こんにちは。中村司です。
今日治療した患者さんの中に、関節リウマチの方、重症筋無力症の方がいました。
お二人への説明の中にとても貴重な考え方があったのでご紹介いたします。
「最も効果の高い治療法はどうすれば良いのですか?」
数年前、私の友人(治療家)が「名人」と言われる先生に、酒を注ぎながら質問をしました。 これは、治療家だけでなく、多くの患者さんもとても興味ある内容かと思います。
普段は教えてくれない名人も、酒の席でリラックスしていたのかポロッと教えてくれたそうです。
「患者の体に手をかざすと、その手にピリッと来る。そこに鍼などで刺激を加えるのだ」
みなさん、どうでしょうか。
東洋医学のツボの概念とちょっと違うので戸惑うかもしれませんが、これは、その先生の言う通りであり、手の感覚が鋭い先生ならよくわかる話だと思います。
私も昔からそのようにやっていますし、悪いところに勝手に(自動的に)手が行くものです。
というか ・・ 申し訳ないけど、当然です。
「いちいちその程度の公然の秘密、もったいぶるな!""」というくらいのレベルでしょうか、、 (すんません。。)
今日の関節リウマチ、重症筋無力症のお2人に共通していたこと。
病気になってから静電気が飛ばなくなった点。
「病気になる前は何を触っても、静電気バチバチ人間だったんですけどね」というのも共通。
どうしてか?
きっと静電気を放出しない体質に変わり、病気になったと考えられます。
今日は関節リウマチ、重症筋無力症という病名だけだけでなく肩の周辺にピリピリ感を感じました。
多くの症例で確認しているのですが、この「ピリッと来る」感覚は患者さんの体の悪い部分、滞っている患部に感じています。
過剰な電磁気エネルギーを解決する方法がいくつかあり、
携帯電話や電化製品から離れる、
鍼をうつ、
塩で払う方法、
新聞紙でバサバサする方法、
北向きで寝る、
土の上を歩く(裸足がベスト)、
公園の鉄棒を握ること などが良いでしょう。
私も去年知ったのですが、鍼をすると帯電していた静電気がよく抜けていきます。痛みに対して鍼が有効である大きな理由の一つともいえるでしょう。
「病気と関係ある静電気」について、「静電気」という表現に多少誤解があるかもしれないので補足しますと、「過剰な電磁気エネルギーが病気を生む」と言ったほうがわかりやすいかもしれません。
人間の生体活動は全て電気を媒体としていて、ひじをぶつけた時も「電気が走った」といいますよね。
有精卵の中にも脊髄にあたる部分が卵の先端からお尻までの中心部にあり、その中を0.026アンペアの電流が流れると報告されています。
痛みを感じる感覚神経、手足を動かす運動神経など生体活動は全て微弱な電流、電気信号によって行われているということがおわかりになるかと思います。
(もちろん無精卵では以上の生体活動は起きません)
ところで関節リウマチの患者さんは数回の治療で症状がかなり落ち着いているようです。
家族の方からは「関節リウマチでこんなに動けるようになったのは奇跡だ!」と言われているそうです。
ただ今日は、関節リウマチの膝の痛みがあったようなので、その痛みを瞬間的に減らして差し上げました。
悪名高い不治の病「関節リウマチの痛み」が全部なくなってしまっては、私も患者さんもつまらないものです。
少しあるくらいでちょうどいいのではないか、そんなのんきなことを考えていました。
これは中村理論で「痛みは感情を伴った記憶である」との見解があるのでその連鎖を断ち切ってあげただけのことです。
痛みは本来、神経(電線)を走る「単なる電気信号」であり、警報の音量・ボリュームは主に脳で調節されています。
「脳内解釈」を変えればかなり楽になることでしょう。
次に、関節悪化の原因について。
私は「関節リウマチを始め、全ての関節悪化の原因は胃腸の悪化にある」
「食べ物の劣化、胃腸の悪化、この2つを原因として全ての病気が起きる。」
と言っておりますが、先日良い症例を耳にしました。
私の説明 ・・・
「現代日本の食べ物はとても悪化しています。これを文明型の栄養不良と言います。
そこに夫婦ゲンカ、親族の死、周りのゴタゴタなどがあれば胃腸が止まります。
代表例は胃潰瘍、十二指腸潰瘍などです。
そのストレスの3~4ヶ月後に、関節リウマチ、変形性股関節症、変形性膝関節症など関節系の病気、あらゆる病気が起きやすくなります。
私の知人は夫婦ゲンカをして4ヶ月後、仲直りした後に関節リウマチが発症しました。
ところで、病気になる数ヶ月前に大きなストレスはありませんでしたか?」
と言っておくと、後からコッソリ教えてくださったりします。
「何の関係もないと思って忘れていたけど、思い当たることがあってビックリした。実は変形性股関節症になる少し前に主人が亡くなりました」
・・・ そうです。
別にあなただけじゃないのです。
私はずっと地道に聞き取りをしているので「食べ物と消化・吸収の悪化」が数ヶ月後に悲惨な結果をもたらすと気がついただけのことです。
大きなストレスは発症のキッカケとして十分な影響を発揮します。
そしてそれを治すポイントは「食べ物と消化・吸収の改善」だけでは時間がかかりぎるので、テコの食養、自律神経免疫療法、KIK療法などを組み合わせてスピードアップをさせているわけです。
また、「治るぞ!!」というモチベーションを高めるために、魔法のように瞬間的に痛みを消してみたり、歩けるようにしてみたり、といったことを見せているものです。
まあ、これはタネも仕掛けもあるマジック、手品の一つとでも考えていただければ、と思います。
なにしろ、岐阜市はMr.マリックさんの地元ですから。。
※痛みのメカニズムを徹底的に究明すれば理解できる内容です。
上記のような理由から、例えば関節リウマチなどの患者さんに「静電気は飛びますか?」とお尋ねします。
「静電気は飛びます」と言われると「良かったですね。十分に見込みがあります」と返答しますし、回復していく目安にもなり得る、そういったバロメータの1つとして利用することもできるでしょう。
今日は最高のお話ができたことをとても嬉しく思います。
それではー。
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