2022年 九州場所
11月13日から福岡国際センターが開催された大相撲九州場所。久々の入場人数制限なしの開催となった。前半4連勝と気をはいたが、後半アマチュア強豪との対戦も組まれ、最終的には5勝2敗だった。来場所は幕下復帰を狙える地位に上がる。以下対戦内容をレポートします。3日目朝香山部屋の魁清城と対戦。平成26年春場所入門の24歳で三段目暮らしが長かったがここ1年くらいは幕下でも相撲を取るようになったきた。東から登場の頂は、終始突き押しに徹して魁清城の叩きにも動ぜず、東土俵に押し出した。6日目二子山部屋の小滝山と対戦。平成30年春場所入門の19歳で三段目までは早かったがそこから三段目上位から中位を行ったり来たりて幕下経験はない。東から登場の頂は、一気に突き押しで小滝山に攻める隙を与えず一方的に向正面に寄り切った。9日目二所の関部屋の高橋と対戦。日体大出身で令和4年夏場所入門の23歳。名古屋場所、秋場所と連続優勝している。東から登場の頂は立ち合い一気に西土俵際まで押し込み、このまま寄り切るかに見えたが逆に押し返され右からの小手投げで敗れた。11日目 高砂部屋の朝阪神と対戦。平成28年春場所入門の22歳。序二段上位の壁をなかなか突き破れなかったがここ数場所三段目に定着してきた。東から登場の頂は立ち合い一気の突き押しで正面土俵に押し出した。13日目立浪部屋一翔と対戦。令和4年夏場所入門の18歳。三本木農業高校出身の力士。名古屋、秋と連続で6勝1敗だ。東から登場の頂は、ここまで5勝1敗でこの一番に勝てば来場所の幕下復帰が濃厚となる大事な一番だけに気合が入っていた。立ち合い互角の突き押し合いで、頂はいなすが一翔は残すと再び付き合いとなる。一翔はさっきのお返しとばかり頂をいなすと後ろを向いてしまった頂を送り出した。 1日目 〇 寄り切り 清乃海 3日目 〇 押し出し 魁清城 6日目 〇 寄り切り 小滝山 8日目 〇 押し出し 和山 9日目 ● 小手投げ 高橋11日目 〇 押し出し 朝阪神13日目 ● 送り出し 一翔令和4年九州場所 西三段目36枚目 〇ー〇--〇-〇●-〇-●-- 5勝2敗