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カテゴリ:あとりえ
今日は楽しみにしていた、女声合唱団 ラ・カンパネッラの 10周年コンサート。 http://la-campanella.org/?page_id=14 初めて宮城野区のパトナホールに出かけた。 10周年のための委嘱作品女声合唱組曲「花こころ」が初演された 作曲は八重柏真さん。 花にちなんだ5つの詩がそれぞれ変化のある表情で現れた。 それはそれは、美しい響きだった。。。。。。 たった7人の少人数なのに、深まりのある優しく、暖かく、包み込むような音楽になった。 しゃくやく、リンドウ、ハイビスカス、フクジュソウ、花菖蒲 5つの詩は5人のこども。 どの子も、自分の足で立っていた。 作曲の八重柏さんも私も、聴くのは今日が初めてである。 お互いに緊張しながら、作品の中にいのちが輝いているのを見た。 他のステージもゆったりと楽しんだ。 調子よく、痰も呼吸音も静かにしていられたので、音楽にどっぷり集中できたのがうれしい。 とても、とても、幸せな時間だった。 家に戻ってから、音楽の一回性についてまた考えた。 今日の、この初演の演奏は、もう二度とない時間なのだ。 記録や映像を見たとしても、あのホールで、空気の粒子も見えるような静けさの中に 輝いた音の流れは体験として私を包みこんで、身体の中に浸透した。 音を浴びたことでさっきの私と今の私はもう違うのだ。 人間の声は実に美しい~~~しみじみと感じいる 私はもう歌えないけれど、歌の中にいると音がどんどん体に侵入してきて 聞いているのか、歌っているのか、どちらかわからなくなって もう、どっちでもよくなるくらい幸せな感じになる。 演奏後は運動の後のようにくたびれる。 演奏した人と同じくらい聞いた人もくたびれるのだな。 心が動かされた演奏のあとは特にそうだ。 人間が創造する音楽は本当にすばらしい。 その大切な10周年にご一緒させていただいて心から感謝しました。 これからもますますよい歌をたくさん歌ってくださいね 終了後みなさんと近くでお会いしたら淑女熟女のみんさんと指揮の先生でちょっぴり驚きました。 歌声は若々しく瑞々しかったので!(弱視でよかった!??) またお会いしましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.11.12 22:05:41
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