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ロックの部屋

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ERIC CLAPTON

エリック・クラプトン『AUGUST』



今日の読売新聞の夕刊にこんな小さな記事が、

《英国のロックギタリスト、エリック・クラプトンさんがフランス国内の高速道路で、愛車ポルシェで制限速度を86キロオーバーする時速216キロで走行、スピード違反で運転免許証を没収された。》

おースゲー、216キロ運転。怖い物知らずだクラプトンは。車の運転は性格が出ると言われますからね、外見はおっとりしていて紳士のようですが、意外と車に乗ると爆発しちゃうんですかね。(ちなみに私も免許取り立ての頃、軽自動車で東名160キロ運転しましたが……メーター振り切れるところまで。もうこれが凄くて、車内はロードノイズとエンジン音で猛烈なうるささでした。ボディーがばらけるかと思いました。)笑。

で、ご存じエリック・クラプトンは70年代に三大ギターリストの一人と言われていました。後二人はジェフ・ベックとレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジです。ギターテクニックではジェフ・ベック、センスと独創性でジミー・ペイジ。エリック・クラプトンと言えば何だったのか正直私には良くは分かりませんでした。そんなに好きではなかったのでどこに魅力があるのか分からなかったのだと思う。ブルースロックという奴があんまり好きではなかったので。

「いとしのレイラ」という名曲もありますが、これとてジョージ・ハリスンの妻に対するラブソングでプライベートな内容の歌詞だったので、ロックと言うよりは演歌ぽさが鼻について好きではなかったです。

『AUGUST』までに持っていたのは『461オーシャン・ブールヴァード』というアルバムだけでした。『AUGUST』は1986年のアルバムですが、これが実にいいのです。ブルース臭さはなくて、ポップでファンキーです。クラプトンのヴォーカルも滑らかです。これはプロデュースしたフィル・コリンズの力が大きい。フィル・コリンズもこの頃ファンキーでしたからね。

ホーンのアレンジなんかフィル・コリンズのアルバムと似ているし、ドラムスはフィル・コリンズ自身が叩いております。軽い乗りは嫌みがないし、車の中で聴くのもいいかもしれません。

「HOLY MOTHER」などの美しいバラードもあれば、何とYMOの「BEHIND THE MASK」も取り上げています。

ちなみに私、男の渋さや哀愁という奴には無関心でありまして、男はキリッとした人が好きなんですよ。若干オカマぽい方が……(笑)

三大ギターリストではジミー・ペイジが一番好きかな……(笑)


                          (2004-10-15記)


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