2004/04/30(金)21:55
肺炎でまた入院。 4/29【木】
お婆ちゃんが(ママの母)がまた入院した。
今度は肺炎。
ちょっとヤバイらしい。
もう92歳か93歳だから、まぁヤバくて当たり前の歳なんだけど、やっぱり誰かが死ぬのは嫌だから、本当は元気で長生きして欲しい。
これだけ歳をとっているので、お婆ちゃんは「まだらボケ」してるみたいで、私達の事が分からない時もある。
前回の入院の時は、かなり頭がハッキリしていて、色々世間話も出来る状態だったけど…今回はどうだろう。
ママと兄を連れて、旦那の運転でママの田舎・茨城へ出発した。
朝ご飯にと、ママがオニギリを作ってくれていた!!
実家も今は、私の家と同じお米を使っている。
なのでオニギリ超~旨い♪
米が旨いと幸せだ♪♪
GW初日と言っても、明日が平日のせいか道はガラガラ。
1時間半程度で着いてしまった。
犬達も連れて行ったので、お婆ちゃんと殆んど面識のない旦那は、一緒に車でお留守番。
どうせ会ってもボーッと突っ立っているだけになるんだから、車でテレビでも見ていた方が楽だろうしね。
ママと兄の3人で病室に向かうと、叔母と伯母が来ていた。
「叔母」とは「父母の妹」で、「伯母」は「父母の姉」らしい。
ややこしい…。
日本語って面倒だな~。(笑)
1人は茨城でお婆ちゃんの面倒を見ている叔母。
もう1人は荒川で中華屋をしている、私達に一番近い存在の伯母である。
ご苦労様です。
お婆ちゃんは、今回もボケが出ていない様子。
私達3人の名前を正確に言えた。
相変わらず兄の事はちょっと忘れているっぽいが、頑張ったら名前が出て来たよ。
全問正解だったので、ちょっと嬉しい♪
元から賑やかなママの姉妹に、私達3人が加わると、とても「いつ死んでもおかしくない」と言われている、病人の病室とは思えないほど騒がしい。
悲しみが長続きしない一族なんだよね。
緊張感がないっつうか、私も含めてみんなバカなんだろうな…。
良く言えば明るいって事。(笑)
私達家族はパパの法事でもクスクス笑っていた、鬼畜ファミリーですしね。
そういや通夜の夜も酒ガブ飲みして泣きながら笑っていたな、私。
その晩、一緒に飲んでた従兄弟が「急性アルコール中毒」でトイレで意識がなくなり、白目剥いて倒れちゃってビックリ!!
私もパパの通夜に救急車呼ぶ事になるとは思わなかったよ♪
でも何で悲しさって持続出来ないんだろう?
思い出したり考えたりすると悲しいんだけどね~。
まぁ、今回見る限りではお婆ちゃんは元気だから、余計に「悲しい」とか思わないしね。
ただ、あの鶏ガラみたいに細くてしわくちゃの腕に、アザになってる点滴や注射の痕が痛々しい。
私はお婆ちゃんの肌の質感が大好きなのに~。
絶対あの皮膚感を再現したモノをボール状にして商品化し、東急ハンズに並べたら、飛ぶように売れる事間違いない。
商品名は「癒し玉」ともう決まっている。(笑)
それで、低反発のベッドみたいのもぜひ作って欲しい♪
そこで、にんにんと過ごしたら至福の幸せで、昇天してしまうかもしれないな~♪(笑)
え~っと、話を元に戻して…
で、暫く私達も病室や待合室にいたが、いい加減長い。
今回は珍しくママと伯母と叔母がそこから離れようとしないのだ。
いつもだったら、少しだけいて「じゃあ」とアッサリ帰るはずなのだが、今日は異様に長い。
こんな時しか一緒にいてあげられないのだから、一緒にいられる時は長くいてあげればいい。
でも今回のこの現象…何だか、嫌な予感がしてならない。
余りにも長いので、私は旦那と犬達が干からびていないか心配になった。
なので兄と先に車に戻る事にした。
「先に下行ってるね」とママに言い、お婆ちゃんに「お大事にね、バイバイ」と手を振った。
お婆ちゃんは「行ってらっしゃ~い」と言い手を振っていた。
そのまま戻って来ないんだよ?
何だかお婆ちゃんを騙しているみたいで、罪悪感が残った…。(泣)
車に戻ると、旦那は本を読んでいた。
「テレビうつらへんねん」って…可哀想に、退屈だったろう。
しかも炎天下なので全然クーラーが効かない。
旦那、文句も言わず、良くこんなトコロにずっといたな~。
まぁ、暑いの大好きな人なんだけど…。
逆に私は暑いの大っ嫌いだし、紫外線を沢山浴びると皮膚がただれてしまうので、車を木陰に移動して貰った。
そこで、テレビを見たり(今度はうつった)、音楽を聴いたりしてママ達を待つ。
ママを、お婆ちゃんや伯母達と、ユックリ話をさせてあげられたので良かった。
我慢強いウチの旦那様のお陰だね♪(笑)
叔母は付き添いで病院へ寝泊りしているので、伯母を乗せ、お婆ちゃんの家へ。
両家の旦那が宴会の仕度をして待っていた。
運転手は飲めないので、お兄ちゃんが付き合う。
私も「飲め」と言われ、旦那も「お前は飲んだらええやん」と言ってくれたが、一滴も飲めない旦那に悪いので自粛。
ダラダラ飲み食いしてると、叔父はともかく、兄と伯父はベロンベロン…。
普段無口な二人が、超デカイ声で喋ってるよ。(笑)
でも内容は何度も行ったり来たり。
あのぉ~、この人達、車に乗せて連れて帰らなくっちゃいけないんですか???(笑)
夕方まで宴会は続いた。
帰り際、酔った伯父が私が抱いていたション太の頭をいきなり引っぱたく!!
あまりの速さによけきれなかった…。
何もしていないのに叩かれたのでション太はビックリ!!
私もビックリしたよ。
「何すんだよ!!車乗せないぞ!!この酔っぱらいが!!」
文句は言ってやったけど、ション太は鳩が豆鉄砲の顔…。
全くもう!!(怒)
酒臭い「ベロベロ星人」二人を3列目のシートに追いやり、荒川まで送り届ける。
帰りの道もすいてたので、酔っぱらい達にシッコやゲロを漏らされずに到着して本当に良かったよ♪
いつもはここの中華屋で「何か食べて行け」と山盛りの食い物が登場するはずなのだが、伯母が餃子を包んでいる間に、酔っぱらいが行き付けの居酒屋に電話予約を入れた。
私達は訳がいまいち分からないまま、寿司屋風の居酒屋に連れて行かれた。
従姉妹と旦那その子供2人も珍しく同行。
だけど、この夫婦、恐ろしく無口である。
その分子供がベラベラ喋るんだけど、旦那の方なんか、飲んでる最中に発した言葉は「ハックション!!」だけだった気がする。(笑)
ここで、また酔っぱらいの伯父が酔っぱらいの兄に酒を勧めている。
二人共スッゴイ飲んでるな~。
今日だけで何リットル飲んでるんだろう、この人達???
ウチの旦那はアルコールをここでも我慢。
なので私も我慢。
でも美味しい居酒屋さんだったので、満足♪
お会計したら2万弱。
大人8人子供2人いたのに、何故だ???
アルコールを飲んでいたのが4人だけだったにしても安過ぎないか?
このお店の人とは、お互いの店に行きあっている仲らしいので、「ご近所割引」でもあるのかな?
伯父ちゃんのオゴリだった。
帰りに伯母ちゃんから「鮒の甘露煮」と「餃子のタネ」を貰った。
ウチの旦那、絶対「鮒の甘露煮」食べないんだろうな…。
見た目がグロイ物は苦手だもんな…。
案の定、家に着くと「鮒って大丈夫なんか?」と言っていた。
アンタが心配してるのは「鯉ヘルペス」だよ~!!(笑)
少しすると兄から面白メールが届いた。
「あとで交通費精算して下さい」
あの~、さっきアナタから1万円も貰ってますけど?(笑)
兄がこの調子で他人にボラれない事を祈ります。(泣)
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兄の好きなお酒の一つ。
安いのに美味しいお酒です。
ここは1.8リットルで1650円♪
今日はお金を多く貰いすぎたから、後で買ってあげようっと♪
でも兄は沢山飲むし、この間体がまだら模様になってたから孤独死が心配…。(泣)
↓
黒龍 逸品1.8L