テーマ:今日の出来事(292796)
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ご自宅を購入するのに、周辺の治安状況は大きな判断材料になります。
警視庁のHPに、犯罪マップという情報提供サイトがあります。 地域別に、ひったくりや空き巣、車上あらしなどの発生件数を見ることが できます。 今回、オイラのお客様で、この治安の問題で購入を見送ろうかどうか 悩んでいる方がいらっしゃいました。 我々、仲介業者はありのままの情報をご提供して、ご判断して もらわなければなりません。 HP上の数値を鵜呑みにするのではなく、そこに住んでいる人などから 生の情報を収集して、報告するのが我が社のやり方です。 ということで、まずは、所轄の警察署にお邪魔することに、 警察署の目の前に、堂々の路駐を決め込み、いざ突入です。 (でも、小心なので受付の人に、邪魔だったら呼び出してくださいと お断りをいれておきました。。。。。) 所轄の警察署には、普通の企業みたいに、広報という部署がないので 担当の部署に、直接訊いてくださいとのことでした。 今回知りたいことは、刑事課が担当とのことで、そちらの部署に行ってみると、 人相の悪そうな私服の方が、うろうろしております。 そちらのスジの方かなぁと思っていたら、ばりばりの現役の警察の方でした。 一応、丁寧に挨拶をして、ことの事情を話すと、 明らかに嫌そうな顔をして、対応してくれます。 曲がったことが嫌いな、オイラとしては怒鳴ってやりたくなりました。 「お前らそれでも、サービス業か!! 誰のお金で働いていると思っているのかあ!」 どう考えても、サービス業ではありません。公務です。 叫んだ瞬間に、ごっついおじさんに取り押さえられたことでしょう。 あぶない、あぶない。。。。 怒りを抑えながらも、この地域の物件を仲介しており、 お客様が、警視庁のHPをご覧になられて、不安に感じているので 具体的な状況を教えてください。と丁寧に聞いたら。 「率直に申し上げて、そういった質問には答えられません。」 と、毅然な態度で丁寧に断られてしまいました。 「我々の発言によって、住宅でいったら、その地域の価格に影響を 与えてしまいますので、ご理解ください」 ごもっともです。 でも、おめおめと「はい、そうですか」と引き下がるわけにはいきません。 断られてからが、営業です。 ← って、誰に営業してんねん。 「そうは言いますが、市民の方が不安になっているんですよ」 あの手、この手で何とかして聞きだそうとしますが、 さすが百戦錬磨のつわものです、のらりくらりとかわされます。 大まかなことは聞き出せたのですが、細かな点は平行線を たどるばかりです。 仕方ありません、不本意ではありますが、引き下がることに、 丁寧にお礼を言って、刑事課の部屋を出ると、目の前の部屋に 大きな垂れ幕が掛かっており、そこには 「ひったくり対策本部」 あるじゃないですか、一番聞きたかったことが、 壁際に大きな地図がはってあって、そこに押しピンがさしてある状況が 目に浮かびます。 勝負は一瞬です。 いざ、 Open The Door ん? どこにも、地図は見当たりません。 ちょうど、昼飯真っ最中の人相のわるそうなお方たちがこちらを見てます。 「お食事中申し訳ございません。少々お伺いしたいのですが、、、、、」 皆さん、あっけに取られてます。このままマシンガントークを炸裂と 思った瞬間、 「何だね君は、、、、いいからこっちに来なさい。」 あえなく、撤収です。 さすが、桜の御紋です。オイラみたいな生半可なものでは 歯が立ちません。 無事に駐車違反されていない、営業者に戻り会社に報告。 そのまま、携帯をかけながら発進です。 入口に立っている、人相の怖そうな人が何か言いたそうでしたが、 無視してしてやりました。 よくよく考えたら、携帯電話で話しながら運転しちゃいけなかったんですよね。 あやうく、飛んで火にいる夏の虫になるところでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月04日 23時36分26秒
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