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カテゴリ:心に残る映画
「ハタリ!」 1961年・アメリカ・157分 (HATARI!) 監督・ハワード・ホークス 脚本・リー・ブラケット 音楽・ヘンリー・マンシーニ 出演・ジョン・ウェイン、 レッド・バトンズ、 エルザ・マルティネリ ハーディー・クリューガー アフリカの大草原、ジープが2台、目指すはでっかいクロサイ。 この迫力満点のオープニング・シーンが凄い。 世界中の動物園の依頼で、銃などを一切使わず、動物を傷つけることなく捕獲する。 それがこの物語の連中の職業。J・ウェインをリーダーに H・クリューガー、R・バトンズと個性豊かなメンバー。 E・マルティネリの登場も愉快で、トラなどの動物たちも面白い。 西部劇「リオ・ブラボー」のメンバーを、そのままアフリカの大地に 連れてきたような設定が面白い。ハワード・ホークスの絶妙の語り口、 ヘンリー・マンシーニの爽快な音楽と、映画の楽しさがぎっしり詰まっている。 後半、小象が現われてから、それが3頭に増えるシーンの楽しさは最高! H・マンシーニの「小象の行進」にのってのクライマックス・シーンは H・ホークス、J・ウェインという最高のコンビの真骨頂。 その面白さは映画ならではの楽しさに溢れている。 何度見ても、いつ見ても素晴らしい映画です。 157分があっという間に過ぎてしまいます。 私にとって最高の映画です。 初めて見たのが、神戸の新聞会館大劇場。 昼に入って、あまりの面白さにそのまま最終の上映まで見てしまった。 以後、機会があるごとに映画館で見て、今は、年に一度はDVDで見ている。 アフリカの大自然、そこに暮らすユーモラスな動物たち。 世俗の欲も垢も忘れて暮らす人間の大らかさ。 私たちが忘れてしまったものがこの映画には、確かにある。 出来るなら映画館のスクリーンで、もう一度見てみたい。 そう思いながら、見終わった後の至福の時を味わう為に DVDでもう一度見て見ます。 ***映画ブログに参加しています。*** ***良かったら1日1回押してやって下さい。*** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月23日 22時34分42秒
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