あれは8・9年前、今頃の季節だったか、家から車で10分ぐらい離れた所の交差点で小学生が交通事故に遭い、死亡するという事故がありました。
あの時も、朝横断歩道を通学途中に青信号で渡ってきた小学生を、交差点を右折しようとしたトラックがはねてしまったという事故だった。運転手も20代の若い男だったという話を聞きました。
あれから小学校では、交通事故防止のために、主要な交差点に児童の父兄を立たせようという対策がなされました。(旗振り当番、て言ってたかな)順番制だったので、家にも月1回ぐらい回ってきたでしょうか。
昔は緑のオバサンとか用務員のオジサンとかがいた小学校も、今はいなくなり、こういった事も父兄がやらなければならないんですね。
タレントの風見しんごさんの長女が交通事故に遭い亡くなったというニュースを知って、あの時と全く同じ状況だなと思いました。
その交差点は、私も買い物とかで車で良く通る所ですが、毎年事故が起きた季節になると交差点の片隅に花束が添えられていました。その時には亡くなられた小学生の両親の心の悲しみがあらためて伝わってくるようで辛くもなります。あの時事故に遭わなければ今は高校生かななんて……
でもここ1・2年は花束を見ることがなくなりました。引っ越しをされたのか、それとも心の痛みが癒えたのかは分かりません。
家から一番近い交差点は、交通量も多く坂道なので、トラックなどはアクセルをふかし気味で横断歩道を進入してくるような所で、大人でもちょっと怖い所。青信号でも安心は出来ないのだ。
しかし、一番可愛い時期に、何の罪もない子供を事故で亡くすというのは、本当に辛い事です。