heavenly

愛用のi Macが故障した。でも不思議なことに、代替機を入手。しかも無償で。

元の所有者は、私の師匠。62歳で亡くなった女性社長。勤めた経験なし。

とてもパワフルな方。
服装はモード系の黒。赤のBMW。ネイルも赤。そう「赤」は彼女のイメージカラー。「情熱の赤」という表現がふさわしい。財布も彼女の干支にちなんで、ゴルチェの龍デザインものを愛用していた。

年下のご主人がまだ大学生の時に結婚。子育てしながら、音大ピアノ科に編入学、卒業。

美容室たちあげ、「なめられる」からと、ご自身も美容師免許取得、メイキャップスクールに通いながら。。

語学堪能、English、Spanish。ミックジャガーと一緒に撮った写真がご自慢。ご自身でもバンドでドラムをしていた。

ハワイは30回以上行っている！海外旅行好き。

本も出版、講演で全国各地を飛び回る日々。あるときは、社員旅行にハワイに行った帰りに、空港で着替え、北海道に講演。

経理は税理士なみ。

など伝説はつきない。
そんな彼女にどうしたことか、かわいがっていただいた。
経営のこと、実務のこと、プライベートなこと等惜しみなく教えていただいた。


Power Book G3の起動音、久しぶりで心地よくひびく。

亡くなられたままになっているので、彼女の痕跡がみてとれる。私のしたいこと、目指したいことがほとんど全て、それ以上のレベルで、おこなわれていた。スタイリッシュなまでに。

普段、私たちに発信していたことは、本物だった、
よそいき用にかっこつけてできもしないことを言ってたんじゃなかった。と腑におちた。

「熱意よ！熱意があればなんでもできるのよ！」
ほんとですね。そう思います。
彼女の死がなかったら、独立しようと思わなかった。

近々、彼女の墓前に所信表明に行く予定。
生きてたら「そう、じゃあ今の英語でいってみて？」
ってさらっといわれちゃいそう。