5月など無かった
目の前の状況を一つ一つ、失敗を繰り返しながら、叱責を繰り返し受けながらも、心を折らずに走り抜いた一ヶ月だった。 良く心が折れなかったと思う。 そして至った一つの境地。 それは、「何も感じない」こと。 プラス思考、ポジティブ思考的に言えば、「喜び」「楽しみ」だけは感じたいが、その他の大雑把に言えば「ストレス要素」については「何も感じない」。 これが肝要だと思い、最近心掛け始めている。 前向きにやるには、心の底から前向きさを出さないと行けないと思っていた。 其れが間違いだった。 不器用な僕が「前向き」を他者に対してアピールしようとすると「猪突猛進」になってしまう。これでは拙い。冷静さが保てない。 詰まり、前向きなのは、表の顔、仮面みたいなものだけで良くて、その明るい顔を演出しながら、しっかりと坐ったハラ(臍下丹田)の力を高間定期対。 そうやって、常に冷静に物事を判断できるようにしていきたい。 更に、情報を広い視野、高精度な聴覚野で受け取れるように、身体の柔軟性(単純なストレッチという意味ではなく)を高める努力を惜しまないようにしたい。 そうしていけば、高い視点で自分が支配すべき空間の物事を全て把握できるようになっていけると考える。 今の僕には無理な事だが、1年前の僕よりは幾分か改善されてきた。 現在、僕は狭い空間以外では全く駄目だけれど、少しずつ、僕が快適だと思える空間が拡張されていっていると信じてやっていきたい。 僕の場合、上達する時は一瞬なので、その「一瞬」が明日来るように願いながら、様々なメソッドをトライアルアンドエラーで試していきたいと思っている。