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昨日からの続きです。
まずは、昨日の日記をご覧ください。 かなり、いい感じに酔っぱらってしまい、 終電にもぎりぎり間に合うかどうかだったので、 タクシーで西日暮里まで行って、最終の千代田線に帰る事にしました。 (関東の地理が分からない方、ごめんなさい) 運転手さんにたのんで、飛ばしてもらったおかげで なんとか終電に間に合いそうな時間に到着、 一路、千代田線の切符売り場へ、ダッシュ。。ヘ(;^^)ノ やっとの思いで、券売機に到着、 「間に合ったぁ」 と喜んだのもつかの間、な、な、なんと財布がないのです。 そうです、事もあろうことか、タクシーに財布を忘れてきてしまったのです。 急いでいた為、領収書をもらわなかったので、 タクシーと連絡もとることができず、どうすることもできません。 こういうときに限って、銀行でお金をおろしたばかりです。 (諭吉さんが、7人くらい居ました) 途方にくれてしまいました。 ← ヒロシのテーマが似合いそうな感じ。 仕方なく紛失手続きをしようと思って、 近くの交番まで行くとそこには、 "誠にもうしわけございません、只今パトロール中です。<(_ _)>" 踏んだりけったりです。 交番は、もぬけの殻、ドアも閉まっていたので中にも入れず、 寒さの中、外で待つことに。5分くらいしても全然帰ってこないので、仕方なく110番。 「はい、こちら荒川警察署、事件ですか事故ですか?」 お~っと、いきなりそうくるか、いきなりの質問に驚きながらも 「あの~、つかぬことをお聞きしますが、 西日暮里の駅前の交番、誰もいないのですが、、、、、」 と、頭の悪そうな質問をしてみると 「了解しました、すぐにパトロール中の警官を交番に戻します」との事 しかし、更にに待つこと、10分。 一向に戻ってきません。完全に酔いは覚めました。 暫くして、携帯に荒川警察署から電話が来ました 「すみません、パトロール中の警官が事件に 巻き込まれたみたいで、すぐに戻ることができません 仕方がないので電話で申し出を受け付けます。」 「って、おいおい!ヾ(・・;) できるなら、最初からそうしろよ。」 紛失届の連絡もおわり、当然のことながらタクシーで帰ることに、 もうこの時は、完全にシラフに戻り冷静さも取り戻していました。 この後の行動は我ながら早かったです、 まさに、これぞサラリーマンの鏡という働きっぷりで、 タクシー落し物センター、クレジットカード各社にそれぞれ連絡し、 もし万が一、不正に使用されたとしても、大丈夫なように対応しました。 なんだかんだで、家についたのは、深夜2時、 当然、タクシーの料金を自腹で払えない私は、 かみさんの財布からクレジットカードを拝借して料金を精算。 財布を忘れたことと、ハラミを食べれなかった悔しさが、 いまになってこみ上げてきました。 シャワーも浴びる気力もなく、パジャマに着替えて寝ることに、 ふとテーブルの上の電話が視界にはいると、 そこには留守電を知らせるランプが点灯しているではないですか。 「もしや」、 淡い期待と一途の望みを掛けて、留守電を再生。 "一軒の新しいメッセージがあります。" ← ドキドキ(-人-;) 「え~、○○さんのおうちでよろしいでしょうか、 こちら××タクシーですが、先程、財布をお忘れになったみたいで、 戻られましたらお電話いただけます出ようか・・・・・・」 ねえさん、やりました。日頃の行いの賜物です。 最悪、諭吉さんは拉致されてもいい、免許証やカードが戻ってくるのなら。 はやる気持ちを抑え、震える手で電話番号をプッシュ、 「あ、○○さん、先程ね降りられた時に、 お財布を忘れになったみたいでして、お預かりしておりますがどうなさいます? 大金も入っているみたいですし・・・・」 天にも昇る気持ちとは、こういう気持ちをさすのでしょうか。 明日、都合のいい時間にこちらから取に伺いますと言うと、 「大変だろうから、会社まで持っていくよ。 何時くらいに会社に着いています?」 なんてやさしい方なのでしょう。 とりあえず、朝7時には大手町に行きますと、約束を取り付けました。 やったぁ~~~! ボルテージは最高潮に上がりました。 もうこうなったら、誰かにこのことを伝えたくて仕方がありません。 かみさんを起こすことに、そ~と近づいていくと、 ムギュ・・・・・ まちがって下の娘を踏んでしまいました。 え~ん (><) 大変です。状況報告などしている場合ではありません。 「何、やっているの!」と一喝されてしまい、あえなく撃沈。 興奮さめやらぬ状態で、床に着くことに、 朝、いつもどおり4時半に起床。2時間しか寝ていないけれど、 すがすがしい目覚めです。 自転車を駅に置きっぱなしだったので、歩いて駅に向かいました。 普段なら足取りも重く、背中も丸まっているのに、今朝は気分がいいせいか 足取りも軽く、軽快に駅までむかいました。 おもわず、更家ウォークしてしまいました。 大手町の交差点に到着すると、昨日のタクシーの人は 既に到着していて、満面の笑顔で迎えてくれています。 「はい、よかったですね~」 そういうと見慣れた、黒革の財布を手渡してくれました。 ああ~、この感触、間違いなく私の財布だ、 なんとお礼を言ったらいいのでしょうか。 諭吉さんも7人、無事生存していてくれました。 「それじゃ、私はこれで」 「えっ、ちょっと待ってください、 ぶしつけで申し訳ないですけど、これ受け取ってください」 生存が確認された、諭吉さんの一人を取り出そうとしたら、 「いやいや、そんなの結構ですよ、それじゃ気をつけて」、そう言って、走り去りました。 「あなたは、神様ですか。」 まだまだ世の中捨てたものではありません。 このような偉大なる人物がいらっしゃるなんて。 そんなこんなで、わたくしめの財布は、無事、確保されました。 めでたし、めでたし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年01月22日 21時38分11秒
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