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機材ブログ

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機材

2020.09.10
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カテゴリ:機材
突然ですが、皆さまチューナーに求める測定精度はどれくらいでしょうか?



2020年現在でのギター用最高精度は0.02セント、長年業界に君臨してきたピーターソンのペダル式が0.1セントの測定精度と思います。


中古も含めれば、これが1万円台〜で買えてしまうのだから、技術の進歩とは素晴らしいですね。






そんな中、私が10年以上愛用しているのはKORGのDT-10で、これの精度は+/-1セントそこそこ、というありふれたスペックです。現在の安物と同等ですね。


この辺り、プロの方々の話を聞くと、技術者に近い方ほど「精度が」(もしくは速度が)という基準でチューナーを選ばれているようなのですが、まぁ待ってよ私の話も一応聞いてよ、という独り言です。


いや本当、ソニックリサーチ使いやピーターソン使いの知り合い、誰も話を聞いてくれない。(笑)

ソニックリサーチはノートの検出は速いけど結果的なチューニング速度変わらなくない?とか言っても通じない。
いやまぁ確かに戯言なんですが。



以下DT-10を良しとする理由づけの文章です。話を聞く気にならないという方はお戻りをどうぞ。。



ここではじめの話題に戻るのですが、ご覧の皆さまや音感を持った耳のよい方々はチューナーに対してどの程度の精度を求めているのでしょうか…?(友達が少ないので純粋に分からない)


私もピアノなどの調律であれば精度は高いほど良いと思うのですが、正直ギターのチューニングに関して、精度の必要性には懐疑的です。



実際、0.02セントの精度で「開放弦を」チューニングしたとして、プレイヤーが押弦時含めて管理できるのは何セントくらいなのか?というのが問題だと思います。


ここはプレイの問題にもなってくるので、楽器なぞ弾けない私には深く立ち入れないのですが…

0.02セント以内にチューニングしたとして何か適当なポジション、例えばAコードを弾いた時の2弦2フレット(C#)に対し

・何セント程度のズレを許すのか
・ズレるとして+/-どちらの許容度が高いのか
・もしくは、ハイフレット周辺では?





これを「確認する」のがチューナーの役割です。



チューナーは、測定器です。

道具の表示器でしかなく、チューナーに合わせた道具を適当に使う、のが目的ではないと思います。


精度が高すぎて普通に弾くと終わりが来ないから、安定しやすいハーモニクスでチューニングをする…

などという場面も時々みられますが、それは目的が入れ替わっているのでは??



また、ロングトーンでピッチがブレる時どのタイミングで合わせるのがいいですか?という質問などは他人に聞く話でしょうか…?


これはチューナーが基準に置き換わっている例ではないかと思います。
お前の出してるピッチの話をしているんだよう!!

(ただ、確かにこんな面倒な話を織り込んで調してくれるプロのテックさんなんて見つかるのか問題が。。)




個人的にはギターというフレット楽器の限界や、音律その他諸々をひっくるめて考えると実際の演奏では10セント前後の精度が精々ではないかと思います。


もちろん可能なら数セント、更にもっと高い精度、というのが理想ですが、全てのポジションでというのは中々ツライのでは無いでしょうか。トッププロは限界突破してくるのかもしれませんが。

そして、演奏時10セント程度は目標よりズレうる、とした場合、チューナーはとりあえず1セントくらいの精度でも良いのでは。


チューナーの場合、100%誤差なく合わせたところで平均律でしかない、という問題もあります。


音律のお話、音響、物理、心理学、音楽理論どれも聞き齧った知識しかないのでこれ以上は私も明確なことが言えないのですが。

マジで楽器は何も弾けないので…





それでも私はチューニングの際、特定のポジションで数セントくらいズレてよしとする時もあれば、やはり15セントくらいズラしてみる時もあります。

色々な条件で聴いて、全体的なピッチの狂い方の平均値(最頻値?)などが気分的に良いと思ったところに楽器自体を調整します。


・ハイフレットでどうしてもズレるなら、ピッチは上がる方がいいのか?
・下げ方向にベンドはできないから元々低めにするのか?

辺りの部分などですね。

杓子定規なチューナー基準だけでなく、ピッチの調整には色々な考え方があると思います。



上記のようなため0.02セントの精度は私には特別必要なものではなく、むしろ幾ら高精度でも、ストロボ式はズラす調整に使いにくいので選択外です。

自分のピッチが何セントずれているのか、純正律的に音程を当てるのにどの辺りを狙えば良いのか、それらがパッと分かるチューナーって改めてみると少ないですね…?




しかしまぁ、ここまでは全てDT-10を持ち上げるための内容です。


使うチューナーの精度が高いならそれに越したことはないですよ。

なんなら俺だって良いチューナーが欲しい。DT-10は音が悪いから別ラインに出さないと使えないし。



ぶっちゃけ、全弦が+/-ランダムに1セントもズレたら和音の響きも多少なり変わるので、高い精度での測定ができるなら、それに越したことは無いです。

全文の否定ですが、結局「平均率の超高精度」というスペックに落ち着くのもよく分かります。誰だってそうする




ただ個人的には、中々DT-10を超えるチューナーが出てこないので、安いのを見つけると5個も6個も買っちゃうんですよね。。。

皆さんも3個くらい買っちゃいましょう!

boss

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Last updated  2020.09.10 23:04:45
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2015.08.24
カテゴリ:機材
内部のチェックです。
ニオイがすごいので覚悟を決めて挑まなければいけません。



では、オープン!
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憧れ、ネットで見てきた通りですね。

実際に細かく仕様を見ていきます。




まず、電源。

初っ端からこれが厄介なのです。
(少なくとも私の)F-2Bは117V専用なので、100V電源で使うと
内部の動作電圧が2割弱下がってしまいます。


正直ここが、F-2Bを改造して使うのでなく
はじめから自作しようと思った大きな理由でもあります。


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しかし1Uというサイズ制限の中で、真空管に適した電圧まで引き上げるとなるとパーツの選択肢がグッと狭くなってしまいます。


いずれ後述しますが、自作する場合もあまり電源周辺の変化はなさそうです、、


ただ電源スイッチなんですが、これはさすがにいくらなんでも華奢なので(汗)自作する際はもっと安心感のあるモノを、というのは決定です。


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電解コンデンサはアンプ並にしっかりしてます。
電源ノイズを除去などの部分ですね。


だからといってノイズが少ないわけではありませんが…これも電源トランス周辺回路が原因の根っこな気がします。

自作に至る大きな理由、その2ですね.








そういえば、とポットを見たらビックリです。


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ALEMBICって書いてある…!!

数字を見た感じ連番になってるので
この機種のための特注パーツである可能性が高いです。


クローズタイプのため分解しないとメンテナンスができませんが、愛着が湧いてしまったのでとりあえずこのままで行きます(笑)





もう一点、対照的に面白かった部分もありました.

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写真では見えませんが、12AX7Aとあります
プリ管ではメジャーな型番です、が

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made in コリア…見た事ない
聞いたこともない…




オリジナルであるのかは不明ですがなんとなくオリジナルな気はします。
JUNKで売り払われるくらいですし、修理交換品ではない気がします。

ポットは特注までするわりに謎の真空管。



見たところ、既にけっこう頑張ってきたようなので、真空管は交換したいと思います。

フェンダー回路ですしRCA7025を載せたいところですが、既に入手難となっています。

ロシア管というのもなんだか違う感じがするのでやはり中国管でしょうか?

一説によると、RCAなどの真空管製造設備が
中古で売り払われて中国で稼働している、といった声もあるそうな

なんだか有り得そうと思わせる、ロマンがあります。(ちゃんと調べたりはしない)





他のパーツはそこそこ普通ですね。

パッと見で思ったのは抵抗が全部コンポジット抵抗な点でしょうか。
全部AB抵抗の可能性も高いですね。

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コンデンサに関してはフィルムはオレンジドロップ

一部にオイルのような、電解コンデンサ

オレンジドロップはブラックビューティーの後継機である(らしい)のと何より耐圧が高く入手性がいいので、真空管回路には大人気です。

AB抵抗やオレンジドロップは少し前まで、特に日本ではかなりもてはやされたモノです。

…残念ながら自作の時は、どちらも使わないつもりですが。
抵抗はカーボン皮膜、コンデンサは適当なものにするつもりです。


本当は金ピを使いたいのですが、カラーコードを読むのが面倒という理由でカーボン皮膜になると思います(笑)





あと一点、内部で気になるのは配線材の細さでしょうか.
よく覚えてませんが、ベースやギター内部の配線もこんな感じだった気がします。
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硬めの被覆ですし断線は無さそうですが、イマドキの頭で考えるとちょっと気になる点ですね。






この手の、配線太さの話はよく聞きますが
じゃあ配線材が細いとどうなるのって事あまり言及した記事がないですよね。
そっちの方が気になる点です。




主観的な部分がほとんどになってしまうためあまり語りたくないのは事実ですが、個人的な感覚としては太さとレンジの感覚は大体比例してると思います。

物理的な話だと、細ければ細いほど断面積が減少するので抵抗成分が大きくなります。

じゃあ太ければ太いほど良いのかって点では一気に情報が減るため(笑)予想しかできませんが
直径1mmまではそれなりに効果がありそうです。

太くすればそれだけ音色がハッキリして太さも出る気がします。

それ以上は周辺パーツの外形が追い付きませんし、物理的にも周波数特性が偏るらしくあえて選ぶ必要は感じない、ってネットで読みました!



ぶっちゃけパーツ選びは理由さえハッキリしていれば結構なんでもいいと思ってるので参考にならないかもしれません。



今回、色々見て構想は固まってきたので
自作プリアンプの設計を、進めなければですね。










Last updated  2019.10.21 13:00:45
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カテゴリ:機材
今回入手したF-2Bについて追っていきたいと思います。



元々「ガリ酷いためJUNK」というものでしたが、どうせCTS辺りが使われてるでしょうしポット交換すれば良いので、

その辺りも見つつ設計中の自作プリアンプの参考という観点から細かく見ていきたいと思います。




まずは音出しチェックです。
しかし異常な量のノイズしか出てきません…



調べた所、出力ジャックがmixアウトしか機能していませんでした。
動作チェックはできるので、とりあえず先に進みます。




この時点で薄々そんな気はしてましたが、ポットの方はほとんど無事ですね。

軽くガリは乗ってますが、経年を考えればマトモな方だと思います。



格安ジャンクでしたが、これはかなり当たりな気がします!

ちなみに音に関してですがファーストインプレッションは、なんだか80年代…って感じです。

ベースでの確認だったのですが、80年代90年代辺りの「一流バックミュージシャン風」な音で、なるほどなーという感じでした。


ただし楽器を換えると、音が全然違います。



楽器によって音が全然違うというのは売り物としてはマイナスかもしれませんが、楽器自体の音を大事にする人にとっては簡単に求めた音を引き出せる利点があります。

極端な加工はしないので、出ない音は出せませんが音が破綻する事もありません。

何が良い悪いというよりも正しく扱う事が重要です。











Last updated  2019.10.21 12:48:14
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2015.08.23
カテゴリ:機材
今回、予てから求めていた機材
ALEMBIC のF-2Bを入手しました。

初めましての記事ですが、いきなり本題から入ります。
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まず、そもそもF-2Bとは といった話から。


アレンビックのプリアンプというと、同社のベースに載ったアクティブ回路などを連想する方もいるかも知れませんがこれに関してはまったく関係ありません。



そもそもアレンビックのロン・ウィッカーシャム氏は、まず音響などの分野で知名度を上げ、機材に関わるうちに楽器の製作まで行うようになった方です。…確か。





F-2Bは、回路的にはフェンダー社のDUAL SHOWMANが元となっています。


このアンプについて、パワー部やノイズに満足しなかったためプリアンプシグナルのみ出力してマッキントッシュのパワーアンプへ繋ぎ、JBLのスピーカーなどを組み合わせて音色を追求していたそうです。

しかしフェンダーアンプのプリアンプ部のみの使用というのは色々と無駄や不都合が多かったため、ラックマウント用の単体機として設計したものという事です。




具体的に回路を見てみると、各定数までほとんどがDUAL SHOWMANと同じままですが(笑)



特に変更を加えてない事についてはベースマンを弾いた時のジム・マーシャルのように、その音がただ理想そのものだった、みたいな事だと思います。



考え方によってはオリジナルへのリスペクトの結果ですので、半端にいじって商業的な優位性を謳われるよりは断然好感の持てるものだと思います。





コントロールは
VOL BASS MIDDLE TREBLE に加えてBRIGHTスイッチ

これが独立して2CH分、同じ回路が並んでいる
というのが基本仕様です


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キャノン入出力やスイッチが増設されていたりと
若干カスタムされた仕様も存在しているようですが、特に日本では情報も少なく詳しく追っていません。



各CHにHIGH LOWと2つの入力が用意されているためリンク接続をしたり、各アウトを用いて2CHの直列接続といった変則的な使い方も可能となっています。


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このプリアンプは真空管式ですが、
シンプルな構成であり積極的に歪ませるためのものではありません。


普通に単体で使ったらクランチやディストーションは掛からないと思います。


現代では真空管=歪みのような印象が強く、歪まないならソリッドでかまわないといった考えも多いようなので、

改めて考えると現在では珍しいコンセプトな機種かもしれません。



もちろん直列にしたり、前段でプッシュすれば真空管特有の歪みが得られますし、なにか品質が劣っているという意味ではなく、むしろセールス用に合わせて脚色された音ではない、ナチュラルな音色が得られる製品です。







い、今どき売れなさそう…(笑)


ピーキーな特徴を持った製品ではないですが個人的にリファレンスとしてこれ以上にないプリアンプでして入手の機会をうかがっておりました。





プロも多く愛用してきた実績があり
共通認識として共有できる音を得られるのはかなり大きなポイントです。




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出音はありますがジャンク扱い(安かった)

修理内容次第ではリファレンス目的から離れてしまいますが、そもそも現在プリアンプを設計中でして、その比較基準として、という目的が大きかったのです。


オリジナル度が最重要であるものの、良くも悪くも基準でしかないため本腰入れて音色を追い込むのは自作の方です。


今回は修理経験も含めて価値があるかと思っての。そして勢いでの入手です。


実際、実機をざっとみると
回路図では見逃してたポイントが
いくつもありそうです。





色々と書き記しながら
楽しみつつ修理を進められればと思っております。

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Last updated  2019.10.21 12:41:50
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