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カテゴリ:野球
音楽でつづる日記、ミュージックダイアリー。
今日、10月16日の日記には、どんな曲がおさめられているんでしょうか? それでは、ページをめくってみましょう。 今から24年前の1985(昭和60)年の10月16日は、 神宮球場でヤクルトと延長10回を戦い、5-5で引き分けた、 阪神タイガースが21年ぶりにリーグ優勝を達成した日です! 阪神タイガース、優勝の瞬間 あの日、私はちょっと仕事が長引いてしまって、 午後7時頃、東京の高井戸の会社に戻ってきました。 伝票等の整理をした後、テレビがある2階のロッカー室へ行って、 残っていた何人かの同僚と、出前で取ったチャーハン食べながら、 テレビで優勝の瞬間を見てました。 「阪神でも優勝するんだ!」と驚きつつ(笑)。 その会社には、私より2つ上の、阪神ファンの先輩がいて、 この日の朝はみんなから、「今日は神宮に行かないの?」とか 「仕事なんかいいから神宮にいけよ」と、からかわれてましたね(笑)。 先輩が会社に帰ってきたのが午後6時頃で、 さすがに神宮には行けなかったようでしたが、 次の日、その先輩は目を真っ赤にして出社してきました。 「昨日は飲み過ぎた」と言いながら(笑)。 1985年の阪神打線って、私の理想の打線なんですよね。 ○1番 真 弓 (30本以上ホームランが打てて、しかも走れる1番バッター) ○2番 弘 田 (バントもエンドランもいける職人バッター) ○3番 バース (長打力がありすぎる左バッター) ○4番 掛 布 (チームの顔であり、カリスマ性がある長距離ヒッター) ○5番 岡 田 (3番4番が打てなくても、しっかり打てる地道な長距離ヒッター) ○6番 佐 野 (ここぞというチャンスに確実に打てるバッター) ○7番 平 田 (しつこくて、いやらしいバッター) ○8番 木 戸 (忘れた頃に大きいのを打つ、意外性のバッター) 強力なクリーンアップトリオや、チャンスに強い6番バッターを揃えた打線は、 今までもたくさんあるけど、ホームランの打てる1番バッターや、 いやらしい7番や長打のある8番まで揃えた打線はないですね。 近かったのは、 ビッグバン打線(田中幸雄が1番バッター)と言われた頃の日本ハムと、 野村・正田・前田・江藤・金本・ロペスがいた頃の広島ぐらいか。 だからこそ、1985年の阪神の優勝は、 のちの2003年や2005年の優勝より輝いて見えるんですよ。 先発投手陣がフラフラしていたのを圧倒的な打線の力でカバーして優勝したのは、 この年の阪神と2001年の近鉄ぐらいなものでしょう。 1番バッターに俊足と出塁率だけ求めて、 2番バッターにバントばかりやらせて、 クリーンアップトリオにチームバッティングをやらせて、 キャッチャーに打力を求めない時代になりつつある、 スモールベースボール全盛の今の野球界では、 もうこんな打線にお目にかかれる日は来ないのかな? 1985年の阪神打線・・・ それは、甘い夜を過ごしたゆきずりの美女のようなもの。 ひと夜のことだから甘美であり、追い求めても二度と現れることはない…。 24年前の今日、とんでもない目に遭ったカーネルおじさんには、 今年の阪神タイガースはどう見えただろうか? お送りする曲は、もちろんこの曲。道上洋三の「六甲おろし」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.16 22:22:29
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