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シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

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2025年05月13日
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カテゴリ:神秘体験空間
巷では、米価高騰を中心にして、日増しに物価が高騰していくので、エンゲル係数を抑えるために、高騰している食品は買わないことにして、別の少しでも安い代替食品を買うことにしている。量を削減して価格を抑えている食品が多くなるが、なるべくゆっくりと食べ、食事時間を延ばすことで、満腹中枢をできるだけ刺激し、過敏にするようにしている。

食品にはなるべく贅沢をせずに、食べたいものはイメトレで食べたような気持ちになれば、アラ還ならでは、の乏しい記憶力の為せる業により、食べたものと錯覚してくれることもあるから、食欲が抑制されればそれに越したことはない。マツコ・デラックス氏は、旅行をネットで検索しているうちに旅行した気持ちになり満足してしまう、というから、それを食欲に代用したようなものかもしれない。

旅行もそうだが、食欲も、食べている時だけが幸せなのであって、食べ終わったら、また食べたくなる不幸に襲われるわけで、結局は、人体の欲望に対して満腹中枢がそれをいかに満たすかにかかっている。それでも、体重60キロに対して、一日タンパク質60グラムは不可欠なので、なるべく効率よく食べるように満腹中枢を開発する努力をしている、といえるかもしれない。

現代科学でも、飢餓やカロリー制限によって長寿遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子が発現するといわれているから、この世に長くいとどまりたいという気持ちは特にはないのだが、食べる必要性がないときは食べないのがいずれにしろ、正当化される。働かざる者食うべからず、というが、食わない者は働く必要もない。

サーチュイン遺伝子 - Wikipedia


そんなこんなで、エンゲル係数との格闘のなかで、不死になるには、なるべく無駄な努力をしないことに気がついた。暴飲暴食などをすれば、その毒を解毒するだけでも、甲状腺などの機能を多量に動員せねばならず、充分な睡眠を取らないと不要なゴミが蓄積されてしまうので、いかに効率よく食事をとるかが、不死への近道にもなるわけである。ただし、ここでいう不死は、肉体を養う上での意味だが、本来の不死とは、肉体を養うのではなく、魂を養うために、いかに新しい肉体を霊がつくれるかの話である。

それはオカルトの話なので、後で話すとして、とりあえずは、肉体を効率よく養うには、無駄な努力をしないことで、それは欲望にかまけて、肉体を酷使しない事に限る。リラックスのために運動をするのはよいが、利己主義的に、運動をするのは、結局、周囲との協調性を得られないので、無駄な結果に終わる可能性が高く、無駄な努力や徒労に終わるから、酷使につながるわけである。

ブラック職場で働いた経験から、このことは自明である。上層部が利己主義だと、それに付き合わされる現場は疲弊するだけである。パワハラ上司が一人いるだけで、そいつの独断に振り回されて、現場は混乱していく。だから、利己主義ではなく、道徳的に、カルマの清算をするために、肉体を養うのが、不死への近道といえるだろう。つまり、カルマの清算のために、肉体を養うのが、この世での人間の生き方なのである。

さて、NHKスペシャルで、現代科学からわかる、人体についての生命論をやっていたが、人体というよりも、肉体の物質体についてであって、アリストテレスの運動論でいうなら、固体論でしかないし、ヒポクラテスの四体液説でいうなら、黒胆汁論でしかなく、全体の4分の1でしかないことになる。とどのつまり、固体化した物質の、目にみえる可視域の、物質が反射させる光の情報を集めてきて、脳で再構築した生命論にすぎないわけなのである。

シリーズ人体 - NHK

四体液説 - Wikipedia


ソクラテスの無知の知の本当の意味を知らない現代人が、生命について何を語ろうが、無知の知に至らず、現代人が、死の意味を解き明かせないのと同じで、現代人の脳の知性の限界なのを、シュタイナーがアカシャ(虚空)年代記より、解き明かしている。つまり、生命を本当に知りたいのなら、脳を捨てない、とダメなんである。脳を捨てる、とはどういうことか、現代人には全く皆目見当もつかないだろう。脳のない人間を人間は想像するのも不可能だからである。宇宙人でさえも、脳をもっていると考え、脳のない宇宙人など想像もつかないだろう。

十字を人体に置き換えて、アタマをなくすと、T字になる。T字型の古代遺跡が多いのに気づけば、現代人も少しは脳を捨てられるかもしれない。しかし、いまだ十字架の不死の意味も、現代人の科学は解き明かせていないから、古代遺跡は、絵に描いた餅にすぎない。エジプトのピラミッドをファラオの墓にしてしまうほど愚かだからである。古代エジプト人が輪廻転生を信仰していたのに、死があるはずがない。墓とは、死を信じるようになった後の物質界に失楽し、低俗化した人間によりつくられたものである。

しかし、墓漁りの遺物の史料から、人物像を描けるように、物質科学からも、生命の痕跡を辿ることはできる。先に紹介したNHKスペシャルでも、大腸菌と人類を比較して、大腸菌が単純なつくりで、単細胞だから、人間よりも生命力をもち、分化せずに、老化しないのをみつけているが、なぜ、単純なつくりが老化しないのかは、恐らく理解できないだろう。その謎を解くには、大腸菌のように性差がなく、知性を持たない存在の意味を解き明かさないとダメだからである。

大腸菌には人間のような男女の性差がなく、アタマもなく、知性もないから、老化しない。老化とはどういうことか、現代科学でも、肉体の死が解き明かせない限りは、老化の探求は、無駄な徒労に終わるだろう。なによりも、肉体というのが、霊魂のカルマの解消のための感覚器なのが理解できないからである。全てを細胞で解釈するのは、一面的で、少なくとも物質の最小単位である、それを構成している素粒子にまで探求しないと、生命の意味はわからないし、この世で生きる目的もわからない。

素粒子から細胞をつくる意味、例えば、右巻き螺旋構造のDNAなど、それらは人間の脳では解き明かせない代物なのである。無知の知に到達しないと、宇宙を巡る多様な波動のうちの、身近なものにだけアクセスして、それで良しとしていると、無知蒙昧のなかに埋没してしまう。人間が考える宇宙人ですらも、人間の知性から離れることはなく、脳をもった存在なのである。

以前このブログでも紹介した、バカリズム氏のドラマ「ホットスポット」に出てくる宇宙人高橋さんが、スピルバーグ監督の映画「ET」の例を出して、地球に置かれた宇宙人の立場を、主人公たちの地球人に説明する場面があるのだが、「ET」が知られていないために、話が通じず信用されずに、悪戦苦闘する宇宙人高橋さんが益々怪しくなって、更に話が面白くなるのだが、というのも、高橋さんのルックスがどこにでもいるオジサンで、全く宇宙人らしくなく、ETは見ての通り一見して地球人でないとわかるので、この場面は、地球人と宇宙人の違いをコミカルに描くのに、地球人の、宇宙人についての知識をよく表している。

ホットスポット (テレビドラマ) - Wikipedia




「ホットスポット」での宇宙人高橋さんは、100年ほど前に住んでいた惑星が滅亡の危機になり、宇宙人の祖父母と父が移住先を探していたら、宇宙ゴミに衝突し、地球に漂着し、住み着く設定だったが、「ET」での宇宙人ETは、地球での探査中に、地球人にみつかり、宇宙船に撤収する際に、乗り遅れて、取り残された設定だったのだが、その設定の違いからもわかるように、このような設定は、勿論、フィクションなのだが、あえてオカルト的に考えてみると、宇宙人高橋さんは、地球人の感覚をそのまま発達させた超能力を発揮する点で、地球人に近い宇宙人で、地球に近い進化段階の惑星に住んでいた宇宙人種で、ETは、植物を咲かせたり、枯れたりさせる、地球人を超える超能力を発達させていた点で、地球人よりも上位の宇宙人なのがわかる。

つまり、人智学で、オカルト的に、現代の地球人の進化段階を基準に考察すれば、高橋さん型宇宙人は、現代人が失った、古代アトランティス時代末期の、破局を迎える前の、人類がもっていた能力をもつ進化段階の宇宙人で、ET型宇宙人は、現代人がこれから獲得する心眼をもち、その心眼を使って、植物のエーテル体に働きかけられる、地球の未来の進化段階にある宇宙人なのがわかる。簡単にまとめると、高橋さんは、古代アトランティス人の末裔で、ETは、地球人の未来の木星人になるだろう。

E.T.のこのシーンは存在しない?|まつきれん



「ET」では、この宇宙人の指と、地球人の指のつながりのシーンは有名だが、このシーンは広告だけで、映画のシーンには使われてはいない。映画では、ETが、傷口を治すのに、再生力の象徴として使っている。そこで、この広告をオカルトで解釈すると、地球人に、ETのように地球の再生力の心眼を獲得して、地球から月を乗り越えろと、問いかけているようにもみえる。というのも、心眼はエーテルの再生力で、心眼を獲得するには、少年のような、純粋な心をつくるような禊が必要だからである。この禊こそ、心を浄化し、肉体からエーテル体を解放するのに必要な修行なのである。オカルトでは、この修行者をチャラと呼んでいる。

清算するというような意味の「チャラにする」の「チャラ」の語源って何ですか? - Quora

物質界に生まれるのは前世のカルマの清算のためで、肉体で行為として清算しないといけないから、その肉体からの解放のために、修行をするのは、心の解放になるわけで、だから修行者のチャラが由来で、上のサイトにあるように、『「曼荼羅(悟りの境地)」の誤記「曼茶羅」から、いつしか「茶羅」が曼荼羅に至る前段階の場所として概念化されるようになりました』という経緯から、肉体で贖うので、肉体がなくなれば、この世への未練も、執着心もなくなり、出家して、チャラになると転じたようにみえる。

このチャラは、ヘラクレイトスの万物流転の法則において、万物というよりも、生命の流転で、万生命の流転というべきで、それは肉体での贖いが終了し、心眼を獲得するという意味に用いられた表現である。これが低俗になると、外見がコロコロと、カメレオンのように場当たり的に変わるのを、チャラチャラする、となるわけでもある。本来は良い意味に使われていたのが、利己主義で使い出し、物質的な変化に囚われると、コロコロと変わるので、外見だけみて、心の中身をみないから、チャラが軽薄の悪い意味に使われるようになってくる。

いずれにしろ、ETから教えてもらい、人間は心眼を獲得し、植物のエーテルを操作できるように、心を浄化していくのが、地球紀のポストアトランティス時代の、アーリア文化期の修行のチャラの課題なのである。この心眼は、かつて別の形で、古代アトランティス時代の人類は、月人の末裔から指導されて獲得していたというのが、「ホットスポット」の宇宙人高橋さんとして描かれている。そこで、古代アトランティス時代の人類がどのようだったかを簡単に要約する。

             ☆       ☆

現代で、重要な発見がなされると、医学者は権力を手にして、益々残酷な動物実験に走るだろう。実験には生体解剖が不可欠だと思われているからである。しかし、神智学徒には解明されているが、それは発見ではなく、前世の記憶が蘇ったにすぎない。というのも、発見者はかつて、古代アトランティス人だったからである。古代アトランティス人は、現代人よりも医学的知識が豊富で、肉体にも精通していた。

古代アトランティス人は、火(エネルギー)、風(気体)、水(液体)、土(固体)の四大元素を支配し、思い通りに良い天気にしたり、嵐にしたりしたが、子どもは存在しなかった。というのも、不自然な努力を続けた結果、男女の結合なしに、生命を生じさせる偉大な秘密を獲得していたからである。

魂は、意志で、この世に戻ってきて、生まれ変わった。その際に、意志力で、自然の四大元素から自らの人体の形態をとりだしたのだが、結局は、このことが、古代アトランティス人の支配を終わらせた。実際、このような支配が続くはずはなかった。ヘブライの伝説にある、生命の樹に、以上の支配の終焉が、かすかに暗示されている。それ以上発達不可能だったから、この文明は破滅せざるを得なかった。

古代アトランティス人は、宇宙創造の均衡をひっくり返し、自らの文明を破壊した。地球から生命力を奪い取ったので、生命の流れの蓄えが尽きたのである。だから自然の破滅が惹き起こされた。抗しがたい、恐ろしい嵐が突発し、人々を呑み込んだ。タイタン族が神々と戦って、打ち負かされたのである。どんな宗教も、この出来事を戒めとして物語っている。

「お前たちの地球は生きている。もしも生命の流れを取り出すことができたら、お前たちは、あらゆる奇跡を行えるだろう」

古代アトランティス人だったほとんどの魂は、現代でも同じ魂だが、いまでは自然を支配する王座を奪われている。いまは平民の生活に戻り、平民の男女の子として生まれなければならない。

ここで、人間がかつて何であり、将来、再び何になるのか、わかるように、古代アトランティスの驚異的な力について、更に詳しく述べる。古代アトランティスでは、物質が完璧に発達していた。人類はこの状態には二度と戻れないが、完璧さは再び別の形で獲得されるだろう。

古代アトランティスにおける最高位の階級の生活は、非常に単純で、空気から養分を取り出し、君主、特に祭司は、蘭のように、生命に不可欠な養分を、大気の成分から取り出した。現代人にはそんなことはできない。自分で自分を物質界に生み出したわけではなく、被造物として生まれたので、自分の意志で生まれたわけでもないからである。

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古代アトランティス文明は、生命の樹のもつ偉大な秘密の発見のお蔭だった。この発見が、生活を単純化させた。現代人が権力の獲得を目的として努力するのをやめない限り、この秘密を発見するのは不可能だろう。それは誕生と死の秘密である。私が知っているのは、その一部であり、全てではない。この素晴らしい力への関与が許されるほど、私は充分に善良ではないからである。

しかし、一例を挙げて、少しこの秘密に迫ってみる。人間は七年毎に完全に新しく変わるが、またしばらく経つと衰退し、ゆっくりと崩壊する。どうしてかは知られていない。人間が自分で調整して、新しい成分を受け取れたなら、悪いものを選ばずに、より良いもの選ぶだろう。そして、原子は、人間の意志によって、常に両極に分解していくだろう。

人間は、自我という自律した単一の細胞のなかに含まれている。この自我の細胞は死なずに、世代から世代へと続いていく。この細胞はいつも新しい形を生み出し、その形のなかでその都度、人間の霊が自らを現わす。この不死の細胞が、人体のなかに引きとめられて、生殖や力の浪費をしないとき、その人間が、一つの周期の間、永遠に生き続けてはいけない理由はなくなる。

しかし、人間は自分の子どもとして、自らを再生させることで、自らの物質的な存在を破壊する。奥義に達した人が、結婚すると、死に晒された、より低次の存在になってしまう。これは真実である。どんな男も女も、自らの不死性を譲り渡すことでしか結婚できない。

人間は霊であり、霊は物質になった形態の中心である。人類全体が死を必然と受け入れ、人は死ぬものだ、と信じさせられている。しかし、不死の細胞が損なわれずに保たれるとき、死ぬ理由は存在しない。

この事をよく考えれば、これはキリストの崇高な教えの一つなのがわかる。しかし、この教えは失われた。キリストは、生命の最初の不死の果実になるために、死から復活したのだ。

これからなされるであろう新しい発見については既に述べた。それはかつて知られていたが、運命が定めた人によって再び発見されるだろう。そして、その人は、人類の恩人として歓迎されるだろう。古代アトランティス時代に、人類の支配階級に人体の秘密が明かされたとき、彼らはいまの生体解剖よりもっと残酷なやり方で、それを学んだ。

つまり、魂を愚かにしたのである。それによって、進化の力が破壊された。現代人がそれについて何も知らないのは幸いである。そうでなければ、世界は再び悪魔の棲家になるだろう。

LGBTが現れるのを恐れるのは、人類が男女の結合ではなく、再び、古代アトランティスの自然破壊による大破局を思い出させる、戒めの記憶のせいかもしれない。LGBTは、かつてのタイタン族の末裔を思い出させるのかもしれない。だから、科学技術の発展と共に、ほとんどの宗教が、LGBTを迫害する理由となるのかもしれない。





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Last updated  2025年05月13日 19時19分34秒
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