最近、気になるメールを受け取りました。
「日本の医療に対して不満でどうしたらよいかわからない」との内容でした。
そこで思いついたことを書いてみましたので、お知らせしようと思います。
「医学・医療は日々進歩しているはずなのに、効果的な治療がなされていない」という批判は日本でも一部の研究者の間で常識となっています。
世界各国で公表された研究や治療法は人類全体の「社会的資源」ですし、有効活用されればほとんどの病気に対して効果的だと思います。
ところが、医療に携わるみなさんは目の前の仕事に必死なのか、自分の狭い視点・視野が最高だと思っているのか世界トップレベルの優秀な研究に見向きもしないようです。
本当に残念に思います。
以下は現代医学へ寄せられる批判の言葉です。
・「待ち時間は3時間、診察3分」
・「ところてんの押し出し」
・「予約を埋めようとする公的ホテル」
・ 現代医学は「ぼったくりタクシー」と同じ
「間違いが多いほど、ヤブほどお金が儲かる」という現実があります。 治しても治さなくてもいただく料金は同じ。
(的確な治療をするとかえって収入が減るらしい)
・ 保険医療は「マクドナルド」や「金太郎アメ」と同じ
今の小・中学生はマクドナルドが好きですが、OLさんレベルになると「モスバーガーが好き。マクドナルドはちょっと・・」と言います。
理由を尋ねてみたら「モスバーガーはおいしい。レタスとか野菜の質がいいし、量も多い。契約農家が表示されてて作った人の名前や顔がわかる」とのこと。
あえていいませんが、マクドナルドは安いかわりに、評価は低いですよね。
安い・全国どこでも同じサービスが受けられる、というメリットの代償として大量生産・全国展開で味や技術のレベル・基準を高いレベルに合わせられない、という事情があります。
つまり、マニュアルを読めばアルバイトでも1週間で習得できるような○いレベルに基準を合わせがちです。
これを「経済効率優先」主義といいます。
ところが、医療において「おいしいのを食べられない。選択肢がない」というのは致命的な欠陥だと思います。
各個人にガイドラインを示すだけでもそれなりの勉強が必要ですが、 患者さん個人個人においていろいろ状況は違うものです。
・患者さんを励まし希望を与え
・苦痛を減らし
・患者さんの生活をトータルに検討して、原因を探り
・治療法、改善策を多くの方法から選び・優先順位の順に実行してくれる
という医療者は日本を探しても、そう多くないかもしれません。
結局、医療者のやる気の問題だと思うのですが・・
以上全てをやってくれる先生は本当に少ないですね。
日本の現状を見るにつけ、大いに憂慮すべきことだと思います。
※しかし探せば必ずいると思いますので探してみてほしいところです
(以上はある程度見識のある人なら言っていますが、
以下はどうやったら最大限の治療効果が期待できるかの話)
ただし、医療側だけの問題ではありません。
患者さんの側に「自分の体は自分で治そう」「できるだけ他人様に頼らない」という意識改革が必要です。
私の提案する重要なポイントはもう一歩進んで「小手先のテクニックばかりに頼らない」という姿勢です。
もちろんテクニックは必要ですし、私も多くの引き出しを用意していますが、それだけで劇的な改善は見込めない、ということも事実です。
インターネットは無料の世界です。 ただ同然に情報を集められます。
素晴らしいと思います。
しかし、インターネットの利点は安いものを買ったり、ちょっとしたことを調べたりに適しているのであって「病人は情報では治らない」のも事実です。
ここを勘違いしている人たちがとても多いことに驚かされます。
千個も1万個もある情報の中から、いくつかの素晴らしい情報を試してみた場合、効果がある方法もあるでしょうが・・。
私の専門に限ってお話すると、インターネットに載っている情報は(原則的に)コピーされたものか、教科書に載っている情報がほとんどです。
これはきっと「検索対策 SEO」なのでしょう。
「ずっと読んでいると気が滅入ります」といわれるガラクタのような悲観的情報か宣伝が多いようですね。 使えないものがほとんど。
私が、なぜ治療法の研究に年間、何百万もの資金を投入するのか、なぜ多くの患者さんを受け入れることができないか、という理由はそこにあります。
なぜその人が○○病になったのか、などその人個人の原因を探る必要があり、中途半端に返答・対応することができません。
(これは私のプライドの部分で、発言する以上いいかげんにしたくない、ということ)
厳しい言い方になるかもしれませんが、原因を改善せず小手先でごまかそうとしても結果がでないことは当然のことです。
したがって、治療効果を高めたい場合・・
きちんとした方針を持った先生にお願いし、オーダーメードであなた自身に合った方法を選んでもらってくださいね、ということになるでしょう。
そして、自分自身の基本的な生活を改善すること、これに尽きるような気がします。
※ 7/9(日曜日)の整体・カイロプラクティック公開セミナー 3はこんな感じでした。ご報告まで。
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