こきっつぁんのミュージックブルペン 「日川、まさかの32年ぶりの春制覇!」
春季関東高校野球山梨県大会決勝戦は、0-5の序盤の劣勢を8回裏に引っくり返して、延長11回にサヨナラデッドボールで、東海大甲府に逆転勝ちした日川高校が32年ぶりの優勝!ノーシードで全くのノーマークの日川が、まさか春の山梨県大会を制するとは、さすがに思っていなかったね。32年ぶりの優勝ということは、あの石川賢投手(のちロッテ)がエースの時以来だったんだね。あの年は、夏も日川が優勝して、甲子園初出場を成し遂げたんだけど、果たして今年はどうなるかな?まあ、富士学苑、日本航空、山梨学院、東海大甲府と、「私学四強」と異名を取る強豪校を撃破しての優勝だから、これは胸を張っていいでしょ。この快進撃は、ちょっと夏にとっておきたかった気もするけど(笑)。でも、決勝戦を見てても、日川はいいチームだと随所に感じたよ。エースのサイドスローの古屋くんの頭脳的なピッチングに、バックの固い守り、粘っこくしつこいバッティングなど、ここ最近の上位チームに無かったものを備えているね。この優勝が慢心ではなく自信になったら、今年の夏の日川は非常に怖いよ。毎年、夏の日川は無類の強さを発揮するからね。東海はやっぱり投手陣にモロさを感じるね。準決勝の甲府商業戦ではエースの保坂くんが好投したけど、今日はちょっとね…。まず投手陣の整備が不可欠。守備も今まで堅守を誇っていたんだけど、今日はホコロビが出て、負けに直結しちゃったね。捕手の橋本くんを中心に、夏に向けて更に鍛え直す必要あり。春の大会を見た感じでは、本当に今年の夏はどこが優勝するか分からない。秋の覇者の富士学苑や、去年の夏のベスト4の身延がノーシードになるし、甲府工業と市川が組み合わせ抽選で、どのブロックに入ってくるかで、ひと波乱もふた波乱もあるね。今年の夏は、去年以上の戦国大会になりそう…。それにしても、表彰式終了後に球場の外に出たら、サクちゃん(桜井和明アナ)が難波くん(難波紀伝アナ)と一緒に、取材で東海の村中監督が出てくるのを待っていたのには、びっくり!てっきり、アキレス腱を切ってるサクちゃんは、このGW期間は自宅療養か、社内でデスクワークをしてるとばかり思っていたから。村中監督が外に出てくるまで、ちょこっと言葉を交わすことが出来たけど、痛々しさが残るギブスの脚とは裏腹に、口は元気そうで安心したね(笑)。「昨日のモーニングの中のヴァンフォーレの話は、的確で良かった」と難波くんに言葉をかけておけばよかったと、別れてから反省しちゃった(笑)。なにはともあれ、日川高校、優勝おめでとう!茨城開催の関東大会も頑張れよ!それでは曲です。アニメ「ドカベン」のエンディング曲、こおろぎ’73の「ああ青春よいつまでも」 どうぞ!