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カテゴリ:邦画
「さくら隊散る」 1988年 監督・新藤兼人
広島の原爆で命を落とした、移動演劇隊「さくら隊」の9人の劇団員。 その足跡を再現ドラマと、関係者の証言で描いたドキュメンタリー映画。 ドラマの部分はモノクロ、証言はカラーと分けられている。 9人の内、4人は即死ではなく現場からは脱出している。 この4人の死に至るまでのドラマが壮絶で、原爆の悲惨さが胸をうつ。 髪は抜け、皮膚はただれ、血を吐いて倒れていく姿を見たら 今、原爆は仕方なかった等と、一種の肯定論まである事が、信じられない思いがする。 如何なる理由があろうとも、核兵器に対しては絶対に「ノー」である。 証言のパートに出てくる関係者の多くの方が、亡くなられている。 映画製作から約20年、時間だけが過ぎている。 名作です。一人でも多くの人に見て欲しい映画です。 原爆投下の瞬間を映像に残しておきたいと 95歳の現在も映画製作に意欲を燃やす、新藤監督。凄い人です。 多治見は今日も日本一。40・8度。暑い、暑すぎます。 ***映画ブログに参加しています。*** ***良かったら1日1回押してやって下さい。*** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月18日 09時37分10秒
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