2007/12/02(日)14:00
川渕・岡田で日本サッカーは衰退へ
昨日は日本サッカー<J1>史上最大の逆転劇で鹿島が浦和を最終節でついに追い抜き逆転チャンプに決定しました!!
ただ昨日の試合を見て改めて、日本代表監督としての岡田武史の愚かさ&無能さ&いい加減さを痛感させられました。
また最近の川渕チェアマンの「継続性を考えて岡田監督に就任要請」という発言には、怒りを超えて苦笑するしかありません。
素人の私にさえオシムのサッカーと岡田のサッカーが違うのはわかります。
別に岡田武史が選手を個人的好き嫌いで選ぶ事があっても、守備重視のチームを作っても、
全くかまいません。
でも『日本代表チームを日本化する』
という、実に時間のかかる、
全く新しいサッカーを作ろうとした壮大な挑戦がオシムの日本サッカー界の未来までを見据えた挑戦だったわけで、絶対に岡田武史には出来ません。
例えば外国へ観光旅行に行くと、外国の素晴らしさに感動することも多々あると思いますが、
外国へ長く滞在すると、気づかなかった日本の素晴らしさに気づかされる事があります。
海外で豊富な経験&実績を積んで、なおかつ日本国内J1でも実績をあげているオシムだからこそ
「日本代表の日本化」という非常に困難な目標を掲げることが出来たのです。
岡田は国内では通用しますが、Wカップ監督を経験したあと、海外から全く評価されず、海外にも呼ばれないレベルの監督で、あの大失態以降も国内に引き篭もったままで、まったく変化していません。
昨日今シーズン全く勝てずでJ2落ちも決まりモチベーションゼロのような断然最下位の横浜FCが、勝てば優勝というサポーターも選手も熱気に包まれているトップの浦和に勝ちました。
ご存知の通り、三浦知良のアシストで挙げた1点が決勝点でした。
昨日の試合でもそうでしたがカズは明らかに、全盛期より全ての面で力の衰えは隠せません。
しかし、それでもカズはカズであり、スターでありキングであるわけです。
昨日の勝利、昨日のアシストがカズがチーム全体に与える影響の大きさをまざまざと見せてくれました。
昨日そう現時点での三浦知良で1位チーム相手に決勝アシストを挙げるレベルなのですから、
10年前ならどうだったでしょう?
岡田武史監督は98年ワールドカップにおいて前年まで世界各地で行われたワールドカップ予選で14得点と世界最多得点を記録したFW三浦知良を代表メンバーから外しました。予選で爆発的な得点力を記録し、本大会でも得点王の有力候補であった三浦を日本代表としてワールドカップに控えとしてさえ出場させず切り捨てました。
結果、Wカップ開戦前の国民の期待を最大限裏切る、三戦全敗で勝ち点1さえ取れずに大敗しました。
確かにアルゼンチン・クロアチアにはどう頑張っても駄目だったかもしれません。でも三戦目のジャマイカ戦に横浜FCでも見せた諦めないカズがサブとしてでもチーム内にいたなら、
勝つ可能性は大いにあったし、間違いなく勝ち点1は取っていた事でしょう。
個人的好き嫌いだったかは別にしたとしても、
ワールドカップ予選で14得点と世界最多得点を記録したFW三浦知良を代表メンバーから外した結果、3戦戦って得点さえたった1点しか取れず全敗したのは、明らかに無能な岡田代表監督の責任以外のナニモノでもありません。
もう一度ハッキリいいますが岡田剛史は既に三戦全敗勝ち点さえゼロというWカップ代表監督としての無能な結果の出ている人間です。
もし勝てたとしてもそれは今までのオシムの力によるものです。
自分の自己保身のために岡田監督を代表に選ぶ川渕チェアマンの老害が日本サッカーを夜明けから、夕暮れへと代えてしまうことでしょう。