2005/05/07(土)21:42
「必至」アクトレーラー&ハンドアウト
■アクトトレーラー
犯人を逮捕する。
いつもならこれで事件は終了。
報告書を提出して次の事件に取り掛かる。
だが今回は違う。
ここからが始まりだ。
証拠という駒を集め机に積み上げろ!
相手から一言でも多く情報を引き出せ!
トーキョーNOVA the Detonation
「必至」
この事件、詰むや、詰まざるや?
■推奨スタイル
PC1 イヌ:ブラックハウンド軌道捜査課
PC2 フェイト:探偵
PC3 カタナ:フリーランスの殺し屋
PC4 クグツ:千早重工後方処理課
PC5 トーキー:フリーランス
■ハンドアウト
PC1 イヌ シナリオコネ:沢村 義明 推奨スート:ダイヤ
沢村は、河渡連合に所属する組の若頭だ。
SSSが薬の売人を捕まえたところ沢村の名を吐いた。
沢村は、組の薬の売買を一手に取り仕切っていると噂されている大物だ。
さっそく沢村を容疑者として署へと連行した。
沢村は、取調室で不敵な笑みを浮かべ言い放った。
「三下が勝手に俺の名前をだしただけだぜ、刑事さんよ。
それとも俺が指示したって言う証拠があるのか?」
いいだろう。そこまで言うなら証拠を机に積み上げてぐうの音もでないようにしてやる。
PC2 フェイト シナリオコネ:ニケ 推奨スート クローバー
あなたとニケは、飲み友達だ。
損得抜きで仕事を請け負ったり情報をもらったこともある。
今日もニケと飲もうとアテナパレスへとやってきた。
酒が進んでしばらく経ってからニケが話を切り出した。
「詩穂っていう子が最近、仕事にでてこないの?心配だから探してくれないかしら?」
あなたが頷くとニケは空になったあなたのグラスに酒を注いでくれた。
PC3 カタナ シナリオコネ:マイケル・グローリー 推奨スート ダイヤ
フィクサーのマイケル・グローリーから依頼があった。
いつものように殺しの依頼だ。
ターゲットは詩穂という名のホステス。簡単な仕事のはずだった。
仕事にとりかかろうとした瞬間、背後から何者からの襲撃を受けた。
なんとか襲撃は切り抜けたがターゲットにはまんまと逃げられてしまった。
再び最初からやり直しだ。いや、借りも返さねばならない。
どうやら仕事が一つ増えたようだ。
PC4 クグツ シナリオコネ 早川 美沙 推奨スート:スペード
第三班のエージェントであるあなたに課長である早川 美沙から直々に仕事が入った。現在、イワサキのエージェントがN◎VAで活発に動いている。
噂では何か非合法な実験をしているらしい。
その証拠がつかめればイワサキにダメージを与えることができる。
あなたは、早速、仕事に取りかかった。
PC5 トーキー シナリオコネ:九条 政次 推奨スート:外界
ブラックハウンドに捕まった河渡連合の大物が容疑を否認した。
冤罪事件となるのかそれともブラックハウンドが証拠を積み上げて立件するのか。
どっちに転んでもおいしいネタになることは間違いない。
あなたはカメラを手に取ると早速、取材を開始した。
■キャスト間コネクション
イヌ→フェイト→カタナ→クグツ→トーキー→イヌ
一度、やってみたかった犯人を捕まえるのではなく事件の証拠を探したり犯人との交渉で情報を引き出したりするシナリオ。
細部は、これから作っていく予定。
最初、考えたシナリオタイトルが「逆転立件」だったのは秘密だw
●おまけ「血が騒ぐ夜に」外伝―ある日の空邪―
空邪は、久しぶりに千早の家で過ごしていた。
床にうつ伏せに寝つつあくびをしながらテレビで時代劇を見ている。
そこにちょうど千早 雅之が仕事から戻ってきた。
空邪が雅之の方に顔を向ける。
「にーちゃん、おかえりー。なぁ、なぁ、にーちゃん。こいつだけどさー」
空邪は、テレビに映っているだんだら模様の着物を着た美形の剣士を指差した。
「なんで連続で三回も突くんだ? 一回で殺せないほど下手なのか?」
雅之が僅かに口を歪める。空邪の質問にかすかに笑ったように見えた。
「いいえ、空邪、それは確実に相手を殺すために三回突いているのです。
それが剣術というものです」
空邪は、感心したようにおおーと声を上げた。
「じゃぁ、にーちゃん。俺も今度から相手の喉を三回噛むことにする」
「それは、一回で十分でしょう」
―終わり―