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シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

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2011年08月07日
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カテゴリ:映画をノベル
 久しぶり映画をみた! といっても映画館ではなくレンタルである。

 巷はなんだか終末が近づいている雰囲気がするので、終末を題材にした映画をみてみたいと思ったからである。

 そこで、2012年と、懐かしの宇宙戦艦ヤマトだが、アニメでなく実写版のものをレンタルしてみた。

 感想論からいうと、はっきりいって、とてつもなく物凄くガッカリした!

 それほど期待もしないでみたのだけど、やっぱりがっかりだった!!

 特撮やCGについては凄いのだろうが、なんだか、スターウォーズで見飽きたというか、見慣れているので、アニメのヤマトが実写になったという点だけがよかっただけだった!

 2012年については、アルマゲドンを彷彿とさせる臭さと、もうヤマトに関しては、ヤマト1と2がごちゃ混ぜになって、なんだか、あぁ、あの場面ねという感じでまた、臭すぎて最悪だった!

 ガミラスにより放射能に汚染されてしまった地球といわれても、東電により放射能に汚染されてしまった日本の方が、あまりに現実的なので、なんだかなぁ?という感じが一塩であった。

 放射能除去装置があるのかないのか、最後まで意味がわからなかったが、放射能自体よりも、放射能汚染を真剣に考えず、原発推進してしまう現代人の方が、ガミラスよりも、遥かに問題に思えてきて、ガミラスよりも、現代人の方が悪いじゃないか、とも思えてきたりした。

 2012年にしても、結局、最後は、金持ちかいというアホらしい展開だし、離婚した夫婦が、また結婚するなんて、だったら離婚すんなよ、というなんだか、どうでもいい展開に思えたりした。

 それに量子物理学者が、まったくそれらしくないのが、もうなんだか、ガリレオの湯川教授も理論と実験が混じってて胡散臭いが、せいぜい、トリックの何処かヌケてるぷっつり学者の上田教授のように描くなら、非常識さ丸出しで、まだなんとかリアリティは保てる。

 あまりにガッカリして、こきおろすのも悪いので、よかった点は、2012年は大統領役の昔メルギブソンとの刑事役がハマリ役だった名前を忘れてしまったが、黒人俳優がよかった。

 そして、ヤマトは、真田役の柳葉敏郎は、アニメそっくりだった。斉藤役もアニメとはぜんぜん体格が違うが、違う意味でいい味だしていた。

 アニメの印象が強すぎて、ツッコミどころ満載だったのが、本当にガックリである。

 2012年もなんだか、アルマゲドンでもう勘弁という感じで、どうもなんだか、世紀末映画の典型パターンを何度もみせられたような気がした!

 ヤマトの特撮は、まぁよくできていたとはいえるが、動きが早すぎて、みるのが大変だった。スターウォーズを意識していたようだが、宮崎アニメの動きにしてほしかったね。

 隊員の制服は、やはりアニメを忠実に再現してほしかった。下半身が、ジーパンみたいな感じで、なんだよねぇ、って感じで、スタートレックみたいで、ダサさ炸裂でした。

 軍の戦闘シーンなんかは、やはり、2012年の方が細かさの点で、一枚上手だった。ヤマトは、ゲームレベルのノリで、お手上げって感じでした。

 しかし、とりあえず2本とも最後まではみれたので、まぁ、満足です。バラットという、クレヨンしんちゃんの実写は、途中でみるのやめたくらいですから。

 アニメの実写化は、ストーリーを新しいものにしないとちょっと辛いともいえる。

 次にやるとしたら、ガンダムだろうけど、ヤマトをみた感じでは、ちょっと無理っぽい感じがする。

 私としては、ヤマトよりも、ハーロックの方が、パイレーツオブカリビアンが流行っているし、よかったのではないかとも思う。

 ヤマトというのは、太平洋戦争中の、日本人の行き場のない思いを象徴しているのだと思う。どうして戦争になってしまったのか、どうして、負けがわかっている戦争に出ていき、死ななければいけないのか、なんのために闘ったのか、という行き場のない空しさを、日本人の武士道の潔さで表現した、架空の美学なので、残念ながら、実写化はあまり相応しく感じなかった。





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Last updated  2011年08月07日 23時42分55秒
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