私が独断と偏見で選ぶ、勝手に卒業ソング BEST10 PART2
PART1からのつづきです。私が独断と偏見で選ぶ、勝手に卒業ソング BEST10! PART2○第6位 じゃあね (おニャン子クラブ)♪春はお別れの 季節です みんな旅立って ゆくんです 淡~いピンクの桜 花び~らも お祝いしてくれます♪じゃあね そっと手を振って じゃあね じゃあね だめよ泣~いたりしちゃ【ポニーテールが似合う、会員番号5番の中島美春が卒業する時に作られた曲。 おニャン子の曲の中では、「セーラー服を脱がさないで」に続いて、メジャーな曲。 この曲を聞くと、なんか泣けてくるのは私だけでしょうか? 秋元康さんの詞が良いんだよね~。恋愛ではなく、友情にスポットを当てた詞が。 だから、今でもこの時期になるとテレビやラジオから流れてくるんだろうね。】○同率5位 卒業写真 (松任谷由実)♪悲しいことがあると 開く皮の表紙 卒業写真のあの人は やさしい目をしてる♪人ごみ~に流されて~ 変わってゆく私を~ あなたは 時々 遠くで叱って【もう定番中の定番の”鉄板”卒業ソング。卒業の時期じゃなくても流れるからね。 まあ、卒業してから3,4年ぐらいなら、この歌詞にあるような気持ちも分かるけど、 10年以上経って、卒業写真を見て「私を叱って」なんて言ってちゃアカンね(笑) しかし、卒業写真(個人の写真)って、どうしてあんなにブサイクに写るんだろうか? 免許証の写真ほどではないにしても。男子も含めての話だよ。 卒業写真で可愛ければ(カッコ良ければ)、実際はもっと凄いと思っていいね。】○同率5位 最後の春休み (松任谷由実)♪春休みのロッカー室に 忘れ物を取りに行った ひっそりとした 長い廊下を 歩いていたら 泣きたくなった♪もしも できることなら この場所に同じ時間に ずっとずっと うずくまってい~たい【実は、ユーミンの卒業ソングとしては「卒業写真」より、この曲のほうが好きだったりして。 日本人には余韻を楽しむという文化があって、その余韻は大概切ないんだけど、 その切なさをクサくさせずに絶妙なタッチで表現した曲が、ユーミンのこの曲。 卒業って、卒業式より数日経った時のほうが、その淋しさを実感するんだよね。】○第4位 贈る言葉 (海援隊)♪暮れなずむ町の 光と影の中 去りゆくあなたへ 贈る言葉♪さよな~らだけでは 淋し~すぎるから 愛するあなたへ 贈る言葉【アラフォー世代にとっては、卒業ソングの代名詞的な曲。卒業を直接歌ってる訳ではないのに。 ちょうど、沖田浩之がいた第2シリーズの卒業と、私の中学卒業がカブっちゃったから、 当時、合唱で何回歌わされたか分からんね。つい、武田鉄矢のように頷いて歌ったりして(笑)】○第3位 春なのに (柏原芳恵)♪卒業だけが理由でしょうか 会えなくなるねと右手を出して♪春なのに お別れですか 春なのに 涙がこぼれます 春なのに 春なのに ため息またひとつ【「柏原よしえ」が「柏原芳恵」に改名して初めての曲。中島みゆき作詞作曲の曲。 発売当時は、まさかこの曲が、後世に卒業の代表曲として歌い継がれるとは思ってなかったね。 この曲と、♪紅茶のおいしい喫茶店~の「ハローグッバイ」が柏原芳恵の代表曲になるとも。 「春なのに」のイメージがあるから、なかなかスッパリと脱げないんだろうね(笑) でも、この曲で歌われている、華やかな春なのに別れなきゃならない理不尽さは、 凄く共感する。ホント、ため息ついちゃうね。中島みゆきはツボをついてくるわ。】○第2位 卒業 (斉藤由貴)♪制服の胸のボタンを 下級生たちにねだられ 頭かきながら逃げるのね ほんとは嬉しいくせして♪ああ 卒業式で~ 泣かないと 冷たい人と言われそう でももっと 哀しい瞬間に 涙はとっておきたいの【卒業と言ったら、純情な乙女の気持ちと卒業にまつわる情景が浮かぶこの曲ですよ。 今の熟女になった斉藤由貴もいいけど、やっぱりこの曲をセーラー服姿で歌っていた頃の、 斉藤由貴が一番いいね。まあ、スケバン刑事のイメージもあるんだろうけど。 ドライな風潮の今は卒業式で泣かない、冷たい人は増えている傾向にあるのかな?】○第1位 さくら (森山直太朗)♪僕らは きっと待ってる 君とまた会える日々を 桜並木の道の上で 手を振り叫ぶよ♪さくら さくら 今 咲き誇る 刹那に散りゆく さだめと知って【桜ソングでも1位だったけど、やっぱり卒業ソングでもこの曲が1位です。 卒業を念頭に、綿密に練って作られた曲だから、歌詞・メロディともに最高の卒業ソングだね。 最近の私は、もうイントロを聞いた瞬間に涙ぐんじゃうからね。 合唱曲としても歌いやすいし、この曲1曲で一生食っていけますな、直太朗くんは(笑) 考えてみれば、以前なら4月の入学の時期に咲いていた桜が、地球の温暖化傾向からか、 3月の卒業シーズンに咲くようになって生まれた曲と言ってもいいかもしれない。】卒業ソングを聴いてみて、大体が恋愛がらみというか、想いを寄せていたあの人と別れなきゃならない悲しみを歌っているんだけど、最近のは、友(仲間)との別れを前面に出す傾向に変わってきているね。どっちかというと、そっちのほうが泣けちゃうんだけど…。と卒業についていろいろ書きつつ、実は卒業なんて、子供のいない私にとっては、凄く縁遠い事柄なんだけどね(笑)卒業。それは…、偶然で集まった人間たちが、必然で別れていくこと。最後に、今年高校を卒業されたみなさん、ご卒業おめでとうございます!