カテゴリ:資産形成
📝【シーズン2 第5回】
「老後資金はいくら必要?今からできる準備と見える化のコツ」 はじめに:老後がちょっと不安…その理由は? 主婦の皆さん、テレビやネットで「老後2000万円問題」なんて言葉を目にしたことはありませんか? なんだか不安になるけど、「じゃあ、実際にいくら必要なの?」というのは意外とあいまいなままになっていませんか? 今回は、老後資金の必要額をシミュレーションしながら、今からできる準備方法を具体的に解説していきます。 キーワード:「老後資金 シミュレーション」「主婦 貯金の目標」「老後に必要な生活費」 1.まず知っておきたい「老後資金2000万円問題」の正体 2019年に金融庁が発表した報告書で話題になった「老後2000万円問題」。 これは、夫婦2人で年金だけでは毎月5万円程度の赤字になるとされ、その不足分を20~30年の老後生活で換算すると約2000万円の不足が発生する、という内容でした。 でも、これには注意点があります。 ✅ すべての人が2000万円必要なわけじゃない 住んでいる地域 持ち家か賃貸か 生活レベル 健康状態 こういった条件によって、必要な老後資金は人によって大きく違います。 2.わが家の「老後の生活費」、いくらかかる? 老後資金を考えるには、まず**「毎月の生活費」がどのくらいかかるかを把握することが第一歩**です。 ✔ 平均的な老後夫婦の生活費(月額) 総務省の家計調査によると、夫婦2人の生活費は約22万円〜25万円 ここから「年金収入」を差し引いて、不足分を算出します たとえば… 項目 金額(例) 毎月の生活費 25万円 年金収入(夫婦) 20万円 毎月の赤字 5万円 1年間の赤字 60万円 30年間の赤字合計 1800万円 これが「2000万円問題」の根拠です。 でも、これも生活スタイルによって減らせる部分も多いんです。 3.老後資金は「3つの柱」で考える! 老後資金を準備するには、次の3つの柱で構成するのが基本です。 📌 ① 公的年金 国民年金+厚生年金(夫婦2人分で月15~20万円が目安) 長生きするほど、安定した収入としてありがたい存在 📌 ② 自分で貯めるお金(貯金・資産運用) つみたてNISAやiDeCoで長期積立 生活費の赤字を補う「自分年金」として活用 📌 ③ 働けるうちは少しでも収入を パートや在宅ワークで月数万円の収入でも、安心感がアップ 「サイドFIRE」的な考え方も◎ 4.今からできる「老後資金の準備法」 ✅ ステップ1:家計簿で生活費を見える化 「自分が将来どのくらいで暮らしたいか」を数字で見ておくと、老後の資金目標が立てやすくなります。 ✅ ステップ2:老後までの期間を逆算 たとえば現在45歳で65歳からの生活を想定したら、あと20年あります。 月2万円ずつ積み立てて、年利3%で運用したとすると… ▶ 最終的に約660万円になります(複利の力、すごい!) ✅ ステップ3:つみたてNISAやiDeCoを活用 これらは税金の優遇がある制度で、老後資金づくりにぴったり。 「とりあえず貯金」より、効率的にお金を増やせます。 5.「理想の老後」をイメージしよう お金の話になると不安が先に立ちがちですが、目的を持つと変わります。 「趣味を楽しむ老後」 「孫にプレゼントができる余裕」 「旅行を楽しめる時間と資金」 このように、「どんな暮らしをしたいか」を考えることが、老後資金づくりのモチベーションになります。 まとめ:老後は“なんとなく不安”から“準備できる安心”へ 老後資金の準備は、決して特別なことじゃありません。 ちょっとずつ、今から始めれば十分間に合います。 ✔ 生活費と年金の差額を確認して、必要額をシミュレーション ✔ 長期積立+節税制度で、効率よく資金を作る ✔ 目標を「お金」ではなく「暮らしの理想」に置く 次回は、さらに一歩進んで、「相続や税金対策」について詳しく見ていきます! 「うちは関係ない」と思っている人こそ、必見です! 📌 キーワードの振り返り: 老後資金 シミュレーション/主婦 貯金の目標/老後に必要な生活費/老後2000万円問題/年金と貯金のバランス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.04.06 08:00:12
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