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機材ブログ

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電子回路(パッシブ)

2020.07.27
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最近、自分用の改造回路含めてピックアップの並列回路について考える機会が多かったので、簡単に書いておこうと思います。




ストラトのハーフトーンやジャズベースのミックスの音ですね。

調べると、「ポジションによって位相差が〜」みたいな話はたくさんあるはずなので割愛します。





●はじめに

ジャズベースのミックスサウンドからリアを絞ってフロント単体にすると、ほんの若干ですが低域が増えます。

他の楽器でも同様ですが。



ジャズベースについて上記を言い換えると「ジャズベって、低域がロスしてる音が基本」ということです。


一応ですが、低域を無意味に強調するのが良い音ではないので!!

ジャズベースの少し腰の高いサウンドは現在のスタンダードたり得る非常に素晴らしいものだと思います。本当に。

無意味に低域出せばバランス良くなるとかはマジで無いので、ジャズベースの素晴らしさは改めて想いを馳せてほしい。



ただ、相対的に「高域が抑えめかつ低域はフルレンジなプレベの音」もキャラクター性を持ってくると思います。
個人的にプレベサウンドとして一番のポイントは「ジャズベではロスしていた低域が伸びていること」だと思います。



ともかく、並列回路の電気的特徴ってあまり語られることがないので少し書いておきます。

専門家ではないので、イメージを含んだデフォルメ的な文章になりますがよろしくお願いします。

何か間違えてたら教えてください。





●本題

結論からいうと、ピックアップを並列にすると各ピックアップの良いところだけ殺したような音になりやすいです。
PJタイプのベースでは顕著ですね。






本来、抵抗の話は無視できないんですが今回は省略しちゃいます。

シンプルにピックアップ(電源)の出力がジャックで繋がっていると考えてください。



どちらのピックアップも1Vで出力した場合、出力端子も見たまま1V辺りの電位になりそうです。


しかし、例えばフロントの方が低域で1V出力したが、リアからは0Vだった場合。




同じライン上で両方の電位が成立するということはなく、高い方の出力電圧は低い所に流れてドロップしどこかで安定します。

1Vであり同時に0Vでもあるグラフや波形は描けませんよね。


つまり今回の例では、フロントらしい低域はドロップして半減してしまいます。





●まとめ

ミックスポジションではリアでもフロントでも同様に拾ってる帯域は出力しやすいのですが、フロントらしい低域やリアらしい高域といった「他方にはない良いところ」は減衰して消えてしまいます。


ジャズベースでは、ミックスサウンドが基本として定着してるので違和感は無いですけどね。

個々の音色のイメージが強く付いているPJ配列のベースなどでは、この辺りがお互いを殺し合って感じる原因ではないかと思っています。



並列ではコイル特性(インダクタンス)も変化しますが、これもプレベPUでは上がりきりませんし、やはりプレベらしい低域も減衰します。

本当に良いところだけ殺していると思います。





ギターのハーフトーンではこのインダクタンス変化が結構効いてくるのか、ロスする高域よりも、ハイレンジの伸びとピークの移動の支配度が強い気がします。

なんか位相とか、共振とか、なんか色々な作用があって独特な明るい音色になりますね!(よく分かってない)





●終わりに(応用)

個人的に、クセの強い(生音のタッチ感とかけ離れた)ハーフトーンの音色があまり好きじゃないのもあるんですが、上記の特性をデメリットと感じた場合の、対処方法を考えてみます。


パッといくつか浮かびますが、適当にひとつだけ紹介します。
一番お気に入りのやつは今回内緒です。






んー。そしたら過去に記事にもしたので、今回は「直列(内部ハイカット)にしちゃう」を推しましょうか。


例えばフロントをバッサリとハイカットして、リアをその上に直列に繋ぎます。


こうすることでフロントはリアの苦手な低域だけを出力(ブースト)し、リアは全帯域をほとんどロスなく出力できます。



カット幅を渋って中域を盛ってしまうとローミッドのブースト感が強く出ますが、欲張らなければリアのサウンドにフロントの低域を足したような音が出せそうです(そのままですね)。


もう既存のハーフトーンに慣れちゃいましたが、本当に欲しいリアとフロントのミックストーンってこういう感じだと思います。




個人的に、高域がギャンギャンいうギターが苦手なので、単純なパラより好みです。






Last updated  2020.07.27 19:00:22
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2020.04.01
これまで、楽器のハイパス回路について記事にしたこともあるような、無いような…。

久しぶり過ぎて記憶も彼方に飛んでしまいました。
もう少し、せめて52テレに何故かハイパスコンデンサが付いてる頻度くらいの更新目指したいですね。(年間投稿率に換算したら結構な難易度になりそうだ)





さて。先日久しぶりに某社のベースに触ったんですが、ジャズベースなのにスムーステーパー回路が付いてるんですよ。回路を理解してたら絶対にやらないと思うんですが。

ってことで見るたび毎回悶々とするので、適当なことを書き連ねてガス抜きします。



スムーステーパー回路については、解説サイトも年々充実しているので、詳しくはそちらに任せます。

いや、そうすると最近は良い記事が増えたので私などが補足するようなこともなくこれにて終了になってしまうんですが。。


皆さんスムーステーパーの動作って理解されていますか?あの固定抵抗の意味は?コンデンサの定数はどれがいいの?


皆さん本当に理解して使っているのでしょうか。
私は分かってません。





なのでネットで調べたところによると、トレブルブリードコンデンサは『寄生容量を打ち消す』、並列に追加する抵抗は『変化をスムースにする』ために付けるらしいです。

この並列抵抗が結構マジックだと思います。


ボリュームを絞るとポットによる直列抵抗にコンデンサが掛かって高域だけパスするわけですが、当然絞るほど高域だけが残り強調されてしまいます。



ここでコンデンサと抵抗を並列に掛けると、抵抗値が並列減衰して……、つまり「なんやかんや起きて」ピックアップのハイ落ちが連動する結果となります。




これが高域の強調と組み合わさりキレイな減衰特性を作るため、「スムーステーパー」と呼ばれる訳です。すごい!

(※そして急峻なカーブ自体もスムースになるんですが、情報過多になるので省きます!)



この時のコンデンサ容量は寄生容量の合計値(180p〜680pFくらい)、抵抗値はボリュームポットよりも少し小さい値を取るのがお勧めとされていますね。

もちろん、場合によっては過度な高域強調による味付けを狙って102=1000pFくらいのコンデンサだけを付けてもいいわけです。

この場合、クランチ程度の歪んだアンプに合わせると高域だけジャキっと歪むようになります(クリーンが出なくなる場合もあります)





また上記の並列減衰と逆の動作を応用しているのが『ボリューム2番端子からトーンに繋ぐ』回路になります。

50年代ギブソン方式などと呼ぶ方もいるそうです。私はポストトーンと言いたいです(いま考えた呼び方)。




相反する用途なので、闇雲にスムーステーパーと併用して「キラキラ特化〜」みたいなこと言ったりしないでくださいね。

なぜ相反する動作になるのかは、ボリュームが「最大の場合」と「半分くらいの時」でPUから見た合成抵抗値を計算してみてください。



例えば500kΩポット使用時、合成値は並列で250kΩとなりますが、半分のときでは…??







※スマホ+タッチペンで記載してみました。嘘みたいな描画品質なわけですが、スマホで絵とか描いてる人ってどうなってるんですか…?意味が分からない。ハイパス回路よりもずっと深い謎だと思いました。



通常の回路ではこういった干渉を避けますが、トーンを2番端子に繋ぎ変えた場合には「ボリュームを絞ると合成抵抗値が250k→416kΩなどに上がり、ハイ落ちを少しだけ緩和する」回路になる気がします。

いや、自信はないんですが少なくとも私はそんな意図で回路を書いて使ってました。

この通りとすれば、抵抗値を落としてハイ落ちを掛けるスムーステーパーとは殺し合うということが分かるかと思います。





ポストトーン方式の、抵抗がボリュームポットの負荷側(直列じゃない方)にだけ並列に掛かるという見方は、入力インピーダンスの低いファズ+ボリューム操作を考える時などにも有効だと思います。抵抗値の合計を計算するだけで知ったかぶった顔ができますよ。

ついでに負荷抵抗値でのハイ落ちの具合を数値と体感ですり合わせて覚えておくと、Lo-Z入力時のトーンの可変幅や1MΩボリュームの挙動などなど、見えるものも大きく変わってきます。


こういった部分の回路コントロールができるようになると、自分に合った好みの楽器回路が作れると思います。



ただ個人的には、あまり特別な回路に仕上げるよりは、効いてるのか分からない程の浅いハイパスや、ポットの値程度のチューニングに留めるのがお勧めです。

全部分かった上で素直な回路に納得できるのが一番です。
ハイパス用に180pFだけ付けて、効果は薄いけどシールドが長くなった時にちょっとだけ影響を受けにくくならないかな〜って使ったり、ですね。

はい。そんな感じで、いつも通りすごく適当な記事でした。





ちなみにスムーステーパー回路をジャズベースに搭載した場合、片側のボリュームを絞るとコンデンサがグランドまで掛かるため、残ったピックアップが強制的にハイカットされる結果となります。ハイパスのための回路なのに。

またテーパー調整抵抗についても、そもそもジャズベース方式のボリューム回路は純粋な分圧として機能していないので負荷調整としては適当ではないと思います。

…結果的には、それが狙った効果なら別に良いんですけどねー。






Last updated  2020.04.01 21:37:49
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2019.04.13
先日急にパラレルTBXとかいう造語を作り出して投稿しましたが、あくまでプレベに沿って書いた内容でしたので、少し展開してハイパスボリュームについて書きたいと思います。




ベースだとハイパス回路が活用できる機会は少ないので、今回はどちらかというとギター向けの記事です。

ハイ寄りは好まれないし、ジャズベにハイパス付けたら、片方のボリューム絞るとコンデンサがグランドに掛かってハイカットになっちゃいますもんね。






さて、個人的に結構好きだったTBXコントロールですが、近年のフェンダーでは採用例は少ないように思います。

代わりにノーロードポットなるものが登場しているのですが、これは個人的にTBXの発展形を兼ねたものであると思っています。


何年か前に登場したノーロードポット、当時は情報が錯綜していて不明瞭でしたが現在は調べれば親切なブログなどがたくさん出て来るかもしれません。



ノーロードポット自体はなんのことはない、中身自体はsonicのフルアップトーンと同じ原理で、フルアップの時にはトーン回路が切り離されるというものです。

フェンダーではストラトなどによく使われていまして、本来トーンの掛からないリアピックアップと繋ぎ、回路的に切り離して本来の音色も出せるし、ノブを回せばトーンを効かせることもできる!みたいな賢い使い方がされています。



sonicとの違いといえば、切り離しの掛かる最大位置にクリックがあることくらいでしょうか。あとフルアップトーンは規格や定数が豊富ですね。



我々日本人、ギター改造好きな人間にはフルアップトーンは馴染み深いもので(私だけ?)、その辺りあまり詳しくないという方でもフルアップトーンで検索すれば分かりやすい日本語の記事がたくさん出てきます。


なんだかトーン回路は繋がってるだけで音色に影響するので、切り離せばちょっと高域のロスが減るんだよって感じのことをグーグル先生がネット上で言ってました。




さて、フェンダーのノーロードポットですが、TBXからの流れで並べて考えると、フェンダーなりの後継回路なのではないかと私は思います。






TBXでは連続可変というユーザビリティの高い方式でしたが、これを実現するためにセンター位置でやや高域を落とす必要がありました。当然、この基準位置でのロスを嫌う層もたくさんいたように思います。


では、これを改善するにはどうしたら良いのか?

基準位置で、アレンジしていない通常の音色と同じ状態にしてあげれば良いのです。


しかし当然、通常の音色からでは音色変化は微小です。
トーンポットの250kΩから抵抗値を上げて高域を伸ばそうにも、既にロスはあまりない訳ですから、半分もの回転ストロークに対して伸びが少なくて操作感はかなり悪いでしょう。

ならばクリックの基準点をセンターからずらし、最大位置でクリック一回分のスイッチ動作にしてあげれば良いのです。

つまり、ノーロードポットになるのです。


これによって、通常と同等の操作域のトーン、音色ロスのない基準点(トーン接続状態での最大位置)、クリックアップでトーンを完全に切り離す事によるTBX以上の負荷変化、を達成することができます。



TBXでは1MΩ+82kΩの負荷で、それなりにトーンポット接続の影響を小さくできる値でしたが、切り離しであれば電気が通らない=無限大の抵抗ですので、完全に影響を排除するところまで持っていけます。


私自身も、なんだかsonicのフルアップトーンと同等のものが後から出てきたという感覚が抜けないのですが、ちょっとした差異である「クリック」の有無が、考え方の違いを表し、正しくフェンダーの系譜にある後継回路たらしめるのではないかと思います。
あくまで個人的な感想ですが、当たらずと雖も遠からずではないでしょうか。

パッシブ回路って面白いですね。本当。



こうして順序立てて考えてみると、TBXを嫌がっていた人や馬鹿にしていた方々にも、改めて評価していただきたいなと思います。

フェンダーもちゃんと考えてモノ作ってますよ、多分。







さて、驚くことにここまでの文章が前置きです(笑)

だって他人のふんどし紹介しただけで、回路の自作してないし…。



すぐ終わっちゃう内容ですので、飽きてない人だけお付き合いくださいませ。




フルアップトーンやノーロードポット、それだけでも素晴らしいんですが、なんかアレンジできないかなーって思って考えたのが次の回路です。





rblog-20190413143444-01.jpg


実体図が用意できなくて申し訳ない。
ソフトの都合でコンデンサ数値入れなきゃいけなかったので適当に入力しております。





フルアップトーンの空いた端子から、ハイパスコンデンサを接続します。
これは、ボリュームとトーンの両方を活用した連動ハイパス回路となります。


通常であればボリュームポットの二端子に掛けてコンデンサを繋ぐかと思いますが、ボリュームの入力端子、導線を辿って行ってトーンポットの2番端子からコンデンサを繋いでも動作は同じですよね?

となると、トーン最大位置では接触している3番端子から繋いでも同じですよね。



トーンポット2番端子はトーンが最大であれば3番端子と繋がりますが、トーンを絞ると3番端子は切り離されてしまいます。

つまり、フルアップ状態の時だけハイパスコンデンサが接続され、高域を下げたくてトーンを絞った状態ではハイパスのない状態になります。




この回路を考えた時にノーロードポットの実物で導通の確認取った気がしますが記憶が曖昧なので、一応フルアップ状態で2番端子と3番端子に導通が来ているかチェックが必要かもしれません。ダメだったらごめんなさい。



sonicのフルアップトーンの方は以前にテスターで確認しました。大丈夫です(たぶん)




もしダメでも一応、通常のトーンポットでも応用が可能です。

トーンを絞っても完全な切り離しはできませんが、コンデンサと直列に抵抗が入るのでキンマン社が提唱する直列抵抗型のスムーステーパーボリュームに近い形となります。

もちろん抵抗値が大きくなるほどハイパスの効果が弱まりますので、連続可変的な形でトーンと連動させる効果を得ることができます。




この方が「プチ」ノイズが出にくいので使いやすいかもしれませんね。

むしろ、なぜこの形のハイパスが普及していないのか不思議なくらいです。コンデンサの接続端子変えるだけですよ。

でもコンデンサは他とショートしないように足の絶縁はしっかり取ってください。



あとは、私がこの効果を強く狙って回路を組むなら抵抗値が高い方が分かりやすいので、トーンポットの抵抗値はやや上げるかもしれません。その辺はお好みです。







前回に倣って名前付けた方が分かりやすいかな?って思ったんですが、全く浮かびません。

トーン連動型ハイパス?ゴロわる。
ダメですね。



暫定で「可変ハイパス回路」って付けときます。
そのうち私のネーミングセンスが芸術的爆発を起こしたら変更するかもしれません。


あ、フルアップポット使ったらスイッチドハイパス回路ですね。ダメじゃん。


良いです、別に認知は求めてないので好きにしてください。多分呼ぶことがそもそもない気がしますが。









急に話題に出てきたキンマンのスムーステーパーが気になっちゃった人は調べてください。
自分で調べてください。長くなっちゃうからね!


これで、
・通常のコンデンサ追加のハイパス
・抵抗並列アリのスムーステーパー
・抵抗直列のスムーステーパー
・前回の記事で書いたポストトーン接続
・スイッチドハイパス回路(笑)
・通常ポットバージョンの可変ハイパス回路



これらの中から好みの回路、好みの定数を選んでボリュームのハイパスを組めるようになりました。

こうして皆さんパッシブ回路に気が向くと嬉しいです。






プロによる盗用、商用利用はお控えくださいと一応書いておきます。

配線知識は金なりというスタンスの工房さんが、この記事参考にした場合にお金くれたら嬉しい。






Last updated  2020.07.30 13:38:33
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2019.04.12



パッシブ回路好きを公言している私ですが、そういえばタップ回路以外もう全然ブログに書いていなかったので少しだけ記事にします。

これまで「パッシブ回路を組むのが好き」と伝えても、だいたい意味が分からないというような反応がほとんどだったので、少しでも輪と理解が広まるとパッシブ回路おじさんは嬉しいです。


さて、思いついたものを列挙しても仕方ないので、うちで転がってるプレベの回路をいくつか紹介したいと思います。



最初の頃は普通にCTSポットに5000円くらいのペーパーコンデンサを載せたりしていましたが、段々と変な回路を思いつくようになってからは実験機に成り果てて行くこととなります。


変な回路というと、使えないような回路はたくさん思いつくという方がいますが、当然それらを使える形に落とし込むのが大切だと思います。

私も過去には失敗作を載せたりした気がしますが、頑張って思い出しても冗長になるだけなので割愛。

昔はEMG載ってましたがピックアップレビューにしかならないのでこちらも割愛。




自作回路では一番長く載せてたTBXの応用トーンコントロールから話そうと思います。


しかし、それにしてもですね。頑張ってプレベ用に回路は作った訳ですが、まずそもそも、プレベには1ユニットのピックアップとボリューム、トーンのコントロールしかありません。

これが中々難しいものでして、何度考えてもアレンジする幅がもうほとんど無いのです。


音源であるピックアップについては各弦のバランスは崩せないため、タップすら不可能でシリパラくらいしかできることがありません。

実際シリーズ・パラレル切り替えスイッチのついた楽器も存在していましたが、使うかと問われると別にオリジナルのままでも…。というのが私の感じた印象でした。

コントロールについてはボリュームは絶対的に必要で、完全に自由に扱えるのはトーン部分のみです。


ただトーンに関して、元々重心の重たい音色であるプレベには単調であると感じていたので、もう少し活用する幅のある回路にしたいと感じていました。





低域方向に偏重したトーンの単調さを改善する案として、すぐに浮かぶのはセンター位置を基準にしたハイカット/ローカットトーンですが、これはとりあえず「アリッちゃアリ」程度の回路です。
スイッチポットを用いてローカットへ切り替える回路も、「アリッちゃアリ」ですね。

ただ私はそういった楽器を仕立てたいのではなく、新しく有用なパッシブ回路を作りたいのです。




唸った結果できあがったのが、フェンダーのTBXトーンを使った応用回路です。

TBXについての詳しい解説は、調べればたくさん出てくるので先達にお譲り致します。



少しだけ簡単に説明すると、センター位置の負荷抵抗を加減した緩いハイカットの状態を基準の音として、

・ノブを絞って行くと通常のトーン回路が繋がりハイカット

・逆に回せば負荷抵抗が大きくよりブライトな音色になる

というコントロールです。



ギタリストにも存外自然な変化として受け入れられていましたが、センター位置ではやや高域がロールオフしているというパッシブならではのクセがありました。
それでもパッシブでブーストは現実的には不可能ですので、あくまでパッシブの範囲で自然なブースト感、効果幅を狙ったものとしては相当優秀な回路であると思います。

実際、センター位置で普通のフラットだと感じていた方もかなり多かったかと思います。




さて、これに関してセンターでレンジが変わるのであれば辻褄を合わせればいい、という発想で組んだのが今回の回路です。

具体的にはピックアップをパラレルで接続して、下がったレンジを元に戻します。


TBXトーンではセンター時の負荷抵抗値が約82kΩと、通常のトーンポットの4分の1に近い数値まで落ちています。そのため高域が落ちてしまいます。

そこで、ピックアップを直列から並列に組み替える事でコイルの合成値を4分の1にして、おおよそ辻褄を合わせてしまうのです。
これならセンター位置で通常の周波数レンジと同等に落とし込むことができます。


センターでフラットなままですので、トーンを上げれば通常よりもレンジの広いブライトな音色へ変化し、トーンを下げれば通常のトーンを効かせる事の出来る回路になりました。
正直、他にアレンジしようが無い中でピンポイントで帳尻合わせができたので、プレベらしさと+アルファが実用的な範囲でまとまっていて結構気に入っている回路です。



ふむ。こうなると名前が欲しいですね。

「パラレルTBX」で伝わりますかね。
でも商標に引っかかるかもしれない。





さて、上記回路(またその応用)で満足していた私ですが、回路作りが趣味なのでその後も色々模索しておりました。

しかしプレベコントロール構成の縛りは非常に強力で、中々有用な回路は作れません。





別のアプローチでできあがったのが、現在搭載している「ただの定数組み替え回路」です。


入り口は、「そもそもプレベの最大の特徴ってローカットされない事じゃね?」と思ったことでした。

確かにパラレルTBXではジャズベに近いレンジ感まで持って行くこともできますが、それならジャズベに持ち替えちゃう層にはメリットなしです。

そこで、よりプレベの音を活かしたアレンジを考えた結果「定数変更と少しのアレンジ」で落ち着きました。



具体的には
1MΩのボリュームに100kΩのトーンを後段に配置。コンデンサは若干小さめです。




この場合だと、通常のポット並列合成値である125kΩよりやや小さい91kΩ前後の合成抵抗値となります。





普通に売ってるポットから選ぶとこの組み合わせになっちゃいました。

でもまーとりあえず問題はないと思います。



さて、ピックアップは通常の直列配線で、ポットの合成抵抗値もそこそこ同等の定数に合わせるわけですが、この回路のキモはトーンを後段に配置する部分かと思います。

普段はまずまずなレンジですが、ボリュームを絞った際にはピックアップから見た負荷の大きさが変化して高域バランスが変化します。
ボリューム操作も自然に変化させる事ができるようになります。


具体的に説明します。

分かりやすくボリューム半分の位置で説明すると、抵抗はボリュームの直列に入っている500kΩとグランドに向かう500kΩに分けて見ることができます。

そしてこの時、グランド側にある500kΩとトーンポットの抵抗が並列で配置される形となります。

トーンポットは100kΩですのでその部分の並列合成値は100kΩより小さくなりますが、ピックアップから見ると直列の500kΩの後に100kΩ弱の負荷が繋がってみえる経路となります。

つまりピックアップからみた負荷抵抗の合成値は平常時91kΩだったものが、ボリュームポット半分の位置では500kΩ以上に変化することとなります。

これは1MΩのポットをボリューム&トーンに使うよりも高い合成値です。
これによって少し明るい音色バランスとなります。




またこの時、音量は5分の1ほどまで落ちる計算となり、分圧比が変化するためボリュームポットはBカーブが好ましいと思います。

そうすると明るさの変化と合わせてやや緩い対数カーブを描き、「スムースなテーパー」を描くコントロールが望めるかと思います。



少し煩雑な解説となりましたが、結局この回路ではボリュームを絞ると通常のように音色が暗くならず、体感として自然な音量変化が得られます。




また、もしかすると音色の明るさは要らないという方も居るかもしれません。

しかしそういう方はトーンを絞ると思います。

この回路の面白い点として、「トーンを上げているとボリューム変化時に音色が明るくなる効果が得られるが、トーンを絞り切るとボリューム変化時に音色が暗くなる効果が得られる」特性を持つ点があります。

求めたトーンに合わせてボリューム操作時の効果が変化するのです。(文章にすると魔法のようですが、実際は微妙な調整が必要かもしれません)




そもそもの変化がハイパスのようなギンギラしたものでは無いですが、この暗い方向にも振れるというのは通常のハイパス追加回路には無い効果かと思います。




原理についてはごく基本的なハイカット(ローパスフィルタ)を考えてもらうと分かりますが、ハイカット用のコンデンサがボリューム抵抗の後ろにいるので、ボリューム操作での直列抵抗の増大により強いハイカットへと変化するのです。

このため、コンデンサは通常の定数ですと音量が下がりすぎてしまうので、小さめにするのがオススメです。





この回路にするデメリットは(トーンの幅の多彩さを求めた結果)各コントロールの依存が大き過ぎると感じるかもしれないことと、ボリュームの抵抗値が大きいので出力インピーダンスが高くなってしまうことでしょうか。

一応どちらも、これほど極端な定数に変えず加減することで対応可能です。

何なら各ポジションでのバランスを作り込めば、パラレルTBXとの合わせ技でも問題なしですね。





あとこの回路はもちろんギターにもオススメで、実際似たようなことを試している方も多いようです。

ただしハイパスとの比較で扱われていることが多く、トーン後段接続にハイパスコンデンサを併用しているネット記事なども散見されます。

上記原理を理解しないでただ組み合わせても、高域に掛けるはずの直列抵抗をコンデンサでバイパスしてしまうような回路になってしまうので注意してください。


でもまぁ、気に入っていればなんでも良いです。パッシブ回路もどんどん好みに合わせて選んでいきましょう。






あ、でも例の如くプロによる盗用と商用利用はお控えください。


初心者に向けた基礎的な電気の説明すっ飛ばして何言ってんだって感じですかね。ですよね。



なんとなくまとめたので、まず記事として投稿しちゃいます。
もっと分かりやすくするためにそのうち画像でも追加するかもしれません。ソノウチヤルヨ。












Last updated  2019.04.12 22:41:56
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2016.02.23
随分ご無沙汰してました

一般的なタップ回路についてあれこれ説明しましたので、本題に入ります。

半年も掛かりました。ごめんなさい。
あと、記事中の画像でグランド表記が一貫していません。ごめんなさい。





改めまして、今回はオリジナルのタップ回路についてです。

と言っても前例が一切ない訳ではありませんが、タップとして実用している方はほとんどいないと思われます。




オリジナルのタップ回路 実体配線図

rblog-20160223215522-01.jpg

切り替えスイッチをつけた、応用回路

rblog-20160223215522-02.jpg


上級者の方であれば、こちらの回路を書くと分かりやすいかもしれません。



要は、通常のトーン回路をタップ線に繋ぐ、という事が今回の回路の肝となります。

これを仮に、トーン型タップ回路とします。






具体的な動作説明をしますが、その前にこれまで記事にしたタップ配線についての内容をまとめます。


・初めに、タップ回路は70年代頃から普及しだします。ハムバッカーコイルの中間配線を引き出し、片側のみでシングルコイルのサウンドを狙ったものです。


・その後90年代以降になると、連続可変を可能にした直列ブレンダー回路が普及し出します。
   それまでのスイッチ切替式と違い連続可変でのコントロールが可能となります。




・その頃、アメリカではG&Lからレオ・フェンダー氏考案のスプリッタースイッチがパテント申請されます。

この低域を残したタップ回路を抜き出し、近年多くの大企業が採用しています。






G&Lのタップ回路では、1stコイルの低域はコンデンサ(グランド)に流れ込めず、直列動作します。

しかし高域から見るとコンデンサによってグランドへと落とされているためこのコイルの高域出力はカットされます。

二個目のコイルから見た場合でも、コンデンサによりグランドに接続と考える事ができますので、高域では通常のタップのように動作している事が分かります。

rblog-20160223215522-03.jpg

結果、低域はハムバッカーの量感を維持してシングルっぽい高域のサウンドを得られるという非常に考えられた回路です。




今回のオリジナルトーン型タップ回路は、これらタップ回路の歴史背景を組み合わせたような動作となります。

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改めてシンプルに書き直すと、通常のトーン回路が出力線ではなくタップ線に繋がっているだけであると分かります。



つまり、トーンを出力に繋げばトーン回路、タップ線に繋げば可変タップという切り替え回路も実現できます。


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動作はおおよそ想像できるかと思いますが、このコントロールは1つ目のコイルの可変ハイカットとして動作し、結果としてG&Lタイプのタップを連続可変で行います。

もちろん動きはトーン回路の通りですのでカーブにも問題はありませんし、通常のターボブレンダーと違って3芯でも問題なく配線できます。
実際の配線作業も容易で復元も簡単です。




フタをあければ、恐ろしくシンプルな発想です。
G&Lではハイカットによって動作を実現していたのですから、最も身近で使い古されてきたトーン回路を用いるだけで、可変回路を実現できます。

ローカットとも違う、これまで無かったようなメリットを得られる回路となります。


また実際に音を聴いてみると分かりますが、低域が残っているため音量感を維持しつつ、高域はシングル動作するため増えて感じる事から、音色の変化も充分に得られます。



シングルでの動作・音色にするのが目的のため当然ハムキャンセル効果は失われますが、理論的には50/60Hzなど低い帯域のハムノイズはキャンセル効果が得られるようです(低域はハムバッカー動作のため)。






蛇足なアレンジの多いLP回路など、中々有用な回路になるかと思います。
少なくとも、ハイカットトーンはあまり使わないからとトーンを潰してブレンダーにするよりはオススメです。

やはり、スイッチポットでノーマルトーンと可変タップとの切替がイチオシです!



他にもシングルコイルの楽器への応用や、フルアップトーンポット(ノーロードポット)との併用など、様々な使い道が考えられますので、中々面白く扱えそうです。



ちなみにこの回路、 こいち時間 のこいち氏との会話がキッカケで浮かんだものなので、自分より先に氏の自作ギターに搭載されました。

というより、個々の案は頭にあったものの、それらが繋がってこの回路に思い至ったのはこいち氏のお陰です。
感謝。



正解が分かれば道筋はどうって事のないものですが(世の中そんなものが多いでしょうが)、キッカケというのは本当に大事です。

もしかしたら、Y社など近いタップ回路を採用したメーカーでは、トーン型も既に検討済み(ボツ)なのかもしれませんが…





世の中にはまだまだ一般には普及していない、素晴らしいパッシブ回路がたくさんあります。
今後パッシブ回路業界(?)に新しい動きが増えてくれると、とても嬉しいですね。





この記事はあくまで個人間のやりとりを元に、パッシブ=制約だらけという認識を改めるキッカケになればと公開しております。



自己責任の範囲での個人利用は目的に沿う所ですが、プロによる商用利用、金銭の発生する盗用はお控えください。





もしくは、是非コンタクトをいただければと思います。
当方は現在までほとんど独学で、趣味を兼ねて日々勉強しておりますので、頼れる知人を常に募集しております。








Last updated  2020.07.28 01:16:12
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2015.12.05
その他のタップ回路続き

今回は個人的に特に気に入っている回路
素晴らしい回路の解説です



レオ・フェンダー氏がG&L時代にパテントを取得している回路から一部を抜粋したものです。

このタップ回路では、一般的にはグランドに繋がる所にコンデンサを挟んでいます


rblog-20151031135844-00.jpg


タップ部分の信号について簡単に動作を説明します。



低域から見た動作
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・低域から見るとコンデンサを通れないので電気は流れず、追加回路はないものと見なせます。通常のハムバッカーの通りに動作します。


高域から見た動作
rblog-20151031135844-02.jpg

・高域から見るとコンデンサはスルーしますので電線で繋がってるのと同じ、つまり一般的なタップと同じくグランドに接地されてるのと同じ動作となります。

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高域についてもう少し詳しく書きますと、1つ目のコイルは出力がグランドに落とされているような形のためミュートとなり、2つ目のコイルはコールド線がグランドに繋がってるように見えますので、つまり普通のシングル(タップ)と同様の動作となります。



結果、低域はハムバッカー的な図太さと音量を残したまま、高域はシングルコイル特有のサウンドを得られるという非常によくできた回路となっています。


コンデンサの容量によって、残す低域の周波数(量)を調整する事ができます。



これはG&L社のパテント回路の中の一部ですが、更に原型まで遡ると、50年代最初期、まだハムバッカーが存在していなかった時代にテレキャスターのアレンジ回路として、同様の回路(直列だけどハム(ノイズ)打ち消し効果はなし)がレオ・フェンダー氏によりパテント取得されています。

やはり発案はレオさんで間違いないのかなと思います。天才恐るべしです。



その後Y社がこの回路部分のみ抜き出して一部高級機種に採用しています。

またその他に確認しただけでもF社が特殊スイッチングに組み込んだり、G社やP社が近年の一部機種に採用したりしているようです。

少しずつ普及してきている回路ですが、まだ回路を説明しているような記事は少なく、原理の説明まではまだ見た事がない状態です。



共通の認識というのを持ち合わせていないので、個人的には「G&Lタイプ」や、「低域残し」などと呼んでいます。ネーミングセンスが丸出しです。

また、この回路はシングルコイルでのピックアップ2個に応用すれば、パッシブLowブーストが可能になるというのも大きな特徴かと思います。複雑なスイッチ回路かブースト専用ピックアップが必要になるのが欠点ですが…。

某Attitudeなんかアレンジしたら鬼のように低域ブーストできそうですよね!




タップ部分にコンデンサが1個増えただけですがこの回路、メリットに反してあまりに認知度がありません。

まだ目新しい回路なので存分に自慢する価値のあるものかと思いますが、これに固執するあまり無駄に音を悪くしたり、回路自体の評判を落とすような事がなければいいな、と思います。

正しく扱えばとても有効な回路です。


同業の方などは特に、しっかり理解した上で必要な場面で使って戴きたいなと思います。







Last updated  2020.07.28 00:50:47
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2015.10.26
今回は一般的なタップ回路とは異なる例を解説します。


直列ブレンダー回路


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基本的にシングルコイルでの利用が多いですが、ハムバッカーにも応用のできる回路です。


それまでのスイッチ式と違い連続可変でコントロールできるというのが売りの回路です。

雑誌や書籍でも多く紹介されてきたのでご存知の方も多いかと思います。


シングルに使った場合は
シングルの通常サウンドから直列接続による太く大きな音量までが得られる強力なコントロールになります。



しかし、ハムバッカーでは喜んで使っているユーザーは意外と少ない気がします。

これはおそらくハムバッカーからシングルへの変化では音量が下がるという決定的なデメリットがあり、可変途中では高域の変化も薄いため、可変の利点を活かしきれない中途半端さが原因のように思います。


しかしこの回路は近年になってハイエンド系楽器での採用が増えているように感じます。

ピックアップなどのクオリティが上がった事や、色々な面で時代のニーズに合っているのかもしれません。





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この回路は片側コイルのvolのように見る事ができます。


このように配線するのはナチュラルな変化を得るためで、ただの抵抗値可変での制限とした場合カーブが極端になってしまい、可変のアドバンテージが失われてしまいます。


そのため、ブレンダー回路は3芯タイプのピックアップでは実現が難しいという欠点があります。







Last updated  2020.07.28 00:43:58
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2015.09.19
今回はギター回路の話題です。


実はパッシブ楽器の回路を考えるのが一番の趣味なのですが、数少ない知人であるこいち時間のこいちさんとやりとりしていて
ギターのタップ回路についての話になったので解説をこちらでも公開したいと思います。



まず、「タップ配線とは」って所からですが

ハムバッカーのピックアップは2個のコイルが直列で配線されているので、配線のアレンジによってコイル1つのシングルコイルとしても鳴らす事ができます。

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タップ(中間点)を引き出して切り替えるので一般的にそう呼ばれます。


シリーズハムバッカーはコイルが2倍になってしまうため電気特性的に高音域が落ちやすく、また他にも位相など様々な要因から、独特な音色となります。


そこで、ハムバッカーの片側のコイルのみ使う事で、ギターを変えずにシングルコイルの煌びやかな音色を得られる回路としてよく採用されています。

手軽に「シングルらしい音」という分かり安い音色幅を持たせられるのでなかなか扱いやすい回路です。


個人的にシングルの音色はコイルに依存する周波数特性よりも、マグネットに依存するアタック感などのレスポンスが重要なポイントだと思ってるので「シングルの音」、と考えると少々めんどくさくなりますが…音色幅と使いやすさは素晴らしいと思います。



タップ回路は中々奥も深く、理解してうまく使えば役立つので中々見ない内容を折り込みながら詳しく解説したいと思います。

アレンジとしては最もメジャーな回路なので
スルーされがちですが、興味のある方は参考までにどうぞ。


まず、一般的なタップ回路です。

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スイッチでタップ線をグランドに落とす事で、片側の出力がグランドに落とされると共に、2個目のコールド線が接地されるので、回路上はシングルコイルと同様と見ることができます。



右の図のように形を書き換えただけで、かなり理解しやすくなるかと思います。

ギターの回路では、引き回された配線の
どこが電気的に同じラインか、という部分が非常に重要になります。


これが見られるようになると、複雑な回路になってもよく見れば、

ピックアップ
抵抗で制限
コンデンサで高域だけスルー(低域だけ制限)
そしてショートとグランドアース程度の組み合わせでしかないので電気の流れ方を深く見ることでしっかりと理解できます。





ハムバッカーでのタップ回路自体の起源は不明ですが

ディマジオ社からデュアルサウンドという名前で4芯ピックアップが出た前後の時代ではないかと思います。

デュアルサウンドでは通常の直列接続から並列接続の切り替えを推奨していた気がするので、タップ回路は若干遅れて普及した可能性もありますね。

詳しくご存知の方いましたらご教授頂けるとありがたいです。











Last updated  2020.07.28 00:40:21
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