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2015.10.26
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今回は一般的なタップ回路とは異なる例を解説します。


直列ブレンダー回路


rblog-20151026171759-00.jpg


基本的にシングルコイルでの利用が多いですが、ハムバッカーにも応用のできる回路です。


それまでのスイッチ式と違い連続可変でコントロールできるというのが売りの回路です。

雑誌や書籍でも多く紹介されてきたのでご存知の方も多いかと思います。


シングルに使った場合は
シングルの通常サウンドから直列接続による太く大きな音量までが得られる強力なコントロールになります。



しかし、ハムバッカーでは喜んで使っているユーザーは意外と少ない気がします。

これはおそらくハムバッカーからシングルへの変化では音量が下がるという決定的なデメリットがあり、可変途中では高域の変化も薄いため、可変の利点を活かしきれない中途半端さが原因のように思います。


しかしこの回路は近年になってハイエンド系楽器での採用が増えているように感じます。

ピックアップなどのクオリティが上がった事や、色々な面で時代のニーズに合っているのかもしれません。





rblog-20151026171759-01.jpg

この回路は片側コイルのvolのように見る事ができます。


このように配線するのはナチュラルな変化を得るためで、ただの抵抗値可変での制限とした場合カーブが極端になってしまい、可変のアドバンテージが失われてしまいます。


そのため、ブレンダー回路は3芯タイプのピックアップでは実現が難しいという欠点があります。






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Last updated  2020.07.28 00:43:58
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murayama@ Re[1]:アンプの音量はワット数では決まらない(09/21) ひろしさん ありがとうございます。 さて…
ひろし@ Re:アンプの音量はワット数では決まらない(09/21) 初めまして。非常に興味深い記事で、参考…
ひろし@ Re:アンプの音量はワット数では決まらない(09/21) 初めまして。非常に興味深い記事で、参考…
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