こきっつぁんの765EVENING

2007/12/28(金)00:41

こきっつぁんのミュージックブルペン 「勝手にプロ野球ベストナイン パリーグ編」

野球(97)

トミー・リー・ジョーンズのように、八代亜紀の良さが本当に分かってきた今日この頃、 みなさまいかがお過ごしでしょうか?  ♪ダンチョネ~ てか(笑) さ~て、あと4日寝ればお正月ということで、 「前田真宏のGETS!」のHPのBBS時代の「ミュージックブルペン」から続く、 年末恒例のこの企画です! 私が独断と偏見で選ぶ、勝手にプロ野球ベストナイン パリーグ編! ○投手(先発) 成瀬善久投手(千葉ロッテ) 【ダルビッシュも確かに凄かったけど、レギュラーシーズンは交流戦で1敗しただけで、  パリーグでは負けなしの16勝は見事! 打てそうで打てない不思議なピッチャーです】 ○投手(救援) 馬原孝浩投手(福岡ソフトバンク) 【今年の馬原は貫禄があった。かつての大魔神・佐々木を彷彿するような速球とフォークで、  打者をキリキリまいさせてたからね。奥さんが美人なのもうらやましい。】 ○捕手     細川亨捕手(西武) 【里崎も確かに凄かったけど、野田との正捕手争いに勝ち、松坂が抜けた穴をどうにか埋めようと、  若いピッチャーをどうにかリードした手腕と努力は買ってやらないとね。】 ○一塁手    山崎武司内野手(東北楽天) 【一塁は18試合しか守ってないけど、いいよね。  一度はオリックスをお払い箱になった39歳の男が、流れ流れた東北の地で復活し、  43本で本塁打王、108打点で打点王の二冠王獲得は見事のひとこと。  中日時代の本塁打王は松井秀喜との敬遠合戦の末だったから、今回は価値のあるタイトルです】 ○二塁手    田中賢介内野手(北海道日本ハム) 【打たせても良し、バントさせても良し、エンドランをかけても良し、守らせても良し、と、  リーグを代表するセカンドに成長してくれたのが、なんとも嬉しい】 ○三塁手    グレッグ・ラロッカ内野手(オリックス) 【低迷するオリックスの中でも、ラロッカの存在感は際立ってました。  守備も案外イケてるんですよ。広島もラロッカを手放さなければ…】 ○遊撃手    川崎宗則内野手(福岡ソフトバンク) 【ロッテ・西岡や日ハム・金子や西武・中島がいる中、やっぱり今年はムネリンでしょう。  ケガで出遅れたけど、イチローばりのバッティング技術は健在だったね。  それに、意識してるかどうか分からないけど、堅実さより、魅せる守備を心掛けている所も好き。  もう首位打者を獲ってもおかしくないでしょ。来年はさらに怖いバッターになりそう】 ○外野手その1 稲葉篤紀外野手(北海道日本ハム) 【法政大時代から、そのたぐいまれなバッティング技術は高く評価されてたんだけど、  その割りには数字に物足りなさが残っていたのに、やっと去年開眼して、  今年花開いたという感じですね。”稲葉ジャンプ”も札幌で定着しましたな(笑)。  小笠原が抜けて、4番のセギノールが不振の中での打率334での首位打者は見事!】 ○外野手その2 森本稀哲外野手(北海道日本ハム) 【やっぱりこの人でしょ。オールスターでの特殊メイクも、だんだん年季が入ってきたし(笑)。  日本シリーズでは前年までの弱点である、バッティングの粗さが顔を出てしまったけど、  レギュラーシーズンでは、球に食らいつく、しぶといバッティングが目についたね。  できればもっと、その明るいキャラクターをプレイに生かしてほしいけどね。  今も生かしてはいるけど、まだまだ】 ○外野手その3 GG佐藤外野手(西武) 【カブレラがいまいちだった西武打線の中、今年のGG佐藤の活躍には目を見張ったね。  いい所でガツンと打つんだ、これがまた。ちなみに、GGとは「じじい」から来てるとか。  プレイぶりも見ていて楽しいし、来年も活躍して、名実とも西武の顔になって欲しい選手です】 ○指名打者   タフィー・ローズ外野手(オリックス) 【1年間ブランクがあった選手がどこまでやれるのか? 日本球界をナメるのもいい加減にしろ!  という声が開幕前は多数だったのに、実力でそんな声は消し去りましたね。  私もダメだろうと思っていたクチなんですが、まさかここまでやるとはね。  やっぱり関西の水があっていたのかな。来年は清原とのアベックアーチを見たいものです】 ○新人王    田中将大投手(東北楽天) 【西武・岸も、ロッテ・荻野も頑張ったけど、やっぱり神の子マー君でしょう。  高卒ルーキーとは思えないふてぶてしさと、繊細な投球術は非凡なものがありました。  大投手になるのか、ただのローテーションピッチャーになるのかは、来年の活躍次第。  本人も自覚しているけど、もっとストレートを磨いてほしいな】 ○年間MVP  山崎武司内野手(東北楽天) 【これは文句なし! おじさんの希望の星! こういう復活劇が見たいんです。】 ○功労賞    田中幸雄内野手(北海道日本ハム) 【一番長くかかって2000本安打を打ったのも、田中らしいし、  2000本安打達成からチームを乗せたのも、キャプテンたる所以でした。  日本ハムが低迷している頃から、FA宣言もせず、主力としてチームを支え続けてくださって、  本当にありがとうございました。また、いつか指導者として戻ってくることを願ってます。】 最後に、MDP(まるで・ダメな・プレイヤー)を発表しましょう! 今年のパリーグのMDPは、東北楽天の岩隈投手です!! 緩慢プレーのフェルナンデスか、暴投ラッシュの新垣か迷ったけどね(笑) 確かに、肩の故障からの復活がうまくいかなくて苛立っているのは分かるけど、 無能のコーチになんか言われたとしても、ベンチの中で掴み合いのケンカはしちゃいかんよ。 やるんなら、せめてダッグアウトの奥でやらなきゃ。 ゴネてまで楽天に入団したのに、エースがそんなことでどうする! 来年は「エース復権」といこうじゃないの。頑張れ、岩隈! この前の五輪予選で先発し、星野監督に「日本球界を背負って立つ3人の投手」と言わしめた、 ダルビッシュ・涌井・成瀬は、いずれもパリーグの投手。 今年の大学&社会人ドラフトでビッグ3と言われた、大場・長谷部・加藤のうち、 大場はソフトバンク、長谷部は楽天と、2人はパリーグが指名。 高校生ドラフトでは、超目玉の中田翔を日本ハムが指名。 セリーグが”異常な”補強のおかげで、上位3チームと下位3チームとの戦力差が大きく、 開きつつある中、一方パリーグは、FAでの補強に頼らず、アマチュアからいい選手を入団させて、 若くて魅力的な選手を次から次へと世に生み出しています。 どちらのリーグが魅力あるかは、もう明白ですね。いつまでもセリーグ一辺倒じゃないよ。 もう時代は、間違いなくパリーグです! それでは曲です。子門正人で「僕らの憧れライオンズ」 どうぞ! 明日は大阪よみうりテレビ、じゃなくて、セリーグ編です。

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