ロックの部屋

WISHBONE　ASH

ウイッシュボーン・アッシュ「KING　WILL　COME」

仕事中とか、授業中とかで、頭の中で音楽が流れちゃってしょうがない時ありませんか?私の場合Excelなんかで表作成しているときに頭の中のチューナーがＳＷオンしてしまいます。流れる音楽はたいがい【WISHBONE　ASH】の「KING　WILL　COME」。パソコンでコピー貼り付けなどの単純作業しているときに鳴りまくるのであります。♪イン・ザ・ファイアー、キング・ウイル・カム、ジャッジメント・カムズ♪てね。Kingが睡魔と闘うのです。

ウイッシュボーン・アッシュの『アーガス』（邦題、百眼の巨人アーガス）はロック史の中でも名盤と言われている。ツイン・リードギターを中心としたメローなメロディーを持ち味にしたバンド。ツェッペリンやパープルなどが全盛にあった時代では、ブルース臭さもヘビメタ特有のむさ苦しさがない爽やかなバンドでした。フォークギター片手に歌い上げるスタイルは馴染みであったけれども、エレキギターによる叙情的な世界は魅力的で、他には見あたらない貴重な世界観を持ち合わせていました。
キーボードを導入しないギターにこだわり続けたバンドとしては、のちのポリスがいるけど、ウイッシュボーンはメロディーよりのバランスで、ポリスはリズム寄りのバランスであることが違い。

退屈な事務作業の時は必ずKINGがやってくる。カブトと赤いマントに身をみ、片手に槍を持った戦士が……コックリしようものなら、槍でつつかれる。

「KING　WILL　COME」ならまだしも、「JAIL　BAIT」がなり始めたあかつきには、もう自販機に直行して休憩タイムです。