「歴史」はある意味、捏造される

2010.11.13

カテゴリ：日記

今日は漆の日だそうだ

日本漆工芸協会が1985(昭和60)年に制定。

平安時代のこの日に、文徳天皇の第一皇子・惟喬[これたか]親王が京都・嵐山の法輪寺に参籠し、その満願の日のこの日に漆の製法を菩薩から伝授したとされる伝説から。

この日は、以前から漆関係者の祭日で、親方が職人に酒や菓子などを配り労をねぎらう日であった。

漆の日そのものに対して異存はないが

その内容は・・・

結局のところその当時から以降の権力者によって
作り上げられたもの

事実、真実は分からないが

少なくともこんなことはない
大陸からの伝道からかも知れないし、

元々日本独自に木製容器の強化のためにどこからともなく、誰からともなく
木の汁を塗りだしたのが
漆がいいということになって言ったのかもしれない

まずこのいわれそのものは「史実」ではない

後の権力者によって
その権力のバックボーンの一つに作り上げられていったもの

要は「作り話」だろう

しかしこうやっていつの間にか

「歴史」は作られる

一つの事実でも、真実ではない

お化け煙突と同じで、一方から見ると１本、もう一方からだと２本
それと違う方向からだと3本にも4本にも見える

どれも事実だけど
真実は一つしかない

もしかするとこの話の一部分は事実かもしれない

しかし真実とは言いがたい

こうやっていつの間にか「歴史」が作り上げられていく…

本来の歴史は、庶民一人一人が作り上げていたものである！

このいわれを見ながら中国との尖閣列島のやり取りの問題とか
いろんなことを考えてしまった・・・