FMチューナーは持っているんだけど、ここ最近FM放送なんか全然聴いてなかったので、ピーター・ビヨーン&ジョンの「YOUNG FOLKS」という曲がJ-WAVEあたりでヘヴィー・ローテーションだったなんて事は知らなかった。
情報によるとスウェーデンの3人組のバンドで、今年の5月にリリースされた『Writer’s Block』は本国ではシングル「YOUNG FOLKS」共々大ヒットしたそうだ。スウェーデンのマイナーレーベルとなるとなかなか日本盤で即発売という事にはならないだろうし、今回の日本盤もイギリスのインディ・レーベルがライセンス権を獲得してのリリースだったようです。
日本ではコロムビアが権利を獲得したようです。「YOUNG FOLKS」を聴いた関係者が、面白い曲だと感じて、とりあえず電波に流して反応をうかがって、良さそうだったら発売してみようかみたいな乗りだったんでしょうか?
日本盤のジャケットはこれなのかと思い、買ってびっくり。表の紙ケースだけでした。(笑)
すっとぼけた感じの口笛が何ともユニーク。かったるそうで締まりのない脱力系のヴォーカル、コーラスは、日本でも昔大ヒットした「黒猫のタンゴ」や「帰ってきたヨッパライ」あたりとも共通するユーモアを感じる。そして哀愁の口笛は【
坂本九】の「上を向いて歩こう」をクールにしたような感じですか。【
植木等】の「スーダラ節」の感覚にも近くないかなぁ。
無責任だけど、どうにかなるさみたいな。
要するに、こういう
何も考えずに自然に耳に入ってくる音というのが、心地良いのですねぇ。
でも女性ヴォーカルだったので、てっきり【
カーディガンズ】あたりのフロントに女性を立てるスウェディッシュスタイルのバンドかなと思っていたら、男性3人組でしたね。
「Paris 2004」のトラディショナルなフォークスタイルの曲があるかと思えば、「Let’s Call It Off」のような60年代ビートバンド風のポップソングがあったり、「Start To Melt」のようなシューゲイザー系の北欧激情ギターロックも聴けたりで、
けっこう多彩なバンドでした。でも手作り感覚の素朴さは全体を通してありますね。
日本盤のボーナストラックはヴァージョン違いで「YOUNG FOLKS」のてんこ盛り、4曲もある。これでもかという感じ。おまけにVIDEOまで。。。(笑)VIDEOのアニメはとても可愛いです。
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