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カテゴリ:家族
妊娠が分かった時、出産予定日が近づいて来た時などよく
『男の子(女の子)がいいな~』 『お目目はママに似て、鼻はパパで…』 『背は高くなって欲しい』 などなど生まれてくる我が子を想像しながら楽しみにその日を待ってると思います。 皆さんそうだと思います。 それが普通だと思います。 私もそうでした。 でも身近に障害者を持ってみてそんな自分がどれだけちっぽけで 欲張りか情けなく恥ずかしくなっちゃいました。 産まれて間もない頃から異常に気付いていた姉ですが 只今1歳3ヶ月になる姪っ子が「小児麻痺」と診断されたのです。 今のところ足に異常がみられ、それ以外の発育は多少遅れてはいるものの 足だけの麻痺で済むでしょうと言われています。 パッチリお目目、長ーいまつ毛、少しカールのかかった栗色の髪の毛に 白いお肌の姪っ子(ハーフちゃん)は本当にお人形のようです。 こんなにカワイイ子がなぜ・・・ と悲しくなりました。 でも私以上に姉はすごい落ち込んだと思います。 私達の前ではそんな素振りを見せない姉ですが、姪っ子が 何か一つ出来るようになるとすっごい嬉しそうな顔で報告してきます。 何度も 『ほら見て!』 と姪っ子にそのことをさせて私達に見せてきます。 私達にはちょっとした我が子の成長でも姉にとっては これからの人生に繋がる大きな成長の一つなのです。 『五体満足で元気に生まれて来てくれれば一番』 とよく言いますが、病気や障害を持った子供を持つ親はもはや それでさえ欲張りな願いだと思っていると思います。 『せめてお話が出来るようになってくれれば・・・』 『せめて歩けるようになってくれれば・・・』 『せめて・・・せめて・・・』 と、元気な子供を持つ私達が考えたこともないことを 我が子に願うのでしょう。 五体満足で生まれてきた我が子、それが当たり前のように思ってしまいがちですが それがどれだけ大きなことか、強く実感させられました。 姪っ子には 『長ーいリハビリがあるけど、 歩けるようになってうちのチータとチートと 一緒に遊ぼうね』 と心から願っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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