2006年とはなんだったのか。1
今年は私にとって、ターニングポイントになる年である事は間違いない。ここ数年、全く動かなかった私が形はどうあれ動いたのだから。 しかし、動いた事によって、状況が改善したかと問われれば、即党が出来ないという現状が悲しく感じられる。 何をしても上手くいかないのは、現実非現実如何なる時空に於いても同じことであるという事を再認識させられた。 非社会的な場面では上手く行かない事が実践で通用する訳がないのだが、場面が劇的に変わる事で結果も劇的に変わってくれるのではないかと多少楽観的に考えていたが、それは、甘い見通しだった。 現実との対峙で見えてきたものは、非現実にも現実にも夢や希望といったものは転がっていないという事。 仮に転がっていても、私のような人間には拾うのが不可能だという事も見えてきた。総ては私の中で創り上げるしかないという思いが日に日に強くなってきている。 今は漠然としたものであるが、私の中にあるものを形に出来れば。いつもこんな事を書いているような気がするが、今回は違う。これからは、時間が私を許してはくれないだろう。だから、動かなければならない。 だが、動けるのだろうか。また、動く事が良い結果を私に齎すのだろうか。 様々な不安が去来する。 そういう不安とも対峙していかなければ。 何しろ時間がない。 時間というより、猶予と言う方が適切か。