2010/03/03(水)19:31
こきっつぁんの閑話休題 「2月の終わりに」
今日のYBSテレビの「VENTスポ」を見て、
茉美ちゃん(石河茉美アナ)とハーフナー・マイク選手の身長差が、
あんなにあるんだとびっくりした今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
横ちん(横内洋樹アナ)と並んだ場合にどんな感じになるか、これも興味ありますな(笑)
さて、バレンタインがどうとか騒いでいるうちに、
もう今日で2月も終わりですよ。2010年も2ヶ月が去っていっちゃった…。
バンクーバー五輪も明日で終わり。
それにしても、スピードスケートの女子団体パシュートは惜しかったですね~。
てっきり、金メダル確定だと思っていたのに…。0.02秒差か…。
またもや僅差で負けるとは、これは小平選手はお祓いに行ったほうが良かったかも(笑)。
銀メダルを取ったんだから、一概に不運とも言えないんですが…。
みなさん、おつかれさま。次は美帆ちゃん、頑張れよ!
結局、バンクーバーでは、日本は金メダル無し。
まあ、そんなに期待してなかったから、こんなもんかと思いますけどね。
石原知事の言い分も分からないでもないけど、そんならお金を出せよ!ということですよね。
冬季五輪の選手はみんな苦労しているんだから。
お金も出さずに、4年に1回だけ注目して、
それでダメだったら文句つけるなんて、そこらの酔っ払いのオヤジと同じですよ。
しかも、実績を上げられなかったら、
事業仕分けで予算を削られる可能性もあるんだから、選手はやってられないね。
他国の選手と土俵が違うんだから、同じ土俵に立たせるように、
もっと政府はスポーツに金をかけるべきです。
早く「スポーツ大臣」のポストを作ってください、民主党さん。
実は、今日は不老園に梅見でも行こうかと思ったんですが、
なんか体調が悪かったので、
家でおとなしくテレビを見てました(ラジオも聞いてたよ・笑)。
時間が来たので、ラグビーの日本選手権の決勝戦を見ようと思って、
NHKにチャンネルを変えたら、津波情報一色で、
「これは試合を放送しないのか?」とビビりましたよ。
どうにか、数分遅れで教育テレビで放送してくれて、ホッとしましたけどね。
私の中ではラグビートップリーグは、地上波のテレビでなかなか放送してくれないから、
NHKで放送してくれる日本選手権の予選リーグの感覚ですよ。
実際、各マスコミの扱いもそんな感じだし。
前半終了時にトヨタが12-0でリードしたから、
試合の流れからも、これはさすがの三洋もダメかと思ったら、よく後半盛り返しましたね。
シンビンでトヨタの外国人選手が退場になったのが、勝負のアヤになったかな。
あれで流れが変わって、三洋が持ち前のFWの強さを発揮できた感じでしたね。
日本選手権の決勝戦にふさわしい名勝負でした。
まさしく「三洋時代」到来か。
ただ、神鋼の全盛期を知る者としては、
決勝戦が国立競技場ではなく秩父宮ラグビー場で、
しかも空席が目立つ環境は残念に思います。
今日の決勝戦のような試合を地道にやっていくしかないんだろうけど、
もう少し一般の人を引き付ける努力もしなきゃいけないね。
なにより一生懸命プレイしている選手が可哀想。
また「スクールウォーズ」みたいなラグビーのドラマを作りますか(笑)。
そうそう、実は昨日(27日土曜日)の午後から、
全日本トラック協会のイベントの一環として昭和町のアピオで、
スポーツライター&キャスターの青島健太さんの講演会があったんですよ。
もちろん、野球ファンである私は聴講してきました。
ちょうど前日に、フィギュア女子の闘いがあったので、
まずその話題から入って、
浅田真央ちゃんが銀メダルを取りながら涙を流している姿を見て、
凄く感心したと語ってましたね。
それだけギリギリの部分で競っていて、それだけ高い所に志を持っていることに。
あと、こちらの期待通り、野球についても語ってくれて、
青島さんの講演会向けのネタをばらす恐れがあるので、深くは触れませんが(笑)、
アメリカのベースボールと日本の野球の違いを、
物凄く分かり易く、物凄く的確に指摘してくれました。
(イチローがメジャーで262本のシーズンの安打記録を作った理由も)
さすがスポーツマンらしく、ハンドマイク片手に舞台の上で、
アクションを交えながら流暢にしゃべりまくってましたね。
用意された水をしきりにゴクゴク飲みながら、
「山梨の水はうまいね~」と誉め称えたり(笑)。
キャスターで活躍している姿を見ているから、弁は立つ人だと思ってましたが、
想像以上に弁が立つ人でしたよ(笑)。
青島さんは、まさしく「文武両道」を体現していると感心しましたね。
最後に、青島さんは短いプロ野球生活の晩年に、
合宿所のテレビでたまたま、NHKの「中国の革命の歴史」という番組を見て、
その中に「革命家の条件」という話が出てきて、凄く参考になったと言ってました。
革命家の条件は3つあって、
「若くて、貧乏で、無名」だそうです。
「若くて、貧乏で、無名」な人は、
決して「現状に満足していない」人であるので、
「今に見ていろ、このヤロー!」という想いが自分の原動力になって、
最終的に栄光を掴むんだそうです。
現状に満足していないから、浅田真央は銀メダルでも涙を流し、
松井秀喜はヤンキースからエンジェルズへ移籍し、田口や城島は日本に帰ってきた。
こういう人達は明日への勝者になる確率は高いし、いつまでも若々しくいられる。
青島さんは自分を引き合いに出して、
大学からノンプロを経て27歳でプロに入ったから若くなかったし、
ノンプロの東芝ではそこそこの給料を貰っていたし、
アマチュアでは全日本のメンバーだったから、そこそこ名前も売れてたし、
全くこの条件には当てはまらなかった、だからダメだったんだと自嘲してましたけど(笑)。
でも、今はスポーツキャスターのライバルがたくさんいるので、
「なにクソ!」と思って頑張る、と言ってましたね。
「現状に決して満足しないこと」が大事と、シメてくれました。
私も現状には全然満足していないので、この話は凄く参考になりましたね。
なんか、これから生きていく上での力になりました。
やっぱり、今より明日が良くなろうとする向上心ですよね。
一緒に来た友達は、正月の野村さんの講演会よりも、為になったと言ってましたよ(笑)。
冬が終わって、明日から春。
草木が芽吹く春。
なにかと動きたくなる季節になってきました。
それでは曲です。
2月つながりで、トミーフェブラリーの「EVERYDAY AT THE BUS STOP」 どうぞ!