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カテゴリ:雑学
日本では、ギャンブルは禁止されています。
ただし、競馬や競艇など、公的機関が主催するものは大丈夫です。 何だか変な話ですが、厳密には友人たちとの賭けマージャンも法律違反です。 時々、有名人がそれで捕まったりします。 そういうわけで、民間企業がやっているパチンコも建前上はあくまでゲームなのです。 お店がパチンコ玉と交換してくれるのは景品だけです。 現金にはしてくれません。 ところが、何故かそのパチンコ店の近くにその景品を買い取ってくれる場所があります。 あまりにも日本的なこのシステムの是非は問わないとして、他のことを考えましょう。 パチンコ店では、玉を1個4円で売っていて、遊んだ後は1000個の玉を持ってカウンターに行けば4000円相当のものと交換してくれることになっています。 これが等価交換の原則です。 ただし、交換のときは店が手数料とかいう名目で割り引くので、買った時の4円では交換してくれません。 実質、3円以下といったところです。 あのパチンコ玉には4円の価値があるのでしょうか。 1円玉の原価は1円以上といいますが、あれは国なので、1円以上の原価の商品を1円で出荷できます。 民間企業の場合は、そうもいかないはずです。 もし、4円以下で作れるのなら、自分で作ってパチンコ屋に持っていけば儲かるのではないでしょうか? 実は、製造会社からパチンコ店に卸す価格は、高いものでも1個当たり3円20銭、安いものは2円台だといいます。 しかし、このあたりの値段は、実によく出来ています。 何かのコネで工場から直接卸値で買い取る事が出来たとしても、それをパチンコ店に持って行って景品と交換してもらっても、よくて3円程度にしかならないのですから、ほとんど利益は出ません。 手間暇を考えれば赤字となってしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.11.30 22:05:14
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