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シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

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2007年12月25日
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カテゴリ:よもや話
 幕末時代は、現代よりも遙かに混迷を窮めた時代だったろう。そのような混迷の時代、為政者がどのような精神で政事をおこなうべきか、その心構えが、勝海舟の「氷川清話」には載っているのである。

 勝海舟は、政治も外交も、一言でいって「正心誠意」と言い切っているのである。

 そして、困難や時局には、とにかく明鏡止水の心構えで、まずは、自分の命を度外視し、捨てて、全力で当たれという。命を捨てて掛かるからこそ、かえって、事が成就し、生かされるという。

 切り結ぶ太刀の下は地獄なれど、一歩踏み行けば後は極楽

 という詩が、的を得ているといってもいる。

 そして、理想的な人物を、西郷南洲と、横井小楠としている。その理由は、胆力と胆識が東西随一であるからだという。

 胆力とは、要するに行動力である。いくら頭がよく、立派な事を語ろうが、実行力がなければ、意味がないわけである。

 現代の馬鹿政治家や、一年生議員には、「氷川清話」は、必読の書である。

 個人的には、中学の歴史の授業にも使うべきだと思う。





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Last updated  2007年12月25日 23時16分41秒
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