶能力を持たないからと考えられています。ただ一方でシュタイナーは、レムリア時代の人間の表象力(イメージ力)はきわめて優れており、これによって植物、動物の生命力ばかりでなく、鉱物法則も理解できたといいます。さらに驚くべきことは、彼らの持つ意志の力によって、あらゆるものを動かすことができた。とも述べています。やがて水と蒸気の環境が濃縮してくると、水と空気は分離し、その結果、エーテル体と肉体も濃縮して、空気のような状態になりました。さらにそこに、火の要素が組み込まれるようになります。「火に貫かれる風」となったエーテル体と肉体を、アストラル体と自我が取りまき、人間は、水と風の両方の中で運動することができるようになりました。この段階では、人間はまだ、自分を固有の存在と感じることはできなかったようです。古代レムリア時代の晩期の人類にはまだ記憶力がなく、体験を保持できなかったという。つまり、認知症とは、思考力を利己的に使用し過ぎて崩壊してしまい、霊魂が、レムリア時代にまで先祖返りしてしまったものと考えられるわけである。思考力をみんなのために使うのなら、まだしも、自分だけのために使ってしまったので、自我の自由意志をなくすとともに、思考力も失ってしまい、自分が自分だと認知できなくなったものと考えられる。そのために、脳の思考力を失い、代謝が悪くなり、アミロイドベータの前駆体切断部に誤りが生じて、老人斑のように不要なタンパク質が、蓄積してしまうのだろう。現代医学は物的証拠の結果論で検証しているので、認知症を治すのは困難である。認知症を防ぐには、思考力を利己的に用いないような脳の思考力を獲得することである。だから、柔軟な発想を身につけることである。固定観念を手放すことである。アミロイドβ - Wikipediaアルツハイマー型認知症について | メディカルノートこのように、古代アトランティスの記憶力に比べれば、現代人の記憶力は赤子のようであるらしい。あまりに膨大だったので、自然環境の営みそのもの、つまり自然の働きを、生命力として、そのまま記憶し、活用していたという。その記憶は、とても現代の言葉では表現不可能で、いわばイメージとして残り、これを後に元素霊として解き明かしたのが、古代ギリシアのアリストテレスである。四大精霊 - Wikipedia四元素 - Wikipedia現代人は、自然の生命力を、記憶力ではなく、脳による論理的な思考力で概念化して数学で法則化しているが、これは自然をモノ的に死んだものとして、自然を物質の死体として解釈し、捉える観測に由来している。だから、古代アトランティス時代からみれば、死んだ学問にみえるかもしれない。だから、現代人の物質科学は、詐術にみえるかもしれない。物質科学による戦争は、ゾンビの戦いにみえるかもしれない。物質の数量を表記する数学を、幾何学的なエーテルの生命力を表記する古代アトランティス時代の霊的な直観力の芸術にまで高め、そして、古代レムリア時代の音楽にまで高めることが、現代の人類の課題なのかもしれない。そのヒントになるために、シュタイナーがアカシックレコードから読み解いた古代アトランティス時代の人類について改めて、上に紹介したサイトから抜粋紹介する。アトランティス人 はどういう特徴だったのか?【超古代文明】 - 草の実堂アトランティス人は記憶力が異常に発達した人種だった外見については、現在の人間とは大きな相違があるというだけで詳しい記述はないが、内面やその活動については詳しく記されている。現代の我々の文化を生み出したのは、論理の力や計算の能力であるが、初期のアトランティス人にはこれが全く欠けていた。その代わり彼らは高度に発達した記憶力の持ち主であった。たとえば我々が計算する時はかけ算九九のような規則や方程式で考えて答えを出すが、アトランティス人は同じ先例やよく似た先例を思い出して答えを得た。アトランティス人はなにかにつけて、これまではどうであったかを思い出した。現代人は概念によって考えるがアトランティス人はイメージで考える。教育に関してもアトランティス人の子供は、人生の様々な経験内容を一連の形象を通して体験的に覚えさせられる。大人になった時はその体験内容を参考に物事を処理したという。全く新しい事態に遭遇した場合のアトランティス人は何度でも試行錯誤を続け、その事態が解決した場合は、新しい記憶として引き継がれていくわけである。このような生活様式だったため、アトランティス人は非常に長い期間に渡って似たような生活が何度も繰り返された.。常にどこかで「見たこと」があったような事柄だけが繰り返され、何事かが案出されることもなく、「思い出す」だけであった。アトランティス人の科学我々現代人は、理論や思考によって物質に向かい合い科学的手法でエネルギーを操る。石炭や石油などを燃やして熱エネルギーを取り出し、それを電気に変えたり、乗り物を動かすエネルギーに変えることができる。アトランティス人は記憶力を発達させることによって別の諸能力が開花した。それは動物の生活能力によく似たもので、アトランティス人は生命力を操ることができた。それは植物の種子から発芽力を取り出し、これを技術に役立たせる手法である。例えば穀物の種は非常に小さいが、大きな力が潜んでいる。種が発芽し、茎が育ち、大木にまで育つ種もある。大自然にはこれを目覚めさせる力があることは周知のことと思うが、アトランティス人はこの自然力に似た能力を持っていた。現代人がたくさんの石油の火力を技術的に利用できるように、たくさんの穀物の生命力を集めてこれを技術的に応用することができた。現代人が石油の力を他の推進力に変換できる装置を所有しているように、アトランティス人は植物の種子を「焚く」ことでそのエネルギーを変換できる装置を持っていた。現代人からすると、まったく信じられない想像すら及ばない文明であるが、われわれは理論や思考力をベースにしてここまで発展してきたわけだから、そもそも最初からベクトルが違う文明なのである。低空を飛行する乗り物に乗っていた植物の種子を「焚く」ことによって取り出したエネルギーを使って、アトランティス人は地上から少し離れた低空を飛ぶ乗り物に乗っていた。その高度は山よりも低く、山を超える時は逆進装置を利用した。SF映画でしか見ないような乗り物であるが、どういう形態であったかはわからないが低空を飛んでいたそうである。ただし今の時代にこの乗り物を持ってきても使い物にならない。それは「当時の大気圏が現在よりもはるかに濃密で、水は現在に比べてはるかに希薄」だったからだそうである。水が濃度を増した現在では、同じ方法で物を動かしたり移動することはもう不可能となった。現代の自然科学にとっては説明がつけがたいことであるが、確かな事実であるとシュタイナーは言っている。アトランティス人は体力を操れた前述の生命力を操れる能力で、水を現代人とは全く違う方法で扱うことができ、全く違う方法で体力を自由に使用できたという。アトランティス人は必要なときには自分の体力を増大させる手段さえ所有していた。疲労や消耗について彼らは現代の人間とはまったく別様に把握していた。思考回路から身体の作り、能力まで現代人とはまったく異なっており、そうした認識から始めないととても理解しにくいことであるが、記憶力が発達し生命や水を操るアトランティス人は、自然とともに生きていたようである。アトランティス人の住居アトランティス人はどういう特徴だったのか?居住地は現在の庭園風景のようで、たくさんの枝を組み合わせた樹木の家に住んでいた。そのような自然の家に住みながら、自分自身も自然の一部と考えていたようである。社会感覚も現代とは大きく異なっていて、「家や財産は誰かの所有物ではなくみんなに共有のもの」という概念だったそうである。みんな自然の中から生まれてきたわけだから、アトランティス人の考え方はとても理にかなっている。アトランティス人の言葉は魔法のような力があった。シュタイナーによれば、人類の言語が成立したのはアトランティス初期だそうである。アトランティス人の魂の力は現代人よりはるかに自然的で、その言葉はモノに名前を与える以外にも、事物や人間にたいして「効力」を持っていた。その言葉にはそれが支持する対象そのもののもつ効力同様の何かが生み出された。従って当時の言葉には、病気を治癒し、植物を成長させ、凶暴な動物を鎮める力があったし、それ以外にも類似した諸効力があった。まるで異世界ファンタジーの世界だが、現代人が未だに映画やゲームなどでファンタジーを好むのは、こういったはるか遠い記憶が元になっているのかもしれない。とはいえ、こういった霊力の秘めた特定の音声をみだりに使用することは、良くないと考えられていたようである。こうした魔法の言葉は「聖なる言葉」と考えられており、乱用したら禍いを呼びかねないと思われていた。あくまで自然の一部であり、自身の力であるとは考えていなかったようだ。アトランティス後期には力は失われた前述してきた内容は、どれもアトランティスの初期〜中期くらいまでであり、後期になると記憶力よりも「思考力」が発達した人間が増えてきたという。初期の頃はまだ自然に対して謙虚であり自然と調和して暮らしていたが、中期以降になると徐々に力を乱用する人間が増えてきて、「思考力」が少ない分、自制がきかず利己的で力を誇示する人間が増えてきた。権力を持つ人間が現れ、勢力をふるい、名誉欲がむき出しになり力の乱用が始まる。勝手気ままな人間が増え文明に危機が訪れるなかで、そうした欲望を自制する「思考力」の備わった人間が増え始めた。体験内容を「記憶」するだけではなく「比較」し考えることによって「思考力」が発達した新人種は、現代の我々のルーツであるという。我々は「外部の自然力を操る力」は失われたが、「内部の思考を操る力」を得た。ということだ。このように現代のなかから、古代アトランティス時代由来の思考力を超える莫大な記憶力を前世の記憶から思い出し、新しい道徳的思考力により、自己のなかにバランス統合し、アカシックレコードを体現していくことが、次の新人類の指導者となっていく現代の秘儀参入者の立場とその役割のようである。次のサイトからもわかるように、現代人の利己的思考力によるバベルの塔の崩壊はいまはじまりつつある。現代の人類の課題が以下のサイトには書かれているので最後に抜粋紹介する。文化は流れて東へ西へ|BOUNDHEAD現在のゲルマン&アングロ=サクソン文化(唯物論的機械崇拝文化)は上の絵を見ても分かるように、ある一定の頂点に達したら方向を東へ変えてしまう。そしてシュタイナーによるとロシア人と東アジア人が霊(精神)の文化の担い手になっていくということだ。第六文化期の2160年である。そしてまた2160年たつと時代の主流は、海を渡ってアメリカ大陸へ移動するが、この第七文化はちょうどアトランティス時代の第七人種が「アトランティス時代に引導を渡した」ように、ユーラシア時代に引導を渡すことになる。そうすると、天から「ご破算で願いましては」と掛け声がかかり、レムリア時代やアトランティス時代がそうであったように、海上に出て人類の活動場所を提供する大陸が入れ替わり、人類は新たな目標、時代精神のもとで精進させられる時代が来るというわけである。第七文化期が終る頃、地球の状況が根本的に変化するであろう。その変化は、アトランティス期から後アトランティスへの過程で生じた大変動に匹敵するものとなろう。(神秘学概論-文庫版P421)もし現代人が第二次世界大戦の渦中に『幼女戦記』のように「転生」させられたら、どうだろう? その状況の悲惨さは今日どころの話ではない。だれもが「今は黙示録の時代に違いない」と嘆き、世界中のキリスト教徒たちが、現代のキリスト教徒たちのように「世界の滅亡は近い」と思ったはずである。そのはずなのだが、そういう「歴史の証言」を聞いたことがない。イスラエルが再興されていなかったからだろうか?当時の人々は「地球滅亡の心配なんぞ何のその、皆、やる気満々だった」。あの時代こそ今よりもずっと「死の象徴に満ちていた時代」だったし、現実にも人の大量死が現代の比ではなかった時代だった。現代は「うっかり八兵衛商会」と「トム・ソーヤー商法」が人類の精神生活を牛耳っている時代だから(「現代人は互いに悪徳商人になる傾向を持っています」とシュタイナー)、すっかり精神がヤワになった今日の人類は大騒ぎをする、と言うこともできそうだ。ちなみにシュタイナーによれば、ヨハネの黙示録に言うところの「新エルサレム」というのは、さらに遠い未来の木星紀のことである。