誕生日
35歳になった朝今朝の空は快晴だ風もなく穏やか私の心も落ち着いている誕生日に毎年それまでの一年を過ごせたことに感謝していたのだけれど今年は少しだけ変化があった30代後半に入ることをことの連呼する母には障害が重い私たちや家族のこれからを強く意識させるらしいやたらと切り上げ40を私も意識することになる人生を10年ごとや5年ごとにまとめて振り返るようになるのは大人になったった証のようでもあるただ前を向いて成人を目指して一日ずつ送った若いとき(!)のようにはいかないものだ・・・還暦や転居のように人生の大きな節目を迎えて両親はしょっちゅう振り返り談義をしては今に立ち戻りあとはいかに楽しく充実した人生を維持するかのまとめに入っているようだ私にしてみればまだ「青春」の真っただ中のつもりなのでさっさとまとめられるのはあまりうれしくない健康な人の年齢プラス10歳、という私たちの人生の時間は一般とは異なるのだろうけれどそれでも私の分はまだまだこれから先があるそうはいっても現実、同年齢の仲間たちの心身の変化や生活の様子を見聞きすれば、緩やかにロウカしていることも実感する日々の生活でも疲れやすくなったし、回復にも時間を要するようになったことを自分自身が一番よく知っているしかし、ロウカと言わないで進化とか成熟とかと言ってほしいできていたことができなくなっても、気づきや考えが深まっているのだし今を維持する毎日がますます多くの努力や感謝でいっぱいになっていくことにもため息がでるくらいありがたいと思う年々物欲がなくなり、みんないればそれでいい感じになってきた痛いところがなくて息が楽なだけで十分毎日小さな問題や課題があってもたいしたことはないと思えるくらいいいこともたくさんあるそれらは自然に寄ってくる今朝の雲のようにぽやんと、だまって、ただ私たちを見てくれている時間がそこにあるよい一年にしていこう