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シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

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2008年03月26日
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カテゴリ:よもや話
 ■古人先哲

 質問;「二宮金次郎先生を、御存知でしたか?」

 海舟先生曰く;「一度会ったかな。至って正直な人でした。ああいう時代には、ああいう人物がよく出るものです。何人か、人を遣わしたかな。ああいう人に会って話を聞きなさいとね。

 時勢で人格ができて、逆境がまた、よく人格を拵えるということは、事実であることを、私は確かに(二宮金次郎に)見ました。

 私の所には、太鼓持ち(男芸者)や、遊び人や、芸人が多く来ます。芸人などは、無心で、熟練して、それぞれ自得しているから、面白いよ。それで、自分は気づかないので、こちらが説明してやると、酷く吃驚して、(私を)慧眼のように思うようだ。

 この頃の人(明治二十八年)は、自分で偉そうにして、議論ばかりして、五月蝿いから、理屈を書いたものをみると、癇癪に触る。それで、人情本や、古人の書いたものを、暇をみて、読んでいます。」





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Last updated  2008年03月26日 19時53分20秒
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